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換算レートの設定

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

  • 換算レートを使用するマルチ通貨を有効にする。
  • 高度な通貨管理を使用して換算レートを調整する。
  • 特定のプロファイル用のホームページを構築する。
  • 独自のリストビューを構成する。
  • Chatter グループを作成する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
このバッジの Trailhead ハンズオン Challenge は英語で受講していただく必要があります。英語の意味についてはかっこ内の翻訳をご参照ください。必ず英語の値をコピーして貼り付けてから、Trailhead Playground の言語を [English] に、ロケールを [United States] に切り替えてください。こちらの指示に従ってください。

翻訳版の Trailhead を活用する方法については、自分の言語の Trailhead バッジをご覧ください。

はじめに

あなたが勤めている AW Computing では Salesforce を導入しています。あなたはこの組織のシステム管理者です。組織とは、Salesforce の顧客用バージョンとインスタンス内のそのデータを表す識別子です。システム管理者として、ユーザーが組織にログインする前に少し準備が必要であることがわかっています。

このプロジェクトでは、エンドユーザーのために組織を準備するハンズオン練習を行います。具体的には、換算レートを設定して、ユーザーのホームページをカスタマイズし、独自のリストビューを作成してから、公開/非公開の Chatter グループを作成します。

これらの手順を実践することで、エンドユーザーが Salesforce を使い始める前に組織をカスタマイズするさまざまな方法を学習します。ユーザーがログインする前からそのニーズを予測することで、Salesforce の採用をスムーズに進めることができます。エンドユーザーの満足は、システム管理者の満足です!

AW Computing は国際企業であるため、マルチ通貨オプションをオンにすることから始めましょう。あなたの会社が海外展開していなくても、Salesforce 内のマルチ通貨の操作方法を知っておいて損はありません。今後 Salesforce によって、あなたの会社が思いも寄らない方向に発展するかもしれないためです。

マルチ通貨の有効化

  1. 歯車アイコン 設定アイコン をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスにCompany Information(組織情報) と入力し、[Company Information (組織情報)] を選択します。
  3. [Edit (編集)] をクリックします。
  4. [Locale (ロケール)] が [English (United States) (英語 (米国))] に、[Currency Locale (通貨)] が [English (United States) - USD (英語 (米国) - USD)] に設定されていることを確認します。
    メモ: 心配はいりません。このプロジェクトを修了したら、デフォルトの通貨に戻すことができます。
  5. [Currency Settings (通貨設定)] セクション内で、[Activate Multiple Currencies (マルチ通貨の有効化)] を選択します。
  6. [Save (保存)] をクリックします。
  7. [Company Information (組織情報)] ページで、[Currency Setup (通貨の設定)] ボタンをクリックします。
  8. [Active Currencies (有効な通貨)] セクションの [New (新規)] をクリックします。
  9. 次の情報を使用してユーロを設定します。
    Field (項目)
    Value (値)
    Currency Type (通貨種別)
    EUR – Euro (ユーロ)
    Conversion Rate (換算レート)
    1.5
    Decimal Places (小数点の位置)
    2
  10. [Save (保存)] をクリックします。

新しい商談で換算レートをテストします。

  1. アプリケーションランチャー アプリケーションランチャーアイコン をクリックして [Sales (セールス)] を選択します。
  2. [Opportunities (商談)] タブで、[New (新規)] をクリックします。商談情報を入力します。
    Field (項目)
    Value (値)
    Opportunity Name (商談名)
    Euro Currency Test (ユーロ通貨テスト)
    Account Name (取引先名)
    United Oil & Gas, UK (United Oil & Gas (英国))
    Opportunity Currency (商談通貨)
    Euro (ユーロ)
    Close Date (完了予定日)
    (今月末)
    Stage (フェーズ)
    Closed Won (商談成立)
    Amount (金額)
    10000
    (0 が 4 個です)
  3. [Save (保存)] をクリックします。
    メモ: 商談を更新して、変更が反映されているかどうか確認してください。[Stage History (フェーズの履歴)] の換算額 ([Amount (金額)] 項目のかっこ内に表示) をメモします。

換算レートの更新

マルチ通貨をオンにしたまま、換算レートを更新してテストしてみましょう。

  1. 歯車アイコン 設定アイコン をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Manage Currencies (通貨の管理) と入力し、[Manage Currencies (通貨の管理)] を選択します。
    メモ: [Quick Find (クイック検索)] ボックスに [Manage Currencies (通貨の管理)] が表示されない場合は、Company Information (組織情報) と入力して、[Currency Setup (通貨の設定)] をクリックします。
  3. [Edit Rates (換算レートの編集)] をクリックして、ユーロを1.00に編集します。
  4. [Save (保存)] をクリックします。

以前の課題で使用した商談を表示して、換算額を先ほどメモした金額と比較します。

  1. アプリケーションランチャー アプリケーションランチャーアイコン をクリックして [Sales (セールス)] を選択します。
  2. [Opportunities (商談)] タブをクリックします。
  3. [Recent Opportunities (最近使った商談)] リストの [Euro Currency Test (ユーロ通貨テスト)] をクリックして、換算額と先ほどメモした金額を比較します。

お疲れさまでした! 組織に新たな通貨を追加して、換算レートを更新することができました。ご存知のとおり、換算レートは変動します。換算レートが固定されていては業務の役に立たないかもしれません。次は、カレンダーの日付に応じて換算レートを更新する方法を見ていきましょう。

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