ルックアップ検索条件の作成
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 47:36 分から開始されます。)
はじめに
コーヒーメーカーや自動車のエンジンからメールの受信箱まで、フィルター (検索条件) を使用すると汚れを取り除いて純度を高めることができます。それはデータをクリーンに保つときにも当てはまります。ルックアップ検索条件は検索結果を制限して、参照項目、主従関係項目、階層関係項目の有効な値とルックアップダイアログ結果を制限します。ルックアップ検索条件を使用すると、データに一貫性を持たせることで、データ品質を高めることができます。
検索条件を使用した制限の設定
AW Computing のカスタマーサポートマネージャーである Kenya Collins から、ユーザーがケースの関連取引先責任者を選択するときに制限する作業を依頼されました。ユーザーがケースの作成元の取引先に関連付けられた取引先責任者しか選択できないように、ケースオブジェクトを設定します。
ルックアップ検索条件を使用するカスタム項目を作成します。
- [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャー)] タブをクリックします。
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[Case (ケース)] をクリックし、[Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
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[Contact Name (取引先責任者名)] をクリックし、[Edit (編集)] をクリックします。
- [Lookup Filter (ルックアップ検索条件)] セクションで、[Show Filter Settings (条件設定を表示)] をクリックします。
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ルックアップアイコン をクリックし、[Contact Name (取引先責任者名)]、[Account ID (取引先 ID)] を選択し、[Insert (挿入)] をクリックします。
- 演算子として [equals (次の文字列と一致する)] を選択します。
- [Value/Field (値/項目)] ドロップダウンメニューから [Field (項目)] を選択します。
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ルックアップアイコン をクリックし、[Case (ケース)]、[Account ID (取引先 ID)] を選択し、[Insert (挿入)] をクリックします。
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[Required (必須)] ラジオボタンと [Active (有効)] チェックボックスが選択されていることを確認します。
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[Save (保存)] をクリックします。
データクリーンアップ作業を補助する検索条件を設定できたので、自動化に取りかかる準備ができました。