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2026 Agentblazer ステータスがまもなくスタートします。現在のトレイルを完了して一歩先に進みましょう。次を見る

最初の Agentforce 見積エージェントを構築する

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

  • 見積管理トピックと見積 AI 機能を設定する。
  • 見積エージェントを有効にする。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Note

新しいエージェント構築環境がまもなくリリース!

Agentforce がアップデートされます! Dreamforce 2025 において、このバッジで学習するプロセスや機能とは異なる新しいエージェント構築環境が発表されました。新しい環境は、Dreamforce の終了から数週間後にオープンベータとして提供され、 その後まもなく正式にリリースされる予定です。これまでに構築したエージェントをサポートするために、現在のビルダー環境も引き続きご利用いただけます。続報をお待ちください。

セールス向け Agentforce で迅速な見積処理を可能にする

Salesforce の信頼できる AI プラットフォームを基盤に構築されたセールス向け Agentforce があれば、正確な商品と価格設定に基づいて見積を迅速に生成できます。一元的な取引データと CRM を活用して、お客様ごとにパーソナライズされた見積を瞬時に作成するため、商談成立の迅速化が可能になります。Agentforce はロールベースのアクセス権限を維持したうえで、見積を作成や変更してサマリーを表示し、チーム間のシームレスで安全なコラボレーションを実現します。また、商品カタログと履行ルールに従って有効な商品の見積を作成し、システムのガードレール内で価格設定や割引を行います。このため、担当者の余分な作業が省かれ、空いた時間を最終見積の確認やお客様への送付に充てることができます。

見積エージェント用の Developer Edition 組織にサインアップする

このプロジェクトを完了するには、Agentforce が有効化された特別な Developer Edition 組織が必要です。無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続し、このバッジの Challenge を実行できるようにします。この Developer Edition は、このバッジの Challenge 用に設計されているため、ほかのバッジでは機能しないことがあります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。

  • 見積エージェント用 Developer Edition 組織 (無料) にサインアップします。
  • フォームに入力します。
    • [Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。
    • [Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@agentquoting.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
  • フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
  • アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
  • アカウントを確認し、パスワードと確認用の質問を設定して登録を完了します。
  • Developer Edition にログインした状態になります。

新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。

  • Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
  • このページの最下部にある「Verify Step (ステップを確認)」セクションで Playground 名をクリックし、[Connect Org (組織を接続)] をクリックします。
  • ログイン画面で、先ほど受け取ったメールに記載されているユーザー名と、設定した Developer Edition のパスワードを入力します。
  • [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
  • [この組織をハンズオン Challenge 用に接続しますか?] 画面で [はい! 保存します。] をクリックします。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。

見積エージェントのサポート機能を有効にする

見積を生成するためには、まず見積エージェントを設定する必要があります。最初に、Salesforce Revenue Cloud で価格データを同期し、すべてのユーザーがすべての決定表で最新の価格情報を確認できるようにします。

  1. ホームページで 設定 をクリックして、[Setup (設定)] をクリックします。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Salesforce Pricing Setup (Salesforce 価格設定)] を検索して選択します。
  3. [Sync Pricing Data (価格設定データを同期)] セクションで、[Sync (同期)] をクリックします。

[Sync Pricing Data (価格設定データを同期)] の横にある [Sync (同期)] ボタンが強調表示されている [Salesforce Pricing Setup (Salesforce 価格設定)] ページ

  1. [Confirm (確認)] をクリックします。

次に、[Setup (設定)] で Einstein を有効にします。

  1. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Einstein Setup (Einstein 設定)] を検索して選択します。
  2. [Turn on Einstein (Einstein を有効化)] 切り替えをクリックして [On (オン)] にします。

[Turn on Einstein (Einstein を有効化)] 切り替えがオンに設定されている [Einstein Setup (Einstein 設定)] メニュー

  1. ブラウザーウィンドウを更新します。

[Sales Emails (セールスメール)] を有効にします。

  1. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Einstein for Sales] を検索して選択します。
  2. [Turn on Sales Emails (セールスメールを有効化)] 切り替えをクリックして、[Enabled (有効)] の位置にスライドさせます。データの読み込みを待っている間に、次のステップに進むことができます。

[Turn on Sales Emails (セールスメールを有効化)] 切り替えが強調表示されている [Set Up Sales Emails (セールスメールを設定)] メニュー

  1. ブラウザーウィンドウを更新します。

Agentforce を有効にする

  1. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
  2. [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 切り替えをクリックして、オンの位置にスライドさせます。

[Agentforce] 切り替えがオンに設定されて強調表示されている [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 設定画面

  1. ブラウザーウィンドウを更新します。

見積エージェントを作成する

  1. [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] 画面で、[+New Agent (+新しいエージェント)] をクリックします。

[+New Agent (+新しいエージェント)] ボタンが強調表示されている [Agentforce Studio (Agentforce スタジオ)]

  1. 種別として [Agentforce Employee Agent (Agentforce 従業員エージェント)] を選択します。

Agentforce Builder でエージェント画面を選択します。[Agentforce Employee Agent (Agentforce 従業員エージェント)] が強調表示されています。

