ホームページに CRM Analytics ダッシュボードを埋め込む
埋め込むダッシュボードを検索する
CEO は Analytics Studio のダッシュボードを気に入って使っていますが、毎回 Analytics Studio を開かなければならないことについては満足しているわけではありません。CRM Analytics ダッシュボードを埋め込む方法を知っているあなたなら、その「障害」を取り除き、CEO を笑顔にすることができます。
では、どのダッシュボードを埋め込むことができるか見てみましょう。
CRM Analytics が有効な Developer Edition 組織のアプリケーションランチャー
で、[Analytics Studio] アプリケーションを見つけて選択します。
ヒント: Analytics Studio を初めて開くと、ようこそ画面が表示され、使用開始に役立つリソースが紹介されます。ここでは無視しても構いません。後で詳細を参照するには、右側の Analytics Studio メニューで [Learning Resources (学習リソース)] をクリックします。
- Analytics Studio で、検索ボックスに
DTC Salesと入力し、DTC Sales ダッシュボードを選択します。CEO が最も頻繁に使用するダッシュボードは DTC Sales です。
- DTC Sales ダッシュボードが Analytics Studio の新しいタブに表示されます。

DTC Sales ダッシュボードは、CEO のお気に入りというだけではありません。大規模なトレンドのインジケーターとして、営業担当やマネージャーが定期的に使用しています。
カスタムホームページにダッシュボードを埋め込む
DTC Sales は営業部門の多くのユーザーに利用されるため、セールスのホームページにダッシュボードを埋め込むことは、あなたと CEO にとって理にかなっています。
セールスアプリケーションのホームページを変更する
セールスアプリケーションのデフォルトのホームページは、取引先と商談の概要をユーザーに提供する事前設定されたメトリクスやインサイトを表示する [Advanced Seller Home (高度な営業ホーム)] です。[Seller Home (営業ホーム)] ページはカスタマイズできません。この機能を無効にして、ホームページにカスタマイズを追加できるようにしましょう。
- [Setup (設定)] から [Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Home」(ホーム) と入力し、[Home (ホーム)] を選択します。
- [Advanced Seller Home (高度な営業ホーム)] 機能を無効にします。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Lightning App」(Lightning アプリケーション) と入力し、[Lightning App Builder (Lightning アプリケーションビルダー)] を選択します。
- カスタムページを作成するために、[New (新規)] をクリックします。
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[Home Page (ホームページ)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
- ページの表示ラベルに「Custom Home」(カスタムホーム) と入力し、[Next (次へ)] をクリックします。
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[Standard Home Page (標準ホームページ)] テンプレートを選択し、[Done (完了)] をクリックします。
- 左側のリストから [CRM Analytics Dashboard (CRM Analytics ダッシュボード)] コンポーネントを、ホームページの右上の領域にドラッグします。

[代替テキスト: 編集モードの Lightning カスタムホームページ。[CRM Analytics Dashboard (CRM Analytics ダッシュボード)] コンポーネントとその配置場所を示す矢印が示されている]
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[DTC Sales] ダッシュボードが自動的に選択されない場合、右側の [Properties (プロパティ)] メニューで、[Dashboard (ダッシュボード)] ドロップダウンリストを使用して選択します。DTC Sales ダッシュボードが表示されますが、一部しか表示されません。
- プロパティリストで [Height (高さ)] を「750」に変更します。ブラウザーウィンドウが狭い場合は、ダッシュボードの表示ラベルが横に重なって表示される場合があります。ニーズに合わせてダッシュボードを更新してください。
- [Recent Items (最近使ったデータ)]、[Recent Records (最近のレコード)]、[Trending Topics (トレンドトピック)] などのほかのコンポーネントを、空のコンポーネントスペースにドロップします。
あなたの作業がユーザーに表示されるよう有効化する
有効化すると、修正したページをほかのユーザーが利用できるようになります。ページが有効化されていない場合は、変更をユーザーに表示せずに、そのページで作業することができます。用意ができたらページを有効化できます。
- 右上の [Save (保存)] をクリックします。
- [Page Saved (ページが保存されました)] ダイアログで、[Activate (有効化)] をクリックします([Activation (有効化)] ダイアログが表示されない場合は、右上の [Activation (有効化)] をクリックします)。
- [Activation: Custom Home (有効化: カスタムホーム)] ウィンドウに「This page is set as the org default home page (このページは組織のデフォルトホームページとして設定されます)」というメッセージが表示されていない場合は、[Assign as Org Default (組織のデフォルトとして割り当て)] をクリックします。
- Lightning アプリケーションビルダーで、[Activation (有効化)] をもう一度クリックし、このページをセールスアプリケーションとシステム管理者プロファイルのホームページとして設定します。
- [Activation: Custom Home (有効化: カスタムホーム)] ウィンドウで [App and Profile (アプリケーションおよびプロファイル)] タブをクリックして、[Assign to Apps and Profiles (アプリケーションとプロファイルに割り当て)] をクリックします。
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[Sales (セールス)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
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[System Administrator (システム管理者)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
- 割り当てを確認して保存します。
- [Activation: Custom Home (有効化: カスタムホーム)] ウィンドウで [App and Profile (アプリケーションおよびプロファイル)] タブをクリックして、[Assign to Apps and Profiles (アプリケーションとプロファイルに割り当て)] をクリックします。
- Lightning アプリケーションビルダーで、左上の戻る矢印
をクリックしてセールスのホームページに戻ります。
カスタムホームページをデフォルトのホームページとして設定する
- [Setup (設定)] から [Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Home」(ホーム) と入力し、[Home (ホーム)] を選択します。
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[Set Default Page (デフォルトページを設定)] をクリックします。
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[System Default (システムデフォルト)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
アプリケーションランチャーから [Sales (セールス)] アプリケーションを開きます。

[代替テキスト: DTC Sales ダッシュボードを含むセールスのホームページ]
DTC Sales ダッシュボードは、セールスのホームページを使用する全員が利用できるようになりました(ページを更新しないと更新されたバージョンが表示されないことがあります)。ホームページを見るたびに、CEO は微笑んでいます。
重要: 埋め込みの CRM Analytics ダッシュボードを表示するには、ユーザーに CRM Analytics Platform 権限セットライセンスが必要です。また、(テンプレートアプリケーションからのダッシュボードの場合は)「Use CRM Analytics Templated Apps (CRM Analytics テンプレートアプリケーションの使用)」権限と (その他のダッシュボードの場合は)「Use CRM Analytics (CRM Analytics の使用)」権限も必要です。
リソース
- Salesforce ヘルプ: Lightning アプリケーションビルダー
- Salesforce ヘルプ: CRM Analytics 権限セットライセンスとユーザー権限の詳細
