入力規則の作成

入力規則によって、レコードを保存する前に、入力したデータが指定した基準に合っているかどうかを確認できます。入力規則は、1 つ以上の項目のデータを評価する数式や条件式を設定し、「True」または「False」の値を返すことができます。不正な値があれば、「True」値を返すときにユーザにエラーメッセージを表示することもできます。

入力規則を使用して、データの完全性を高め、条件に応じて項目を必須にし、ユーザや他のシステムが無効なデータ値を直接入力するのを防止し、ロール固有、プロファイル固有、またはユーザ固有の制約を適用できます。

Ling Wu は、AW Computing の採用担当者が、社員募集アプリケーションで職種を設定するとき必ず採用担当マネージャを記載するようにしたいと考えています。一部の候補者の郵便番号と都道府県が一致しないことも気にしています。Ling は両方の問題が修正されることを望んでいます。これに対応するために、入力規則を作成します。

1 つ目のルールの設定

最初に、社員募集アプリケーションの職種リストごとに採用担当マネージャが含まれていることを要求する入力規則を作成します。

  1. [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャ)] をクリックし、[Position (職種)] を選択します。
  2. [Validation Rules (入力規則)] をクリックし、[New (新規)] をクリックします。
  3. [Rule Name (ルール名)] に Every_Position_Must_Have_a_Hiring_Mgr と入力します。
  4. [Active (有効)] を選択します。
  5. [Description (説明)] に Every position record must have a hiring manager と入力します。
  6. [Error Condition Formula (エラー条件数式)] に ISBLANK (Hiring_Manager__c) && $Profile.Name <> "System Administrator" と入力します。
  7. 画面が次のようになっていることを確認します。
    Every_Position_Must_Have_a_Hiring_Mgr 入力規則の [Error Condition Formula (エラー条件数式)]。
  8. [Check Syntax (構文を確認)] をクリックし、エラーがないことを確認します。
  9. [Error Message (エラーメッセージ)] に Every position record must have a hiring manager と入力します。
  10. [Error Location (エラー表示場所)] 選択リストから [Field: Hiring Manager (項目: 採用担当マネージャ)] を選択します。
  11. [Save (保存)] をクリックします。

カスタムオブジェクトの作成

Ling の都道府県と郵便番号が不一致という問題の場合、入力規則を設定する前に少し作業が必要です。まず、郵便番号と都道府県のカスタムオブジェクトを作成し、それぞれに項目を追加します。

郵便番号カスタムオブジェクトから始めましょう。

  1. [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャ)] をクリックして、[Create (作成)] をクリックし、[Custom Object (カスタムオブジェクト)] を選択し、詳細を入力します。
    Field (項目)
    Value (値)
    Label (表示ラベル)
    Zip Code (郵便番号)
    Plural Label (表示ラベル (複数形))
    Zip Codes (郵便番号)
    Record Name (レコード名)
    Zip Code (郵便番号)
    Data Type (データ型)
    Text (テキスト)
    Allow reports (レポートを許可)
    Select (オン)
  2. [Save (保存)] をクリックします。

次は Zip Code (郵便番号) オブジェクトに項目を追加します。

  1. オブジェクトマネージャに [Zip Code (郵便番号)] オブジェクトがまだ表示されている状態で、[Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックし、[New (新規)] をクリックします。
  2. [Data Type (データ型)] として [Text (テキスト)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックして、詳細を入力します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): State (都道府県)
    • Length (文字数): 2
  3. [Next (次へ)] をクリックします。
  4. [Recruiter: Nontechnical (非技術系採用担当者)]、[Recruiter Technical (技術系採用担当者)]、および [System Administrator (システム管理者)] プロファイルに対して項目を参照可能に設定し、[Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Save & New (保存 & 新規)] をクリックします。

Zip Code (郵便番号) オブジェクトに 2 つ目の項目を追加します。

  1. [Data Type (データ型)] として [Text (テキスト)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックして、詳細を入力します。
  2. 新規カスタム項目の詳細を入力します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): City
    • Length (文字数): 80
  3. [Next (次へ)] をクリックします。
  4. [Recruiter: Nontechnical (非技術系採用担当者)]、[Recruiter Technical (技術系採用担当者)]、および [System Administrator (システム管理者)] プロファイルに対して項目を参照可能に設定し、[Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Save (保存)] をクリックします。

次に、[Zip Code (郵便番号)] ページレイアウトを変更して項目が論理的な順序で表示されるようにします。

  1. オブジェクトマネージャに [Zip Code (郵便番号)] がまだ表示されている状態で、[Page Layouts (ページレイアウト)] をクリックします。
  2. [Zip Code Layout (郵便番号レイアウト)] の横にある 下矢印アイコン をクリックして、[Edit (編集)] を選択します。
  3. [Information (情報)] セクションで、項目をドラッグして City (市区郡)、State (都道府県)、Zip Code (郵便番号) の順に再配置します。
  4. [Save (保存)] をクリックします。

