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償還プロセスを設計する

メモ

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日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Mary の要件を振り返ってみましょう。メンバーがカタログから特定の商品を購入したときに、メンバーのポイント残高からポイントをデビット処理し、バウチャーを発行する償還プロセスを作成したいと考えています。決定表は、購入した商品に基づいてデビット処理するポイント数を算定します。償還するポイント数を提示するために決定表が評価するルールは、カスタムオブジェクトに保存されます。そのため、Mary がこのプロセスを設定するためには、カスタムオブジェクトに報奨カタログを作成し、決定表を作成して、ロイヤルティプログラムプロセスを作成する必要があります。

償還設定プロセスの図。

では、この各ステップを詳しく見ていきましょう。

報奨カタログを作成する

Mary が考案したカタログを覚えていますか?  メンバーが対象外ポイントを使用して購入できるすべての商品、報奨、ギフトカードのリストです。Cloud Kicks のロイヤルティプログラム管理者である Linda Rosenberg は、カタログデータを保存するカスタムオブジェクトを作成して、「Rewards Catalog」(報奨カタログ) という名前を付けます。 

Mary はロイヤルティ管理の [Rewards Catalog (報奨カタログ)] オブジェクトに移動し、7 つの報奨と、ポイントやバウチャー定義の詳細を追加します。 

決定表を作成する

Linda は、メンバーのポイント残高から差し引くポイント数を算定する [Rewards Catalog (報奨カタログ)] という決定表も作成します。この決定表は、取引記録から商品とパートナーに関する入力を受け取ります。その情報に応じて、差し引くポイント数と発行するバウチャーを決定します。 

メモ

特別な Developer Edition 組織には、どちらも「Rewards Catalog (報奨カタログ)」という名前のカスタムオブジェクトと決定表があらかじめ作成されています。この作成方法については、Trailhead の「償還プロセスを設定する」バッジを参照してください。

Mary は、すぐにロイヤルティプログラムプロセスを設定できます。ただし、その前に設定要件を確認して、プロセスの構造を視覚化することにします。 

構造を図示する

Mary は、ロイヤルティプログラムプロセスの設定要件を確認します。 

  1. 償還種別取引のプログラムプロセスを作成する。
  2. 特定の条件に基づいて、メンバーのポイント残高から対象外ポイントをデビット処理するルールを作成する。
  3. 決定表を実行し、デビット処理されるポイント数を取得するアクションを追加する。
  4. メンバーの対象外ポイント残高を取得する別のアクションを追加する。
  5. 報奨を償還するために必要なポイントがメンバーにあるかどうかを評価する条件を追加する。
  6. メンバーに十分な残高がある場合は、ポイントをデビット処理するアクションを追加する。
  7. 取引の報奨がバウチャーかどうかを確認する条件とアクションを追加して、バウチャーを発行する。

下図は、ロイヤルティプログラムプロセスのルール、アクション、条件がどのように連携するかをわかりやすく示しています。

ロイヤルティプログラムプロセスのルール、アクション、条件がどのように連携するかが示されている図。

構造が決まったら、Mary は償還プロセスを簡単に組み立てることができます。では、ロイヤルティプログラムプロセスの作成から始めましょう。

ロイヤルティプログラムプロセスを作成する

ロイヤルティプログラムプロセスで、取引記録が取引記録種別に基づいて絞り込まれます。サブ種別を指定すると、取引をさらに絞り込むことができます。Mary は償還取引のみをリアルタイムで処理したいと考えています。では、Mary がロイヤルティプログラムプロセスをどのように作成するのか見てみましょう。 

  1. アプリケーションランチャー をクリックして、[Loyalty Management (ロイヤルティ管理)] を選択します。
  2. [All Loyalty Programs (すべてのロイヤルティプログラム)] リストビューが表示されることを確認します。
  3. [Program Name (プログラム名)] 列で、[Cloud Kicks Inner Circle] をクリックし、このロイヤルティプログラムを開きます。
  4. [Cloud Kicks Inner Circle] プログラムレコードのローンチパッドで、[Manage Processes (プロセスを管理)] をクリックします。
  5. [Loyalty Program Processes (ロイヤルティプログラムプロセス)] 関連リストで [New (新規)] をクリックします。
  6. [Select a Process Template (プロセステンプレートを選択)] ウィンドウで、[Create from Scratch (最初から作成)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  7. 次の詳細を追加します。
    • Name (名前): Debit Points for Redemptions (償還のポイントをデビット処理)
    • Process Execution (プロセス実行): Real Time (リアルタイム)
    • Process Type (プロセス種別): TransactionJournal
    • Journal Type (取引記録種別): Redemption (償還)
  1. [Save (保存)] をクリックします。

処理する取引種別を定義する [New Loyalty Program Process (新規ロイヤルティプログラムプロセス)] ウィンドウ。

ロイヤルティプログラムプロセスが作成され、ドラフト状態になります。次のステップでは、Mary がロイヤルティプログラムプロセスを作成し、そのプロセスを有効にします。

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