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Net Zero Cloud 組織をリクエストして有効化する

学習の目的

このプロジェクトでは、次の操作を実行します。

  • Net Zero Cloud Developer Edition 組織を登録する。
  • カーボンアカウンティング機能を有効にする。
  • ユーザー、プロファイル、権限、レコードタイプなど、Net Zero Cloud の重要なアセットを設定する。
  • 排出係数データセットを読み込む。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

始める前に

このプロジェクトは、「Net Zero Cloud の基本」を修了し、重要な概念を理解してから開始してください。また、「システム管理者初級」トレイルを修了し、Salesforce Platform について、また Salesforce 組織の設定について理解しておくことが推奨されます。

ネットゼロへの道

アウトドアやレクリエーションの用具と衣料品の販売で知られる急成長中の小売企業 Northern Trail Outfitters (NTO) は、気候変動に取り組んでいます。カーボンフットプリント削減へのコミットメントの一環として、NTO は自社の事業活動およびサプライチェーン全体を通して温室効果ガスの排出量を追跡、分析、報告しようと考えています。この目的を果たすため、NTO が採用したのが Net Zero Cloud です。Net Zero Cloud は、Salesforce Einstein 1 の中心的アプリケーションであり、Salesforce プラットフォームの力を活用して、NTO のネットゼロの実現に向けた取り組みを後押しします。

「Net Zero Cloud の基本」では、NTO のネットゼロジャーニーを開始した最高サステナビリティ責任者 Sam Rajan を紹介しました。

NTO の最高サステナビリティ責任者 Sam Rajan。

Net Zero Cloud を設定するために、Sam は NTO の Salesforce システム管理者 Safiya Rees に協力を求めます。

NTO の Salesforce システム管理者 Safiya Rees。

このプロジェクトでは、Safiya と一緒に NTO の Salesforce 組織で Net Zero Cloud を稼働させる方法を学びます。

このプロジェクトについて

このプロジェクトでは、特別な Developer Edition 組織にサインアップし、その組織を使用して手順を実行します。こちらは、プロセスの概要を示した図です。

対応する情報のフロー図。

まず Net Zero Cloud 組織を有効にして、次にプロファイルとユーザーを作成します。そして機能を設定し、レコードタイプをマッピングします。最後は、排出係数 (EF) データセットの読み込みです。プロジェクト完了時には、Net Zero Cloud 組織のライセンスの取得と設定が完了し、すぐに使用できる状態になります。

重要な管理タスク

NTO の新しい Net Zero Cloud 組織はすでにライセンスを取得済みですが、すぐに使用できる状態にするためには、いくつかの管理タスクを実行する必要があります。次のインタラクティブな図の一般的なタスクをクリックすると、それぞれのタスクの説明を確認できます。

Net Zero Cloud を搭載した Developer Edition 組織にサインアップする

このプロジェクトを実行するには、Net Zero Cloud を搭載した特別な Developer Edition 組織が必要です。無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続し、このプロジェクトの Challenge を実行できるようにします。特別な Developer Edition は、このバッジの Challenge に対応するよう設計されているため、他のバッジでは機能しない可能性があります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。

  1. 無料で利用できる、Net Zero Cloud のライセンスを含む Developer Edition 組織にサインアップします。
  2. フォームに入力します。
    • [Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。
    • [ユーザー名] には、メールアドレス形式の一意のユーザー名を入力します (有効なメールアカウントである必要はなく、yourname@test.com などを使用してください)。
  3. フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
  4. アクティベーションメールを受信したら (数分かかることがあります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
  5. パスワードと確認用の質問を設定して、登録を完了します。後でアクセスしやすいように、ユーザー名、パスワード、ログイン URL を安全な場所 (パスワードマネージャーなど) に保存しておくことをお勧めします。
  6. Developer Edition にログインした状態になります。

新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。

  1. Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
  2. このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[組織を接続] をクリックします。
  3. ログイン画面で、先ほど設定した Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
  4. [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
  5. [Want to connect this org for hands-on challenges? (この組織をハンズオン Challenge に接続しますか?)] 画面で [Yes! (はい)] をクリックします。保存します。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。