  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Select your agent’s topics (エージェントのトピックを選択)] ステップで、[General FAQ (一般的な FAQ)] チェックボックスをオフにして、エージェントから削除します。
  3. [Next (次へ)] をクリックします。
  4. [Customize your agent (エージェントをカスタマイズ)] 画面で、次の詳細を入力します。
    • Name (名前): Quoting Agent (見積エージェント)
    • API Name (API 参照名): Quoting_Agent。[API Name (API 参照名)] 項目に自動入力するには、この項目に事前入力されている値を削除する必要があります。
    • Description (説明): そのままにします。
    • Role (ロール): そのままにします。
    • Company (会社): Quantum Bit provides integration software for connecting applications, data and devices. They produce specialized hardware and direct-to-consumer services but primarily work with medium and large businesses to modernize their integration infrastructure. (Quantum Bit は、アプリケーション、データ、デバイスを接続する統合ソフトウェアを提供する企業です。専用のハードウェアを製造し、消費者への直接販売サービスも実施していますが、主として中~大規模の企業を対象に統合インフラストラクチャの刷新を手がけています。)
    • [Keep a record of conversations with enhanced event logs to review agent behavior (拡張イベントログを使用して会話の記録を保持し、エージェントの動作を確認してください)] の横にあるチェックボックスをオンにします。

一致するデータを入力してエージェントメニューをカスタマイズします。

  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Select data sources (データソースを選択)] オプションはそのままにします。
  3. [Create (作成)] をクリックします。

見積管理トピックを追加する

続いて、エージェントに Agentforce 見積管理トピックを追加する必要があります。Agentforce 見積は、見積管理トピックの指示と Salesforce フローに基づくアクションを使用して、見積を生成して管理します。

  1. [New (新規)] をクリックして、新しいエージェントにトピックを追加します。エージェントを有効にすると、このボタンを使用できなくなります。変更を行う場合は、まずエージェントを無効にする必要があります。
  2. [Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] を選択します。

[New (新規)] ボタンが強調表示されている見積エージェントの [Topics (トピック)] メニュー

  1. [Topic Label (トピックの表示ラベル)] リストから [Quote Management (見積管理)] を選択します。
  2. [Finish (完了)] をクリックします。
  3. 右上にある [Activate (有効化)] をクリックして、エージェントを有効にします。ポップアップメッセージが表示されたら、[Ignore & Activate (無視 & 有効化)] をクリックします。この特定のアクティビティに Data Cloud は必要ありません。また、システム管理者プロファイルを使用してテストしているため、割り当てられたユーザーはいません。

これでエージェントが有効になりました。エージェントを使い始める前に、次のステップでテストしましょう。

エージェントをテストする

  1. [Conversation Preview (会話プレビュー)] ウィンドウに次のテキストを入力します。Please create a quote for the EdgeMX account for Laptop Basic Bundle for 2 units for the Office Upgrade opportunity. (EdgeMX 取引先のオフィスアップグレード商談に Laptop Basic Bundle 2 個分の見積を作成してください。) プロンプトが表示されたら、[Laptop Basic Bundle Product2] を選択して、[Submit (送信)] をクリックします。新しい見積が作成され、見積品目に「Laptop Basic Bundle」商品が表示されているはずです。メモ: 見積が表示されない場合は、Please show me the quote. (見積を表示してください。) を試してみてください。
  2. 次のプロンプトをコピーして、会話ウィンドウに貼り付けます。Great, can you please add 5 units of Headset to this change quote too? (確認しました。この変更見積にヘッドセットを 5 つ追加してもらえますか?) 要望どおり、ヘッドセットを 5 つ追加して調整した見積が表示されます。
  3. 必要な調整をし終えたら、戻る矢印をクリックして Agentforce Builder を終了します。

お疲れさまでした。これでエージェントを使用できます。最後のステップは、営業担当にエージェントへのアクセス権を付与することです。

営業担当にエージェントへのアクセス権を付与する

エージェントの準備ができたら、営業担当にエージェントを使用するアクセス権があることを確認します。対象のユーザーに割り当てられている既存のカスタム権限セット内の権限を更新することができます。ただし、この演習では、新しいカスタム権限セットを作成して自分自身に割り当てます。

  1. 依然として Agentforce Builder 画面が表示されている場合は、戻る矢印をクリックしてホームページに戻ります。
  2. ホームページで “設定” をクリックして、[Setup (設定)] をクリックします。
  3. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで[Permission Set (権限セット)] を検索して選択します。
  4. [New (新規)] をクリックします。

[New (新規)] ボタンが強調表示されている [Permission Set (権限セット)] 設定ページ

  1. [Label (表示ラベル)] に Agentforce User (Agentforce ユーザー) と入力します。[API Name (API 参照名)] には Agentforce_User が自動入力されるはずです。
  2. 説明は空白のままにします。
  3. [License (ライセンス)] は [None (なし)] のままにします。

[Label (表示ラベル)] に [Agentforce user (Agentforce ユーザー)]、[License (ライセンス)] に [Salesforce Platform] を指定して、新しい権限セットページを作成します。

