外部ユーザーの共有ルールの使用
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、 Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 38:04 の時点から開始されます。)
外部ユーザーの共有ルール
共有ルールは、外部ユーザーに対しても内部ユーザーに対するのと同じように機能します。このステップでは、パートナーユーザーにどのように共有ルールを使用するかを見ていきましょう。
共有ルールの機能の概要についてのこちらの動画をご覧ください。
共有ルールは、ロール階層でのユーザーの位置に関わらず、オブジェクト単位でレコードへの追加アクセス権を付与します。共有ルールは、所有者または条件に基づいて作成できます。ポータルやサイトのゲストユーザー専用の共有ルールを設定することもできます。
所有者に基づく共有ルールでは、ユーザーグループ間でレコードを共有できます。一方、条件ベースの共有ルールは、特定の条件が満たされたときに適用されます。Salesforce では、次のサイト固有のユーザーグループが作成され、維持されています。
- Portal roles (ポータルロール)
- Portal role and subordinates (ポータルロール & 下位ロール)
- Roles, Internal and Portal Subordinates (ロール、内部 & ポータル下位ロール)
- All Customer Portal Users (すべてのカスタマーポータルユーザー) および All Partner Users (すべてのパートナーユーザー) 公開グループ
- そして、チャネルプログラムとレベルが設定されている場合は、[Channel Programs and Levels (チャネルプログラムおよびレベル)] グループがあります。
また、共有のために独自の公開グループを設定することもできます。
Ursa Major が、どのように共有ルールを使用してパートナーユーザーがレコードを表示できるようにするかを見ていきましょう。
取引先ロールを使用した共有ルール
Ursa Major のパートナーユーザーは、流通業者と再販業者の 2 つに分類されます。場合によっては、異なる取引先に属するパートナーユーザーが互いのレコードを参照する必要があることがあります。たとえば、取引先 Express Logistics and Transport のパートナーマネージャーは、Edge Communications のすべてのパートナーユーザーが所有する商談への「参照・更新」アクセス権が必要です。
Ursa Major のシステム管理者の Maria が、前のステップで設定した取引先ロールを使用する共有ルールを設定する手順を追ってみましょう。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Sharing(共有) と入力し、[Sharing Settings (共有設定)] を選択します。 - [Opportunity Sharing Rules (商談共有ルール)] の下にある [New (新規)] をクリックして、次の情報を入力します。
- Label (表示ラベル):
Share Edge Opportunities(Edge 商談の共有) - Rule Name (ルール名): 自動入力されます。
- Rule Type (ルールタイプ): Based on record owner (レコード所有者に基づく)
- Select which records to be shared (共有するレコードを選択します): Portal Roles and Subordinates: Edge Communications Partner Manager (ポータルロール & 下位ロール: Edge Communications パートナーマネージャー)
- Select the users to share with (共有先のユーザーを選択します): Portal Roles: Express Logistics and Transport Partner Manager (ポータルロール: Express Logistics and Transport パートナーマネージャー)
- Select the level of access for the users (ユーザーのアクセスレベルを選択します): Read/Write (参照・更新)
- [Save (保存)] をクリックし、[OK] をクリックします。
ここで何を行ったかを確認しましょう。Edge Communications パートナーマネージャーおよび下位ロール (すなわちパートナーユーザー) が所有するすべての商談に対する「参照・更新」アクセス権を Express Logistics and Transport のパートナーマネージャーに付与しました。
共有ルールを使用して、内部 Salesforce ユーザーが所有するレコードに対するアクセス権を Customer Community Plus および Partner Community ライセンスを持つ外部ユーザーに付与することができます。逆もまた同様です。
次に、レコードをパートナーユーザーで構成される公開グループと共有する方法を見ていきましょう。
公開グループを使用した条件ベースの共有ルール
Ursa Major は、パートナーマネージャーが優先度の高いエネルギー取引先を認識できるようにしたいと考えています。また、チャネル営業部長もこれらの取引先を認識できるようにする必要があります。
Maria はどのようにしてこのニーズを満たすことができるでしょうか? まず、パートナー取引先のマネージャーとチャネル営業部長を含む公開グループを作成する必要があります。内部ロールと外部ロールの両方を含む公開グループを作成するということに注意してください。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Public Groups(公開グループ) と入力し、[Public Groups (公開グループ)] を選択します。 - [New (新規)] をクリックして、次の情報を入力します。
- Label (表示ラベル):
Partner Managers and Channel Director(パートナーマネージャーおよびチャネル部長) - Group Name (グループ名): 自動入力されます。
- [Roles (ロール)] で「Channel Sales」(チャネル営業) を検索し、[Role: Director, Channel Sales (ロール: 部長、チャネル営業)] を [Selected Members (選択済みのユーザー)] に移動します。
- [Portal Roles (ポータルロール)] で「Manager」(マネージャー) を検索し、[Portal Role: Edge Communications Partner Manager (ポータルロール: Edge Communications パートナーマネージャー)] と [Portal Role: Express Logistics and Transport Partner Manager (ポータルロール: Express Logistics and Transport パートナーマネージャー)] を [Selected Members (選択済みのユーザー)] に移動します。
- [Save (保存)] をクリックします。
次に、Maria は、与えられた条件を満たす共有ルールを作成する必要があります。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Sharing(共有) と入力し、[Sharing Settings (共有設定)] を選択します。 - [Account Sharing Rules (取引先共有ルール)] の下にある [New (新規)] をクリックして、次の情報を入力します。
- Label (表示ラベル):
High Priority Energy Accounts(高優先度エネルギー取引先) - Rule Name (ルール名): 自動入力されます。
- Rule Type (ルールタイプ): Based on criteria (条件に基づく)
- Select which records to be shared (共有するレコードを選択します): Criteria (条件)
- Field (項目): [Industry (業種)] [equals (次の文字列と一致する)]「Energy」(エネルギー) かつ [Field: Customer Priority (項目: 顧客優先度)] [equals (次の文字列と一致する)]「High」(高)
- Field (項目): [Industry (業種)] [equals (次の文字列と一致する)]「Energy」(エネルギー) かつ [Field: Customer Priority (項目: 顧客優先度)] [equals (次の文字列と一致する)]「High」(高)
- Select the users to share with (共有先のユーザーを選択します): Public Groups: Partner Managers and Channel Director (公開グループ: パートナーマネージャーおよびチャネル部長)
- Select the level of access for the users (ユーザーのアクセスレベルを選択します):
- Default Account and Contract Access (デフォルトの取引先、契約のアクセス権): Read Only (参照のみ)
- Opportunity Access (商談のアクセス権): Private (非公開)
- Case Access (ケースのアクセス権): Private (非公開)
- Default Account and Contract Access (デフォルトの取引先、契約のアクセス権): Read Only (参照のみ)
- [Save (保存)] をクリックし、[OK] をクリックします。
これで完了です。ユーザーのグループ全体に、以前はアクセスできなかった取引先へのアクセス権を付与しました。次に進みましょう。
リソース
Salesforce ヘルプ: 共有ルール
動画シリーズ: Who Sees What in Experience Cloud (Experience Cloud で誰に何が表示されるか)
