条件付き書式の適用と保存したダッシュボードビューへのアノテーションの追加
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 20:48 分から開始されます。)
はじめに
条件付き書式を使用すると、ルールを使用して、ダッシュボードのグラフウィジェット、テーブルウィジェット、数値ウィジェットを自動的に強調表示できます。このステップでは、条件付き書式を適用したダッシュボードのビューを保存します。次に、保存したビューにアノテーションを追加し、データに関するインサイトを組織内の他のユーザーと共有します。
色を使用して数値を強調表示する
指定した範囲と色に基づいて、高い値と低い値を強調表示します。テーブルウィジェットにルールを追加し、しきい値を上回る数値と下回る数値を見やすくします。
- [Opportunity Name (商談名)] テーブルウィジェットをクリックして選択します。
- 右側の [Properties (プロパティ)] パネルで [Column (列)] をクリックします。
メモ: [Column (列)] プロパティタブが表示されない場合は、他の場所をクリックしてから、もう一度テーブルをクリックします。
- [Conditional Formatting (条件付き書式)] をクリックします。
- [Add Rule (ルールを追加)] をクリックします。
-
<[Specify range (範囲を指定)] 項目に
5000000
と入力します。 - [Required (必須)] の下にある下向き矢印をクリックし、[Text Color (テキストの色)] の下にある下向き矢印をクリックしてから、赤枠を選択します (左の列、中央の行)。[Text Color (テキストの色)] の横にある矢印を再度クリックしてパレットを閉じます。
-
[≥] 項目に
5000000
が自動入力されたのを確認したら、[Text Color (テキストの色)] を開いて緑の枠を選択します (第 4 列、中央の行)。 - [Apply (適用)] をクリックします。
- ダッシュボードヘッダーコントロールの [Save (保存)] ボタンをクリックし、ダイアログの [Save (保存)] をクリックします。
ダッシュボードは次のようになります。ただし、ウィジェットのサイズと配置は選択したものになります。
ダッシュボードビューを保存する
次に、ダッシュボード検索条件を設定し、ダッシュボードのビューを保存します。独自のビューは自分のみに表示され、他のユーザーには元のダッシュボードが表示されます。複数のビューを作成し、ダッシュボードを開いたときに表示されるデフォルトとして 1 つのビューを選択できます。また、保存したビューへの URL を共有して、ユーザーがリンクを開いたときにそのダッシュボードビューが表示されるようにできます。
- [Preview (プレビュー)] ボタンをクリックしてダッシュボードプレビューモードに切り替えます。
- [Industry (業種)] リストウィジェットから、[Apparel (アパレル)]、[Biotechnology (バイオテクノロジー)]、[Education (教育)] を選択します。
- ダッシュボードの名前の近くにある [Modified (変更)] をクリックし、[Save View (ビューを保存)] を選択します。
-
[View Name (ビュー名)] に
My Amazing View
(私の素晴らしいビュー) と入力し、[Create (作成)] をクリックします。 - ダッシュボードヘッダーコントロールの [Save (保存)] ボタンをクリックし、ダイアログの [Save (保存)] をクリックします。
アプリケーションアクセス権をユーザーに付与する
CRM Analytics アセットは、ユーザー、グループ、ロール間で共有できます。他のユーザーがレンズ、ダッシュボード、データセットを参照できるようにするには、それが含まれているアプリケーションを共有します。自分が管理するアプリケーションへの閲覧者アクセス権、エディターアクセス権、マネージャーアクセス権を付与できます。組織のプロジェクトマネージャー (Laura Garza) にアクセス権を付与すると、共有したデータを Laura が参照できるようになります。
- [Analytics Studio] タブをクリックし、[Browse (参照)] をクリックします。
- [Apps (アプリケーション)] をクリックし、[My Amazing App (私の素晴らしいアプリケーション)] をクリックします。
- をクリックして、[Share (共有)] ダイアログを開きます。
- [Give Access (アクセス権の付与)] タブをクリックします。
-
[Invite others (他のユーザーを招待)] で、[User (ユーザー)] が選択されていることを確認し、
Laura Garza
と入力します。 - [Viewer (閲覧者)] をクリックし、[Editor (エディター)] を選択して [Add (追加)] をクリックします。
- [Save (保存)] をクリックします。
- [X] をクリックして、[Share (共有)] ダイアログを閉じます。
ダッシュボードにアノテーションを追加する
アノテーション機能を使用して、Chatter コメントをダッシュボード上で直接投稿します。アノテーションを使用すると、目の前のダッシュボードを参照しながら、データやその視覚化の方法について会話を進めることができます。
- [My Amazing Dashboard (私の素晴らしいダッシュボード)] をクリックします。
- 積み上げ横棒グラフの右上隅にマウスポインターを置き、ドロップダウンメニューをクリックして、[Annotate (アノテーションを追加)] を選択します。
-
[New Annotation (新規アノテーション)] パネルに
@Laura Garza
と入力し、Laura に向けたメモを追加します。 - [Attach current screenshot (現在のスクリーンショットを添付)] をクリックし、[Share (共有)] をクリックします。
お疲れさまでした。ここでは、実際にデータの視覚化を作成し、CRM Analytics のダッシュボードとアプリケーションを作成しました。あなたは順調に CRM Analytics エキスパートへの道を歩んでいます。