Net Zero Cloud を有効にする

皆さんは、暗い部屋に入ったらまず初めに何をしますか? 当然電気をつけますよね。同じように、Safiya もまず初めに NTO のライセンス取得済み Net Zero Cloud 組織を有効にして、使用できる状態にする必要があります。

Safiya と一緒に、Developer Edition 組織を使って、このプロジェクトのすべてのステップを実施しましょう。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Net Zero と入力して、[Net Zero Settings (Net Zero 設定)] を選択します。
  2. Net Zero Cloud を有効にします。

ドメインを確認する

Safiya は、まず自分の組織の [My Domain (私のドメイン)] をチェックします。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに My Domain (私のドメイン) と入力し、[My Domain (私のドメイン)] を選択します。
  2. [My Domain Details (私のドメインの詳細)] を表示します。次を含む詳細が表示されます。
    • Current My Domain URL (現在の私のドメインの URL): superusercom-dev-ed.develop.my.salesforce.com
    • My Domain Name (私のドメイン名): superusercom-dev-ed
    • Domain Suffix (ドメインサフィックス): 標準 (*.my.salesforce.com)
  3. [My Domain Name (私のドメイン名)] が現在の [My Domain URL (私のドメインの URL)] の一部として含まれているのがわかります。

詳細は、「リソース」セクションの [My Domain (私のドメイン)] に関連するリンクを参照してください。

ライセンスを確認する

次に、自分の組織が Net Zero Cloud の権限セットライセンスを所有していることを確認します。このライセンスにより、ユーザーは、標準ユーザーライセンスには含まれない機能にアクセスできます。Net Zero Cloud 管理者である Safiya は、アプリケーションの設定を行えるよう、これからこれらのライセンスを自身に割り当てます。考えてみれば、自分だけでなく Sam にも割り当てておいた方がよさそうです。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Company Info (会社情報) と入力し、[Company Information (会社情報)] を選択します。
  2. [Permission Set Licenses (権限セットライセンス)] をクリックします。
  3. 次の権限セットライセンスが表示されることを確認します。
    • CRM User (CRM ユーザー): Salesforce プラットフォームにアクセスできる
    • Net Zero Cloud: Net Zero Cloud の機能、標準オブジェクト、Net Zero Cloud オブジェクトにアクセスできる
    • 次のうち少なくとも 1 つ: Net Zero Analytics Base1 Apps (Net Zero Analytics ベース 1 アプリケーション)Net Zero Analytics Base3 Apps (Net Zero Analytics ベース 3 アプリケーション)、または Net Zero Analytics Base5 Apps (Net Zero Analytics ベース 5 アプリケーション)
    • CRM Analytics for Net Zero Cloud: CRM Analytics for Net Zero Cloud アドオンが付属し、Net Zero Cloud の各種ダッシュボードを含む CRM Analytics プラットフォームのすべての機能にアクセスできる
メモ

Base1、Base3、Base5 アプリケーションは、Net Zero Cloud Starter ライセンスで利用可能なライセンス数 (それぞれ 1、3、5) を表します。これらの権限セットによって、ライセンス数と機能が制限されます。

たとえば、アクセスできない標準ダッシュボードがあります。CRM Analytics for Net Zero Cloud ライセンスでは、DEI および What If ダッシュボードにアクセスできますが、Base1、Base3、Base5 ライセンスではアクセスできません。

詳しくは、Net Zero Cloud ドキュメントをご確認ください。

Safiya は今はまだ分析の設定はしませんが、利用するときに備えてラインセンスがあることを確認できました。

これで、NTO の組織は必要なライセンスが取得され、Net Zero Cloud で使用するための設定ができる状態になったようです。Safiya は、相互研修の取り組みの一環として、Sam が NZC で使用するための組織の設定だけでなく、管理の基本を学ぶのを支援できることも楽しみにしています。Safiya はサステナビリティについて理解を深め、一方 Sam は Salesforce システム管理者のタスクについて学びます。この相互研修は、Safiya にとっても、Sam にとっても、さらに会社としてもプラスになる取り組みです。

リソース

ステップを確認

+100 ポイント

この プロジェクト は各自のハンズオン組織で実行します。[起動] をクリックして開始するか、組織の名前をクリックして別の組織を選びます。

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