サイト固有の共有の使用
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、 Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 46:09 の時点から開始されます。)
大規模ポータルおよびサイトとのレコードの共有
ここまでは、パートナーのために、すべての Salesforce ユーザーに使用できるさまざまな共有機能を使用してきました。ただし、外部ユーザーにのみ使用できる特定の共有機能があります。まず共有セットから始めましょう。
こちらの動画で、サイト固有の共有の動作について確認しましょう。
共有セットは、大規模ポータルおよびサイト専用に、多数の外部ユーザーがアクセスする必要のあるレコードを表示するのが簡単になるように作成されています。共有ルールではユーザーロールと公開グループを使用するのに対して、共有セットでは、プロファイルを使用してユーザーのグループにレコードに対するアクセス権を付与します。
共有セットで使用される共有メカニズムはアクセスマッピングと呼ばれます。共有セットは、基本的にはアクセスマッピングのコンテナです。アクセスマッピングは、2 通りの方法で定義できます。
- ケースに関連付けられている取引先など、共有するレコードの直接参照を使用する。
- ケースに関連付けられている納入商品に関連付けられている取引先など、共有するレコードの間接参照を使用する。
これらの共有セットとアクセスマッピングを実際に見てみましょう。
共有セットを使用する
パートナーポータルの設定に加えて、Ursa Major は今後、顧客向けのヘルプセンターを設定することも計画しています。今後 2 年間で数千人のメンバーを獲得する予定です。ヘルプセンターの大きな部分はケース作成です。顧客はソーラーパネルシステムで発生している問題のケースを作成できます。
以前のステップで、ケースに対する外部組織の共有設定を非公開に設定したことを覚えているでしょうか。これは、すべてのケース所有者は自分のケースのみを参照できるということです。ただし、Ursa Major は、同じ取引先に属するカスタマーユーザーに、取引先内のすべてのケースへのアクセス権を付与したいと考えています。
ケースデータを共有するために、Maria はケースオブジェクトに対するアクセスマッピングを含む共有セットを作成しました。アクセスマッピングにより、ユーザーの取引先がケースの取引先と一致する場合にケースレコードへの参照アクセス権が付与されます。その結果、同じ取引先内のユーザーはお互いのケースを参照できるようになります。
Maria がこの魔法をかける手順を追ってみましょう。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Digital Experiences(デジタルエクスペリエンス) と入力し、[Settings (設定)] を選択します。
- [Sharing Sets (共有セット)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。
- Label (表示ラベル):
Share Customer Cases(顧客ケースの共有) - Sharing Set Name (共有セット名): 自動入力されます。
- [Select Profiles (プロファイルの選択)] セクションで、選択可能なプロファイルのリストから [Customer Community User (カスタマーコミュニティユーザー)] を追加します。これがケースの共有先のプロファイルです。
- [Select Objects (オブジェクトの選択)] セクションで、選択可能なオブジェクトのリストから [Case (ケース)] を追加します。選択可能なオブジェクトのリストからは、次のものは除外されます。
- 組織の共有設定が「公開/参照・更新可能」であるオブジェクト
- 取引先または取引先責任者の参照項目がないカスタムオブジェクト
- 選択したプロファイルのアクセス権を設定するには、[Configure Access (アクセス権の設定)] セクションで [Case (ケース)] の横にある [Set Up (設定)] をクリックします。
- 取引先ルックアップに基づいてアクセス権を付与します。
-
[User (ユーザー)] ドロップダウンメニューから [Account (取引先)] を選択します。
- 対象オブジェクトのルックアップを決定するには、[Target Case (対象ケース)] ドロップダウンメニューで [Account (取引先)] を選択します。
- [Access Level (アクセス権)] で [Read Only (参照のみ)] を選択します。
-
[Update (更新)] をクリックします。
-
[Save (保存)] をクリックします。
これで、カスタマーユーザーを取引先に追加するたびに、そのユーザーには同じ取引先内のほかのすべての顧客ケースへのアクセス権が付与されるようになります。
次に、Trailhead Playground でカスタマーユーザーを作成します。(この余分なステップを実行するのは、アクセスマッピングを適切に行えたかどうかを確認できるようにするためです。)
- アプリケーションランチャーで [Account (取引先] を選択します。
-
[All Accounts (すべての取引先)] リストビューを選択します。
-
[Burlington Textiles Corp of America] をクリックします。
- [Contacts (取引先責任者)] 関連リストで [Jack Rogers] をクリックします。
- クイックアクションドロップダウンメニューから、[Enable Customer User (カスタマーユーザーを有効化)] を選択します。
- [New User (新規ユーザー)] 詳細ページで、次の項目を変更します。
- Email (メール): 自分のメールアドレスを入力して、新しく作成されたユーザーのログイン情報を入手できるようにします。
- Username (ユーザー名): メール形式の一意のユーザー名
- User License (ユーザーライセンス): Customer Community (カスタマーコミュニティ)
- Profile (プロファイル): Customer Community User (カスタマーコミュニティユーザー)
-
[Generate new password and notify user immediately (パスワードをリセットしてユーザーに通知する)] チェックボックスをオンにします。
-
[Save (保存)] をクリックし、[OK] をクリックします。
次に、Jack Rogers に、彼の取引先に関連するケースへのアクセス権があることを確認します。それにはまずサイトに Jack としてログインします。
- アプリケーションランチャーで [Contacts (取引先責任者)] を選択します。
-
[Jack Rogers] を選択します。
- クイックアクションドロップダウンメニューから、[Log in to Experience as User (ユーザーとしてエクスペリエンスにログイン)] を選択します。
ポータルで、Jack の名前の横にあるドロップダウンメニューをクリックし、[My Account (私の取引先)] を選択します。[Cases (ケース)] 関連リストに、Burlington 取引先に関連するケースが 2 つ表示されます。お疲れさまでした。
リソース
動画シリーズ: Who Sees What in Experience Cloud (Experience Cloud で誰に何が表示されるか)
Salesforce ヘルプ: 共有グループを使用した大規模 Experience Cloud サイトユーザーが所有するレコードの共有