レコードタイプを作成する
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 41:44 分から開始されます。)
はじめに
Noah Larkin には、他にもいくつかこのチームのために調整したいと考えていることがあります。彼はカスタムレコードページを設定してほしいと考えていますが (このプロジェクトの次のステップ)、まず下準備としてレコードタイプを作成する必要があります。レコードタイプによって、ユーザーがアクセスできるビジネスプロセス、ページレイアウト、選択リスト値が決まります。
レコードタイプを設定すれば、Noah のコンサルティングチームがカスタマー取引先を参照するときに、パートナー取引先も表示されることがなくなります。また、コンサルティングやトレーニングにパートナーを利用している場合、チームは業種項目の長い値リストをスクロールする必要があります。レコードタイプを作成することで、そのような場合に [Consulting (コンサルティング)] か [Education (教育)] を選択すればよいだけになります。それでは始めましょう。
レコードタイプを作成する
「Customer Account (カスタマー取引先)」という新しい取引先レコードタイプを作成します。
- [Setup (設定)] から、[Object Manager (オブジェクトマネージャー)] をクリックし、[Account (取引先)] を選択します。
-
[Record Types (レコードタイプ)] を選択し、[New (新規)] をクリックして、詳細を入力します。
Field (項目)
Value (値)
Existing Record Type (既存のレコードタイプ)
Master (マスター)
Record Type Label (レコードタイプの表示ラベル)
Customer Account
(カスタマー取引先)
Record Type Name (レコードタイプ名) Customer_Account
Description (説明)
For customers and prospects
(顧客および見込み客用)
Active (有効)
オン
- [Make Available (使用可能に設定)] 列ヘッダーで、チェックボックスをオフにします。
- [Make Available (使用可能に設定)] 列で、次のプロファイルをオンにします。
- Sales User (営業ユーザー)
- System Administrator (システム管理者)
- [Next (次へ)] をクリックします。
- [Apply one layout to all profiles (1 つのレイアウトをすべてのプロファイルに適用する)] ラジオボタンが選択されていることを確認します。
- [Select Page Layout (ページレイアウトの選択)] リストで [Account Layout (取引先レイアウト)] を選択します。
- [Save (保存)] をクリックします。
[Industry (業種)] 選択リスト値を編集して、[Consulting (コンサルティング)] と [Education (教育)] を削除します。
- [Action (アクション)] 列で、[Industry (業種)] 項目の横にある [Edit (編集)] をクリックします。
- [Selected Values (選択済みの値)] リストで、Ctrl/Command キーを押したまま [Consulting (コンサルティング)] と [Education (教育)] を選択します。
- [Remove (削除)] 矢印をクリックします。
- [Save (保存)] をクリックします。
「Partner Account (パートナー取引先)」という新しい取引先レコードタイプを作成します。
- 引き続きオブジェクトマネージャーの [Account (取引先)] オブジェクトが表示された状態で、[Record Types (レコードタイプ)] を選択し、[New (新規)] をクリックします。
- [Existing Record Type (既存のレコードタイプからコピーする)] で、選択リストから [Master (マスター)] が選択されていることを確認します。
- [Record Type Label (レコードタイプの表示ラベル)] に
Partner Account
(パートナー取引先) と入力し、[Record Type Name (レコードタイプ名)] にPartner_Account
と入力します。 - [Description (説明)] に
For consulting partners
と入力します。 - [Active (有効)] チェックボックスをオンにします。
- [Make Available (使用可能に設定)] 列で、次のプロファイルをオンにします。
- Partner App Subscription User (パートナーアプリケーションサブスクリプションユーザー)
- Partner Community Login User (パートナーコミュニティログインユーザー)
- Partner Community User (パートナーコミュニティユーザー)
- [Next (次へ)] をクリックします。
- [Apply one layout to all profiles (1 つのレイアウトをすべてのプロファイルに適用する)] ラジオボタンが選択されていることを確認します。
- [Select Page Layout (ページレイアウトの選択)] リストで [Account Layout (取引先レイアウト)] を選択します。
- [Save (保存)] をクリックします。
[Industry (業種)] 選択リスト値を編集して、[Consulting (コンサルティング)] と [Education (教育)] のみが含まれるようにします。
- [Action (アクション)] 列で、[Industry (業種)] 項目の横にある [Edit (編集)] をクリックします。
- [Selected Values (選択済みの値)] リストで、Shift キーを押したまま、最初の値と最後の値を選択します。これで、リストのすべての値が選択されます。
- Ctrl/Command キーを押したまま [Consulting (コンサルティング)] と [Education (教育)] をクリックして選択解除します。
- [Remove (削除)] 矢印をクリックし、[Consulting (コンサルティング)] と [Education (教育)] のみが [Selected Values (選択済みの値)] に残るようにします。
- [Save (保存)] をクリックします。
[Type (種別)] 選択リスト値を編集して、[Channel Partner/Reseller (チャネルパートナー/再販業者)]、[Installation Partner (インストールパートナー)]、[Technology Partner (テクノロジーパートナー)]、[Other (その他)] のみが含まれるようにします。
- [Action (アクション)] 列で、[Type (種別)] 項目の横にある [Edit (編集)] をクリックし、選択リスト値を編集します。
- [Selected Values (選択済みの値)] リストで、Ctrl/Command キーを押したまま [Prospect (見込み客)]、[Customer - Direct (顧客 - 直接)]、[Customer - Channel (顧客 - チャネル)] を選択します。
- [Remove (削除)] をクリックします。
- [Save (保存)] をクリックします。
レコードタイプを作成することで Noah のいくつかの懸念を解消することができました。次のステップに進んで、依頼されているカスタムレコードページに取り組みましょう。