Field Service Trailhead Playground の作成
学習の目的
- Trailhead Playground を作成して名前を付ける。
- Field Service 管理パッケージをインストールして設定する。
- サービステリトリーを作成する。
- サービスリソースと派遣担当者を作成する。
Field Service Trailhead Playground の作成
このプロジェクトでは、Field Service を有効にし、新しい Trailhead Playground に管理パッケージをインストールして設定します。Field Service は、作業員と商品と顧客を 1 つのプラットフォームにまとめて、優れたオンサイトサービスを実現するものです。この管理パッケージを使用すると、次のような優れた新機能により、フィールドサービスチームのパフォーマンスが向上します。
- 派遣担当者がディスパッチャーコンソールの強力なスケジュール機能を使用して、予定リスト、スケジュールアクション、リソースの対応可能状況グラフ、対話型の地図を 1 か所で確認できる。
- 管理者がガイド付き設定ツールを使用して、スケジュールポリシー、グローバルアクション、共有ツール、最適化ルールを一元的に管理できる。
このモジュールを開始する前に、「Field Service の基礎」モジュールを受講することをお勧めします。この先行モジュールには、フィールドサービスチームの設定に関係する人々や、Field Service のメリットが説明されています。
Ursa Major Solar にはアップグレードが必要
ここでは、Ursa Major Solar という企業とそのフィールドサービスの問題について簡単に説明します。Ursa Major は、住宅用と商業施設用のソーラー機器とソーラーシステムの包括販売および設置を行っています。数人の設置担当者とオフィスマネージャーで事業を開始し、このオフィスマネージャーが設置担当者の作業とその他のすべてを管理していました。その後、Ursa Major は設置担当者を増員し、派遣担当者を採用しました。ただし、成長が急速なため、派遣担当者が現在のツールでは処理しきれなくなっています。たとえば、設置担当者が間違った場所に派遣されたり、間違った時間に到着するといったことが生じています。また、適切な時間に適切な場所に到着しても、必要なツールがないこともあります。そのためお客様が不満を募らせています。
Ursa Major は、フィールドサービスチームの増大に対応する優れたツールを必要としています。Field Service とその管理パッケージこそ、こうした問題を解決すべく Ursa Major が求めているものです。この 2 つがあれば、派遣担当者が 1 つのコンソールですべてを管理し、スケジュールやリソースを作成して最適化することができます。
では、その方法を見ていきましょう。
Trailhead Playground の作成と命名
まず、Trailhead Playground を作成します。その新しい Playground を使用して、このプロジェクトの手順を実行します。
- このページの一番下までスクロールして、起動ボタンの横にある現在の組織の名前をクリックします。
- [Create Playground (Playground を作成)] をクリックし、Playground に名前を付けます。このプロセスに数分かかるため、しばらくお待ちください。
- プロジェクトページに戻り、[Launch (起動)] をクリックして出来立ての Trailhead Playground を開きます。
Playground のパスワードのリセット
管理パッケージのインストール時、ログインするために Playground のパスワードが必要になるため、覚えやすいものにリセットします。
- をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
- [Quick Find (クイック検索)] ボックスに
users
(ユーザー) と入力し、[Users (ユーザー)] を選択します。 - 自分の名前の隣にあるチェックボックスをオンにしますユーザー名をメモします。
- [Reset Password(s) (パスワードのリセット)]、[OK] の順にクリックします。このステップにより、ユーザー名に関連付けられているアドレスにメールが送信されます。メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダーを確認してください。
- メール内のリンクをクリックします。
- 新しいパスワードを入力し、確認します。
- [Change Password (パスワードを変更)] をクリックします。
Playground の名前を変更し、ユーザー名とパスワードがわかったところで、いよいよ設定に取りかかります。