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クロスオブジェクト数式の作成

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

  • 既存の社員募集アプリケーションに数式と入力規則を設定してユーザーがデータの一貫性を保てるようにする。
  • 積み上げ集計項目を作成してユーザーがアプリケーションに入力する情報を計算する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

はじめに

このプロジェクトでは、引き続き AW Computing の社員募集アプリケーションをカスタマイズします。これは、人事チームが応募者を会社の募集中の職種に配置するときに使用するアプリケーションです。最初のタスクとして人事担当副社長の Ling Wu が依頼してきたのは、人事チームがアプリケーションに入力する候補者データの一貫性を維持できるようにすることです。これを実現するために、クロスオブジェクト数式を作成します。

クロスオブジェクト数式は、関連オブジェクトから項目を入力して計算し、詳細ページ、リストビュー、レポートに表示します。これらの数式は、関連する親オブジェクトからデータを取得して子オブジェクトに表示します。これらを使用すると、重複作業、重複データ、データの不一致を効率よく回避できます。

メモ

このプロジェクトを行う前に、「【Build a Data Model for a Recruiting App|社員募集アプリケーションのデータモデルの作成】」プロジェクトと「【Customize the User Interface for a Recruiting App|社員募集アプリケーションのユーザーインターフェースのカスタマイズ】」プロジェクトを修了している必要があります。ここで行う作業は、上記のプロジェクトで行った作業上に構築されます。

クロスオブジェクト数式を作成する

Ling Wu の依頼に対応するため、まずクロスオブジェクト数式項目を作成して候補者の姓名を Review (審査) オブジェクトに表示します。

  1. [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャー)] をクリックし、[Review (審査)] を選択します。
  2. [Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  3. [New (新規)] をクリックします。
  4. [Data Type (データ型)] として [Formula (数式)] を選択します。
  5. [Next (次へ)] をクリックして、詳細を入力します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Candidate Name (候補者名)
    • Formula Return Type (数式の戻り値のデータ型): Text (テキスト)
  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Advanced Formula (高度な数式)] タブを選択し、[Candidate Name (Text) = (候補者名 (テキスト) =)] の下にあるボックスに数式を追加します。 
    Job_Application__r.Candidate__r.First_Name__c &" "& Job_Application__r.Candidate__r.Last_Name__c
  3. 画面が次のようになっていることを確認します。[Candidate Name (候補者名)] の数式が表示された [Advanced Formula (高度な数式)] タブ。
  4. [Check Syntax (構文を確認)] をクリックし、エラーがないことを確認します。
  5. [Next (次へ)] をクリックします。
  6. すべてのプロファイルが選択されるように [Visible (参照可能)] チェックボックスがオンになっていることを確認して、[Next (次へ)] をクリックします。
  7. [Save & New (保存 & 新規)] をクリックします。

今度はクロスオブジェクト数式項目を作成して、[Position Title (役職)] を Review (審査) オブジェクトに表示します。

  1. [Data Type (データ型)] として [Formula (数式)] を選択します。
  2. [Next (次へ)] をクリックして、詳細を入力します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Position Title (役職)
    • Formula Return Type (数式の戻り値のデータ型): Text (テキスト)
  1. [Next (次へ)] をクリックし、[Position Title (Text) (役職 (テキスト))] = の下に数式を追加します (注意: [Name (名前)] 項目の表示ラベルは [Title (役職)] です)。 
    Job_Application__r.Position__r.Name
  2. 画面が次のようになっていることを確認します。[Position Title (役職)] の数式が表示された [Advanced Formula (高度な数式)] タブ。
  3. [Check Syntax (構文を確認)] をクリックし、エラーがないことを確認します。
  4. [Next (次へ)] をクリックします。
  5. すべてのプロファイルが選択されるように [Visible (参照可能)] チェックボックスがオンになっていることを確認して、[Next (次へ)] をクリックします。
  6. [Save (保存)] をクリックします。

最後に、[Review (審査)] ページレイアウトを [Position & Candidate (役職 & 候補者)] という新しいセクションで変更します。

  1. オブジェクトマネージャーに [Review (審査)] がまだ表示されている状態で、[Page Layouts (ページレイアウト)] をクリックします。
  2. [Review Layout (審査レイアウト)] の横にある 下矢印アイコン をクリックして、[Edit (編集)] を選択します。
  3. パレットから [Section (セクション)] を [Information (情報)] セクションの下にドラッグします。
  4. [Section Name (セクション名)] に、Position & Candidate (役職 & 候補者) と入力します。
  5. [Layout (レイアウト)] で、[2-Column (2-列)] を選択します。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [Position Title (役職)][Candidate Name (候補者名)] をクリックして [Information (情報)] セクションから新しいセクションにドラッグします。
  8. [Save (保存)] をクリックします。

クロスオブジェクト数式を作成して、Ling Wu の人事チームが、クリーンで一貫性のある候補者データを社員募集アプリケーションに入力できるようにしました。次のステップに進んで、重要なデータの欠落がないように入力規則を作成します。

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