[Zip Code (郵便番号)] タブの作成

次に、社員募集アプリケーションに [Zip Code (郵便番号)] タブを作成します。  

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Tabs と入力し、[Tabs (タブ)] を選択します。
  2. [Custom Object Tabs (カスタムオブジェクトタブ)] セクションで、[New (新規)] をクリックします。
  3. [Object (オブジェクト)] 選択リストから、[Zip Code (郵便番号)] を選択します。
  4. 虫眼鏡 をクリックして、[Map (対応付け)] を選択します。
  5. [Next (次へ)] をクリックします。
  6. プロファイルはそのままにして [Next (次へ)] をクリックします。
  7. [Add to Custom Apps (カスタムアプリケーションに追加)] セクションで、次の手順を実行します。
    • [Include Tab (タブを含める)] をオフにします。
    • [Append tab to users' existing personal customizations (各ユーザのカスタマイズ設定にタブを追加する)] が選択されていることを確認します。
  8. [Save (保存)] をクリックします。

次は、新しいZIP番号レコードを作成します。

  1. アプリケーションランチャーアイコン をクリックしてアプリケーションランチャーを開き、[Recruiting (採用)] をクリックします。
  2. 画面右上隅の鉛筆アイコンをクリックします。
  3. [Add More Items (アイテムをさらに追加)] をクリックします。
  4. 左側のメニューにある [All (すべて)] をクリックします。
  5. [Zip Codes (郵便番号)] の横にあるプラス記号をクリックします。
  6. [Add 1 Nav Item (1 個のナビゲーション項目を追加)] をクリックします。
  7. [Save (保存)] をクリックします。
  8. [Zip Code (郵便番号)] タブをクリックします。
  9. [New (新規)] をクリックします。
  10. 市区郡、都道府県、郵便番号を入力します。
  11. [Save & New (保存 & 新規)] をクリックして、新しい市区郡、都道府県、郵便番号を入力します。
  12. [Save (保存)] をクリックします。

2 つ目のルールの設定

次は、入力された郵便番号をテーブルと照合する入力規則を作成して、郵便番号と都道府県が一致することを確認します。

  1. [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャ)] をクリックし、[Candidate (候補者)] を選択します。
  2. [Validation Rules (入力規則)] 関連リストを選択し、[New (新規)] をクリックして、詳細を入力します。
  3. [Rule Name (ルール名)] に「Zip Code Consistent with State」(都道府県と一致する郵便番号) と入力します。
  4. [Description (説明)] に、「Validates candidate Zip/Postal Code by looking up the first five characters of the value in a custom object called Zip_Code__c.Error if the zip code is not found or the candidate State does not match the corresponding State in the object」(Zip_Code__c というカスタムオブジェクトの値の先頭の 5 文字を検索して候補者の郵便番号を確認します。郵便番号が見つからない場合や、候補者の都道府県がオブジェクトの対応する都道府県と一致しない場合には、エラーが表示されます。) と入力します。
  5. [Error Condition Formula (エラー条件数式)] に次の数式を入力します。 
    VLOOKUP($ObjectType.Zip_Code__c.Fields.State__c, $ObjectType.Zip_Code__c.Fields.Name, LEFT( Zip_Postal_Code__c ,5) ) <> State_Province__c
  6. 画面が次のようになっていることを確認します。
    「Zip Code Consistent with State」(都道府県と一致する郵便番号) 入力規則の [Error Condition Formula (エラー条件数式)]。

  7. [Check Syntax (構文を確認)] をクリックし、エラーがないことを確認します。
  8. [Error Message (エラーメッセージ)] に、「Candidate Zip Code does not exist in specified State」(候補者の郵便番号が指定された都道府県にありません。) と入力します。
  9. [Error Location (エラー表示場所)] で、[Field (項目)][Zip/Postal Code (郵便番号)] を選択します。
  10. [Save (保存)] をクリックします。

人事が作成した職種データの完全性を高める手順が完了したので、次のステップに進み、数式と積み上げ集計を使用して人事チームが収集したデータを利用できるようにします。

無料で学習を続けましょう!
続けるにはアカウントにサインアップしてください。
サインアップすると次のような機能が利用できるようになります。
  • 各自のキャリア目標に合わせてパーソナライズされたおすすめが表示される
  • ハンズオン Challenge やテストでスキルを練習できる
  • 進捗状況を追跡して上司と共有できる
  • メンターやキャリアチャンスと繋がることができる