  1. [Save (保存)] をクリックします。
  2. ユーザーに割り当てるには、ページの一番下までスクロールして、[Agent Access (エージェントアクセス)] をクリックします。

[Agent Access (エージェントアクセス)] が強調表示されている [Permission Sets (権限セット)] 設定画面

  1. [Edit (編集)] をクリックします。

[Agent Access (エージェントアクセス)] の横にある [Edit (編集)] が強調表示されている [Agentforce User (Agentforce ユーザー)] 権限セット

  1. [Quoting Agent (見積エージェント)] を選択して、[Add (追加)] をクリックします。

[Quoting Agent (見積エージェント)] が [Enabled Agents (有効なエージェント)] に追加されている [Agentforce User (Agentforce ユーザー)] 権限セット設定

  1. [Save (保存)] をクリックします。
  2. [Manage Assignments (割り当ての管理)] をクリックして、[Add Assignment (割り当てを追加)] をクリックします。
  3. ログインしているシステム管理者を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  4. [Assign (割り当て)] をクリックします。
  5. [Done (完了)] をクリックします。
  6. このタブを閉じます。

お疲れさまでした。見積エージェントを設定して有効にしました。

見積を生成する

Agentforce 見積は、ユーザーの応答に従って、新規ビジネスの見積や納入商品の修正見積を作成します。また、見積管理トピックのアクションを使用して、見積を更新することもできます。ここで実際にエージェントを使ってみましょう。

このアクティビティでは、Agentforce 見積を使用して、1 つの商品に対して割引額が異なる 2 通りの見積を作成します。

  1. アプリケーションランチャーアイコンをクリックします。メニューで [Revenue Cloud] を検索して選択します。
  2. Revenue Cloud のホームページで、[Accounts (取引先)] タブをクリックします。ビューを [All Accounts (すべての取引先)] に変更します。
  3. 取引先のリストから [EdgeMX] を選択します。
  4. 画面の右上にある Agentforce アイコン Agentforce アイコン をクリックします。Agentforce 会話パネルが開きます。
  5. 次のテキストをコピーして会話パネルに貼り付けます。
    • Hi! Can you please create a quote for this account with 15 units of the Headset product. Please apply a 15% discount. (こんにちは! この取引先にヘッドセット商品 15 個分の見積を作成してもらえますか? 15% の割引を適用してください。)
    • プロンプトが表示されたら、エージェントの商談に [Office Upgrade (オフィスのアップグレード)] を選択します。
    • Please show me the quote (見積を表示してください。) と入力します。見積を確認する場合は、[Quote Name (見積名)] をクリックします。
  6. 割引を更新するために、次のテキストをコピーして会話パネルに貼り付けます。
    • Please change the discount to 10% for the first product. (最初の商品の割引を 10% に変更してください。)
  7. Agentforce 会話パネル内の [Opportunity (商談)] をクリックします。何らかの理由で表示されない場合は、[Opportunity (商談)] タブをクリックして、オフィスのアップグレード商談を見つけます。そこから、次の手順を実行します。
  8. [Related (関連)] タブをクリックして、見積を確認します。
  1. スクロールダウンして、リストから新しい見積を選択します。

見積リストが強調表示されている [Office Upgrade (オフィスのアップグレード)] 商談レコード

  1. 右上にあるメニュードロップダウン矢印をクリックして、[Email Quote (見積のメール送信)] をクリックします。会話パネルがまだ開いている場合は、ドロップダウンオプションを表示するために閉じる必要のある場合があります。

メニュー矢印が強調表示されている [Quote for Office Upgrade (オフィスのアップグレードの見積)] レコードページ

  1. プロンプトが表示されたら、[No, Send through Salesforce (いいえ、Salesforce を介して送信します)] を選択します。

見積をお客様に送信する

  1. メールの次の情報を入力します。
    • To (宛先): Rose Gonzalez
    • Subject (件名): New quote for your office upgrade (オフィスのアップグレードの最新見積)
  2. [Draft with Einstein (Einstein を使用してドラフトを作成)] をクリックします。自動的に表示されない場合は、[Use pre-made instructions (あらかじめ作成された手順を使用)] を選択します。
  3. メールテンプレートのドロップダウンリストから [Create Quote Email (見積メールを作成)] を選択します。見積に、オフィスのアップグレードの最新見積を選択します。
  4. [Continue (続行)] をクリックすると、生成 AI を使用してメールのドラフトが作成されます。メール本文に何も表示されない場合は、読み込みに時間がかかっている可能性があります。次のステップに進んで送信します。この操作を行っても Challenge の合格には影響ありません。
  5. 内容を確認し、問題がなければ [Done (完了)] をクリックします。
  6. [Send (送信)] をクリックします。

お疲れさまでした。Agentforce を使って最初の見積エージェントを構築し、そのエージェントを使用して 2 通りの新しい見積を生成して、直接お客様にメール送信しました。これで、迅速かつ簡単な見積処理でセールスプロセスを効率化できます!

リソース

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