2 つの従業員エージェントを作成する
次は、エージェントを作成して、アプリケーションでどのように表示され、機能するかを見てみましょう。各自の環境でエージェントを設定する場合、1 つのエージェントのみで開始するか、必要な数のエージェントを作成することができます。
一般エージェントを作成する
会社から作成を依頼された最初のエージェントは、CRM データに関連する要求に応じて従業員とやり取りするエージェントです。レコードの照会、メールのドラフト作成、レコードの集計と更新などが含まれます。この課題を解決するために、一般エージェントというエージェントを作成することにしました。
使用可能なトピックとそれぞれに関連付けられたアクションを調べた結果、次のトピックが見つかりました。
- MigrationDefaultTopic — ただし、デフォルトアクションの 1 つが削除されるようにカスタマイズする必要があります
- Single Record Summary (単一レコードの概要)
最初のエージェント設定
- [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
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[+ New Agent (+ 新しいエージェント)] をクリックします。メモ: [New Agent (新しいエージェント)] ボタンが表示されない場合は、ページを更新します。
- 種別として [Agentforce Employee Agent (Agentforce 従業員エージェント)] を選択します。
![[Agentforce Employee Agent (Agentforce 従業員エージェント)] が選択された Agent Creator 画面。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-employee-agents-in-agentforce/create-two-employee-agents/images/ja-JP/076570019ef4d0d8b9605d4a8f3123f2_kix.495agnaucp0a.png)
-
[Next (次へ)] をクリックします。
- [General FAQ (一般的な FAQ)] がデフォルトで選択されています。[See Included Actions (含まれているアクションを表示)] をクリックして、含まれているアクションを表示します。[General FAQ (一般的な FAQ)] では、[Answer Questions with Knowledge (ナレッジを使用して質問に回答)] アクションが関連付けられています。これはエージェントが使用しないアクションであるため、このトピックは必要ありません。
- エージェントを作成した後にほかのトピックをいくつか関連付けるため、[Added (追加済み)] をクリックして [General FAQ (一般的な FAQ)] を選択解除します。
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[Next (次へ)] をクリックします。
- エージェントに次の設定を使用します。
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Field (項目)
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Value (値)
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|---|---|
Name (名前) |
General Agent (一般エージェント) |
API Name (API 参照名) |
General_Agent |
Description (説明) |
Automate common business tasks and assist users in their flow of work. General Agent engages and interacts with the user about any request that could be CRM data related. This could include tasks such as identifying and summarizing records, answering queries, aggregating data, finding and querying objects, updating records, or drafting and refining emails. Customize it further to meet your employees’ business needs. (一般的なビジネスタスクを自動化し、ユーザーの作業フローをサポートします。一般エージェントは、CRM データに関連する可能性がある要求についてユーザーとやり取りします。このやり取りには、レコードの特定と集計、クエリへの回答、データの集計、オブジェクトの検索と照会、レコードの更新、メールのドラフト作成と修正などのタスクが含まれます。従業員のビジネスニーズに合わせて、さらにカスタマイズします。) |
Role (ロール) |
デフォルトのロールのままにします。 |
Company (会社名) |
Coral Cloud Resorts provides customers with exceptional destination activities, unforgettable experiences, and reservation services, all backed by a commitment to top-notch customer service. (Corall Cloud Resorts は、現地ならではの最高のアクティビティ、忘れられない楽しい体験、確実な予約サービスを提供し、一流のカスタマーサービスを徹底しています。) |
Keep a record of conversations with Enhanced Event Logs to review agent behavior (エージェント動作をレビューするために拡張イベントログを使用して会話の記録を保持する) |
オン |
- ほかの設定はそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
- まだ Data Cloud とデータライブラリは使用しません。[Create (作成)] をクリックします。
- ポップアップ画面が表示されたら、[Let’s Go (始めましょう)] をクリックします。
特定のトピックとアクションを追加し、簡易テストを実行して有効化する
- [Topics (トピック)] で、[New (新規)] をクリックして、[Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] を選択します。
![トピックを関連付けるための [Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] が選択されている。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-employee-agents-in-agentforce/create-two-employee-agents/images/ja-JP/cc36cb3c3327297b6711b64b3604e115_kix.jfpvgyvi2ysh.png)
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[MigrationDefaultTopic] と [Single Record Summary (単一レコードの概要)] の横にあるチェックボックスをオンにして、[Finish (完了)] をクリックします。これで両方のトピックがエージェントに関連付けられました。
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[MigrationDefaultTopic] をクリックすると、[Topic Details (トピックの詳細)] が開き、[Topic Configuration (トピック設定)] が表示されます。
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[This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] をクリックし、[MigrationDefaultTopic] に関連付けられているすべてのアクションを表示します。一番下に [Answer Questions with Knowledge (ナレッジを使用して質問に回答)] が表示されていますが、このアクションでは Data Cloud が使用されます。Data Cloud は有効になっていないため、このアクションは削除する必要があります。そのためには、トピックの新しいバージョンを作成する必要があります。
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[Topic Configuration (トピック設定)] をクリックします。
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[MigrationDefaultTopic] をクリックしてから、[This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] をクリックします。
- [Answer Questions with Knowledge (ナレッジを使用して質問に回答)] の横にある下矢印をクリックし、[Remove From Topic (トピックから削除)] をクリックします。この変更は自動的に保存されます。
- [Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウに「You’re about to use Agentforce (Agentforce を使用しようとしています)」というメッセージが表示されたら、[Got It (了解)] をクリックします。
- [Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウで、[Refresh (更新)] をクリックします。
![[Refresh (更新)] ボタンが強調表示されている [Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-employee-agents-in-agentforce/create-two-employee-agents/images/ja-JP/562ce2a698f007b0e84692dd10012ae3_kix.kv59a3yobtmo.png)
- [Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウに、
Tell me about Edge Communications(Edge Communications について教えてください) と入力します。メモ: 通常、有効化の前にはもっと多くのテストを実行します。[Batch Test (一括テスト)] ボタンをクリックすると、このエージェントの大規模なテストを実行できるテストセンターにリダイレクトされます。このプロジェクトでは、実行する必要はありません。
- Edge Communications について提供された情報を読み、
- 右上の [Activate (有効化)] をクリックします。メモ: [Configuration Issues Detected (設定の問題が検出されました)] というポップアップが表示された場合は、[Ignore & Activate (無視 & 有効化)] をクリックします。
![[Activate (有効化)] ボタンが強調表示されています。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/quick-start-create-employee-agents-in-agentforce/create-two-employee-agents/images/ja-JP/3d7dfd2b4300c6957631fb48c3e8b882_kix.u01cu3c5zli8.png)
- 有効化されたら、戻るボタンをクリックします。メモ: 移動するかを確認するポップアップが表示されたら、[Leave (移動する)] をクリックします。ご安心ください。作業内容は保存されています。

お疲れさまでした。これで機能する従業員エージェントが作成できました。次に、権限セットを作成して新しいエージェントを試してみましょう。
