カスタマー取引先ポータルを作成する
Trail Together の動画
エキスパートの説明を見ながらこのステップを進めて行きたい場合は、Trail Together シリーズの一部である、こちらの動画をご覧ください。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 02:48 分から開始されます。)
Ursa Major Solar の紹介
Ursa Major Solar, Inc. は、米国南西部を中心に、太陽光発電関連の商品やシステムを提供している企業です。地場企業としてスタートし、地域へと事業範囲を広げ、最近、隣の州に 2 か所目の流通センターを開設しました。競争力ある価格のソーラー機器が同社の主力商品ですが、完全請負ソーラーソリューションは最も成長が早く (さらに最も利益が大きい) 事業部門です。
異なる市場に事業を拡張して以来、Ursa Major は顧客が注文状況を確認し、ソーラーパネルについての情報を見つけられるカスタマー取引先ポータルを設定することを検討しています。会社の規模が大きくなり顧客が増えるほど、カスタマーポータルのニーズが高まります。
Ursa Major のシステム管理者である Maria は、顧客に必要なすべての情報を 1 か所で提供できるように、Experience Cloud を使用してカスタマー取引先ポータルを作成したいと考えています。
さっそく Maria はカスタマー取引先ポータルの設定を開始します。次の手順を Trailhead Playground で実行します。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Digital Experiences
(デジタルエクスペリエンス) と入力し、[Settings (設定)] を選択します。 -
[Enable Digital Experiences (デジタルエクスペリエンスを有効化)] を選択します。デジタルエクスペリエンスドメインが表示されます。本番組織には、
MyDomainName.my.site.com
という形式で [私のドメイン] の名前が含まれます。 - [Save (保存)] をクリックします。
これでデジタルエクスペリエンスが有効になったので、次に最小限のカスタマー取引先ポータルを設定しましょう。[Setup (設定)] の [All Sites (すべてのサイト)] ページにリダイレクトされます。リダイレクトされない場合は、[Quick Find (クイック検索)] に Digital Experiences
(デジタルエクスペリエンス) と入力し、[All Sites (すべてのサイト)] を選択します。
- [New (新規)] をクリックします。作成ウィザードが表示され、テンプレートのさまざまなオプションから選択できます。
- [Customer Account Portal (カスタマー取引先ポータル)] テンプレートを選択します。
- [Get Started (使用を開始する)] をクリックします。
- サイトに「Ursa Major Customer Account Portal」という名前を付け、URL の末尾に「UrsaMajorPortal」と入力します。
- [Create (作成)] をクリックします。
これでポータルが [Preview (プレビュー)] 状況で作成されました。ただし、作成した内容はまだ世間に公開されていません。全体を簡単に確認してください。これがエクスペリエンスワークスペースです。この後すぐにここに戻り、サイトのカスタマイズと管理を行います。
カスタマーユーザーを作成する
-
をクリックし、[Accounts (取引先)] を選択し、[All Accounts (すべての取引先)] リストビューを選択します。
- [Grand Hotels & Resorts Ltd] をクリックします。
- [Contacts (取引先責任者)] 関連リストで [Tim Barr] をクリックします。
- ドロップダウンメニューから、[Enable Customer User (カスタマーユーザーを有効化)] を選択します。
- [New User (新規ユーザー)] 詳細ページで、次の項目を変更します。
- Email (メール): 自分のメールアドレスを入力して、新しく作成されたユーザーのログイン情報を入手できるようにします。
- Username (ユーザー名): メール形式の一意のユーザー名
- User License (ユーザーライセンス): Customer Community (カスタマーコミュニティ)
- Profile (プロファイル): Customer Community User (カスタマーコミュニティユーザー)
- City (市区郡): Chicago
- [Generate new password and notify user immediately (パスワードをリセットしてユーザーに通知する)] チェックボックスをオンにします。[Save (保存)] をクリックします。
ここで Tim のユーザーオブジェクトの市区群を Chicago に変更したことを覚えておいてください。後でこの知識が役立ちます。
次に、同じ手順を取引先 GenePoint の取引先責任者 Edna Frank に対して実行します。ただし、[City (市区群)] は空白のままにするか Chicago 以外の市区群を入力します。
ポータルのメンバーにプロファイルを追加する
基本のカスタマー取引先ポータルを作成し、カスタマーユーザーを有効にしたので、ユーザープロファイルをメンバーとしてポータルに追加する準備が整いました。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
Digital Experiences
と入力し、[All Sites (すべてのサイト)] を選択します。 - Ursa Major ポータルの横にある [Workspaces (ワークスペース)] をクリックします。
- [Administration (管理)] | [Members (メンバー)] をクリックします。
- プロファイルを使用してメンバーを追加する手順は、次のとおりです。
- [Customer Community User (カスタマーコミュニティユーザー)] プロファイルを選択します。(プロファイルが表示されない場合は、検索を [All (すべて)] に変更します。)
- [Add (追加)] をクリックします。
- [Save (保存)] をクリックします。
ポータルを公開して有効にすると (後のステップで実行します)、自動的に生成されるお知らせメールによって、有効なポータルにあなたが追加されたことが通知されます。