はじめての Data Cloud Developer Edition
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- データ用語を確認する。
- Developer Edition にサインアップする。
- データストリームを作成する。
- 数式項目を作成する。
- データモデルオブジェクトにカスタム項目を追加する。
- Customer 360 データモデルに項目をマッピングする。
すべてはデータから始まる
データは世界と仕事の基盤です。発見したり、質問に答えたり、意思決定を促進したり、つながったりするのに役立ちます。そのため、適切なタイミングで適切な場所にデータが必要です。Salesforce Data Cloud では、Salesforce プラットフォームの優れた機能と拡張性の高いインフラストラクチャを使用して、データをすぐに利用できます。では、具体的にデータはどのようにして Data Cloud に取り込まれるのでしょうか? このプロジェクトでは、Salesforce データを Data Cloud に接続するデータストリームを作成して、Data Cloud にデータを取り込む練習をします。
データ用語を確認する
Data Cloud では、知っておくと役立つ用語や略語がいくつか使用されています。では、確認してみましょう。
-
データストリーム: Data Cloud に取り込まれたデータソース。
-
データレークオブジェクト (DLO): データストリームに取り込まれたデータのストレージコンテナ。
-
データモデルオブジェクト (DMO): データストリーム、インサイト、その他の取得元から作成された Data Cloud オブジェクト。
-
Customer 360 データモデル: Data Cloud の正規の標準データモデル。Data Cloud に取り込まれたデータは、Customer 360 データモデル内にある DMO にマッピングされます。
-
スターターデータバンドル: Data Cloud DMO 構造へのマッピングが含まれる、Salesforce によって定義されたデータストリーム。
Data Cloud を搭載した Developer Edition にサインアップする
このプロジェクトで使用される用語を理解できましたが、このモジュールを完了するには、Data Cloud とサンプルデータが含まれる特別な Developer Edition 組織が必要です。
- 5 日間無料で利用できる、Data Cloud を搭載した Developer Edition 組織にサインアップします。
- フォームに記入します。新しいアカウントの確認メールを受信可能な有効なメールアドレスを入力してください。
- フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
- 組織が作成されると、support@salesforce.com から「Finish resetting your Salesforce password (Salesforce パスワードのリセットを完了してください)」というタイトルのメールが送信されます (これには多少時間がかかる場合がありますので、しばらくお待ちください。)。
- ユーザー名を確認して保存します (1)。
- リンク (2) をクリックし、パスワードをリセットします。
- Developer Edition にログインした状態になります。
Trailhead に Developer Edition 組織を接続する
- Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
- このページの下部にある「Challenge」セクションで、組織名をクリックしてから [Connect Org (組織を接続)] をクリックします。
- ログイン画面で、先ほど設定した Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
-
[Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
-
[Want to connect this org for hands-on challenges? (この組織をハンズオン Challenge に接続しますか?)] 画面で [Yes! (はい)] をクリックします。保存します。Challenge ページにリダイレクトされ、このバッジの獲得に向けて新しい Developer Edition を使用できます。
このプロジェクトには、Data Cloud が含まれている特別な Developer Edition へのアクセス権が必要です。この Developer Edition が利用できるのは 5 日間のみであるため、有効期限が切れる前に必ずプロジェクトを完了してください。
次のステップ: データストリームを作成する
接続が完了したところで、いよいよ Data Cloud のハンズオンを実行しましょう。[Verify Step (ステップを確認)] をクリックして、プロジェクトの次のステップへ進み、データストリームを作成してください。
リソース
-
Salesforce ヘルプ: Salesforce Data Cloud について
-
Salesforce ヘルプ: Data Cloud 用語集
-
Salesforce ヘルプ: Data Cloud 標準エディションおよびライセンス
-
Trailhead: システム管理者用の Data Cloud