ログイン情報を作成する
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- 外部ソースのデータを要求するための設定を定義する。
- ユーザーが外部データを要求できるようにする権限セットを作成し、割り当てる。
- 外部ソースのデータを要求するフローを作成する。
Salesforce 組織内で別のソースのデータにアクセスしたいと思ったときのことを思い出してみてください。アプリケーションプログラマーインターフェース (API) の特定、ログインの設定、アクセストークンの取得、通信の設定などで多くの技術的側面に対処する必要があり、厄介な課題と思われたことがあったかもしれません。幸いなことに、Flow Builder にはシステム管理者が外部データを宣言的に要求できる機能が備わっています。
HTTP コールアウトアクション
HTTP コールアクションを使用すれば、詳細情報をいくつか入力するだけで、 組織に外部データが表示されます。その詳細情報が何かは データソースによって異なりますが、一般的には、外部データの場所 (URL) とその外部データへのアクセス権に関する情報が必要です (通常は何らかの認証が必要です)。
しくみ
以下に、フローと外部データがやり取りするしくみの概要を示します。
- フローによって、データの要求 (HTTP コールアウト) が外部データソースに送信されます。要求には指定ログイン情報が含まれます。
- 要求内のログイン情報が外部データソースによって認証されます。
- 外部データソースから、データを要求したフローにデータが (応答で) 返されます。

設定方法
このプロセスを可能にするには、外部データソースで必要とされる情報を定義します。その後、フローを使用して、その情報を HTTP コールアウトで送信します。
組織で、次の設定を定義します。
-
指定ログイン情報: 外部データソースの URL を含み、外部ログイン情報にリンクされます。
-
外部ログイン情報: データへのアクセス権を付与するために外部データソースで使用される認証プロトコルが保存されます。
-
プリンシパル: ユーザーに外部データへのアクセス権を付与する権限セットを作成するときに使用する名前を確立します。(データへのアクセス権を付与するために外部データソースで要求される認証パラメーターも保存されますが、このプロジェクトではパラメーターの送信は行いません。)
新しい Trailhead Playground を作成する
このプロジェクト用に、新しい Trailhead Playground を作成する必要があります。このページの一番下までスクロールして Playground 名をクリックし、[Create Playground (Playground を作成)] をクリックします。新しい Trailhead Playground を作成するには、通常 2、3 分かかります。
プロセスの概要
この単元では、ログイン情報と権限セットを作成します。次の単元で、フローを作成して HTTP コールアウトアクションを追加します。
- 外部ログイン情報とそのプリンシパルを作成します。
- 指定ログイン情報を作成して外部ログイン情報をリンクします。
- 外部ログイン情報のプリンシパルへのアクセス権をユーザーに付与する権限セットを作成します。

では、動物リストへのアクセスに必要な情報を保持する指定ログイン情報を設定しましょう。
外部ログイン情報を作成する
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Named(指定) と入力し、[Named Credentials (指定ログイン情報)] を選択します。
-
[External Credentials (外部ログイン情報)] を選択します。
-
[New (新規)] をクリックします。
- [Label (表示ラベル)] に
Animals API External(動物 API 外部) と入力します。
- [Name (名前)] に
Animals_API_Externalと入力します。
- [Authentication Protocol (認証プロトコル)] を [Custom (カスタム)] に設定します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
- [Principals (プリンシパル)] で、[New (新規)] をクリックします。
- [Parameter Name (パラメーター名)] に、
Animals API External(動物 API 外部) と入力します。![[Parameter Name (パラメーター名)] が「Animals API External (動物 API 外部)」、[Sequence Number (連番)] が「1」、[Identity Type (ID 種別)] が [Named Principal (指定ユーザー)] に設定されている [Create Principal (プリンシパルを作成)] ウィンドウ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-http-callouts-with-flow-builder/create-the-credentials/images/ja-JP/44b9a118eaec48b641cb1a60f5bd182f_i.2.jpg)
-
[Save (保存)] をクリックします。
指定ログイン情報を作成する
-
[指定ログイン情報] を選択します。
-
[New (新規)] をクリックします。
- [Label (表示ラベル)] に、
Animals API Named(動物 API 指定) と入力します。
- [Name (名前)] に
Animals_API_Namedと入力します。
- [URL] に、
https://th-apex-http-callout.herokuapp.comと入力します。
- [External Credential (外部ログイン情報)] で、[Animals API External (動物 API 外部)] を選択します。
![[Label (表示ラベル)]、[Name (名前)]、[URL]、[External Credential (外部ログイン情報)] 項目が前述の手順 3 ~ 6 のとおりに設定されている [New Named Credential (新規指定ログイン情報)] ウィンドウ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-http-callouts-with-flow-builder/create-the-credentials/images/ja-JP/637e9479391d19b61107f2bebe711fa4_i.3.jpg)
-
[Save (保存)] をクリックします。
これでフローが外部データソースに接続できるようになりましたが、動物データへの要求を送信する権限をユーザーに付与する必要があります。
権限セットを作成する
ユーザーには指定ログイン情報を使用する権限が必要であるため、権限セットを作成します。
- [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Permission(権限) と入力し、[Permission Sets (権限セット)] を選択します。
-
[New (新規)] をクリックします。
- [Label (表示ラベル)] に、
Animals API(動物 API) と入力します。
[API Name (API 参照名)] に「Animals_API」と自動入力されます。
- [Description (説明)] に、
Animals API callout permissions(動物 API コールアウト権限) と入力します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
- [Apps (アプリケーション)] セクションで、[External Credential Principal Access (外部ログイン情報プリンシパルアクセス)] を選択します。
-
[Edit (編集)] をクリックします。
![[External Credential Principal Access (外部ログイン情報プリンシパルアクセス)] 設定の [Enabled External Credential Principals (有効な外部ログイン情報プリンシパル)] ボックスに [Animals_API_External - Animals API External (Animals_API_External - 動物 API 外部)] と表示されている [Animal API (動物 API)] 権限セット。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-http-callouts-with-flow-builder/create-the-credentials/images/ja-JP/5bfbc59a5418ba12fc1fda2ba66d9bb8_i.4.jpg)
- [Animals API External (動物 API 外部)] オプションを [Available External Credential Principals (利用可外部ログイン情報プリンシパル)] から [Enabled External Credential Principals (有効な外部ログイン情報プリンシパル)] に移動します。
-
[Save (保存)] をクリックします。
権限セットを割り当てる
次に、新しい権限セットをユーザーに割り当てます。
-
[Manage Assignments (割り当ての管理)] をクリックします。
-
[Add Assignment (割り当てを追加)] をクリックします。
- ユーザーを選択します。
-
[Next (次へ)] をクリックします。
-
[Assign (割り当て)] をクリックします。
これで完了です。ログイン情報と権限がすべて設定され、フローを作成する準備が整いました。次はその作業を行いましょう。
リソース
- Salesforce ヘルプ: HTTP Callout (HTTP コールアウト)
- Salesforce ヘルプ: Create Named Credentials and External Credentials (指定ログイン情報と外部ログイン情報の作成)
- Salesforce ヘルプ: Configure an HTTP Callout Action (HTTP コールアウトアクションの設定)
