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セールスコーチングエージェントを設定して有効にする

メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

事前作業が完了したところで、セールスコーチングを作成して設定し、有効にする準備が整いました。それでは始めましょう。

  1. まだ Salesforce Go ページにいない場合は、歯車アイコン。 をクリックし、[Salesforce Go] を選択します。[Setup (設定)] の Salesforce Go ホームページが開きます。または、すでに [Setup (設定)] が表示されている場合は、[Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Salesforce Go] を検索して選択します。
  2. [Get Started with Agentforce (Agentforce の使用を開始)] セクションまでスクロールダウンし、[Keep Going (続行)] をクリックします。
  3. [Agentforce Sales Coach (Agentforce セールスコーチ)] カードの 右矢印ボタン。 をクリックすると、設定ステップが表示されます。この時点で、必要な 4 つのステップのうちの 3 つが完了しているはずです。
  4. [Go To Agentforce Builder (Agentforce Builder に移動)] をクリックします。新しいタブで Agentforce Builder が開き、[Sales Coach (セールスコーチ)] がすでに選択されています。

[Go To Agentforce Builder (Agentforce Builder に移動)] ボタンが強調表示されているセールスコーチングエージェント設定ウィザードページ。

  1. 新しいタブが開き、作成するエージェントを選択できます。エージェント種別の [Agentforce Sales Coach (Agentforce セールスコーチ)] がすでに選択されています。
  2. [Select Your Agent's Topics (エージェントのトピックを選択)] ステップで、使用可能なトピックがすべて追加されていることを確認します。[Next (次へ)] をクリックします。
  3. [Customize your agent (エージェントをカスタマイズ)] ステップで、項目に次の値を入力します。
    • Name (名前): Sales Coach Agent (セールスコーチエージェント)
    • API Name (API 参照名): Sales_Coach_Agent
    • Description (説明): A Sales Coach Agent gives sales reps personalized sales coaching for the opportunity they’re working on. (セールスコーチエージェントが営業担当に、取り組んでいる商談に合わせてパーソナライズしたセールスコーチングを実施します。)
    • Role (ロール): You are a digital Sales Coach Agent who gives sales reps personalized sales coaching for the opportunity they’re working on. (あなたはデジタルセールスコーチエージェントで、営業担当が取り組んでいる商談に合わせてパーソナライズしたセールスコーチングを実施します。)
    • Company (会社): Acme is a B2B provider of cutting-edge, energy-efficient IT hardware and networking equipment designed to reduce energy consumption and support sustainability without compromising performance. (Acme は、パフォーマンスを損なうことなく、エネルギー消費量を削減し、サステナビリティをサポートするよう設計された、エネルギー効率の高い最先端の IT ハードウェアやネットワーキング機器を扱う B2B プロバイダーです。)
    • Agent User (エージェントユーザー): リストから [Sales Coach Agent (セールスコーチエージェント)] を選択します。
    • [Keep a record of conversations with Enhanced Event Logs to review agent behavior (エージェント動作をレビューするために拡張イベントログを使用して会話の記録を保持する)] ボックスをオンにします。
  4. [Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Select Language and Tone (言語と語調を選択)] ステップはデフォルト設定のままにして、[Next (次へ)] をクリックします。
  6. [Select data sources (データソースを選択)] ステップは空白のままにして、[Create (作成)] をクリックします。このタブは次のセクションで使用するため、開いたままにします。

セールスコーチングエージェントをパーソナライズする

お疲れさまでした。Agentforce でセールスコーチングエージェントを作成しました。試してみる前に、標準のトピックに多少変更を行う必要があります。では、パーソナライズに進みましょう。

  1. Agentforce Builder の [Topic Details (トピックの詳細)] セクションで [Agentforce Sales Coach: Negotiation/Review Role-Play (Agentforce セールスコーチ: 交渉/レビューのロールプレイ)] トピックをクリックします。

[Agentforce Sales Coach: Negotiation/Review Role-Play (Agentforce セールスコーチ: 交渉/レビューのロールプレイ)] 表示ラベルが強調表示されている [Topic (トピック)] セクション

  1. [Topic Details (トピックの詳細)] セクションの下部にある [New Version (新しいバージョン)] をクリックします。
  2. 右向き矢印をクリックして、[Topic Configuration (トピック設定)] を展開します。

画面の展開ボタンを指す矢印が示されている [Topic Details (トピックの詳細)] メニュー

  1. 既存の内容を次の内容に置き換えます。
    • Classification Description (分類の説明): Role-plays related to deals in the negotiation stage where you are a prospective buyer going through an evaluation, whose team has just seen a demonstration leading up to conversation. You are speaking with a Sales Executive on topics related to your evaluation such as the impact on reducing carbon footprint, competitive offerings, pricing, and other contract terms, such as contract length, units, services, and more. (交渉フェーズの商談に関するロールプレイで、あなたは商品を評価している見込み客です。チームと一緒にデモを見たところで、この後商談に入ります。あなたは営業エグゼクティブと、カーボンフットプリントの削減への影響、競合商品、価格設定、その他の契約条件 (契約期間、数量、サービスなど) の評価に関する事項を協議します。)
    • Scope (範囲): Your only job is to negotiate with the user, who is a Sales Executive, while roleplaying as a disgruntled and skeptical prospective buyer. You are attempting to get the best deal for your company by questioning the efficacy of the products and services being sold, plus negotiating the terms of the deal, such as contract term length, units, price, or other benefits and add-ons, presenting counteroffers and focusing on numbers and facts and resisting attempts by the Sales Executive to change the terms of the deal in a way that would be more costly to you and your company. Regarding how the products and services being sold will help with the reduction of your company's carbon footprint, express disappointment if hard statistics, customer use cases, and specific examples of benefits aren't immediately brought up and question why the sales executive does not have them prepared for the call. (あなたの唯一の役目は、不機嫌で懐疑的な見込み客を演じるロールプレイに取り組みながら、営業エグゼクティブであるユーザーと交渉することです。あなたの会社にとって最も有利な条件を引き出すために、購入しようとしている商品やサービスの実用性に疑問を投げかけるほか、契約期間、数量、価格、そのほかのメリットや追加機能などの取引条件を交渉し、対案を示し、数字や事実に着目し、営業エグゼクティブがあなたやあなたの会社にコストがかかる形で取引条件を変更しようとする試みに反論します。対象の商品やサービスによって会社のカーボンフットプリントの削減がどの程度促進されるかについて、具体的な統計値、お客様のユースケース、メリットの具体例がすぐに示されない場合は失望をあらわにし、今回の協議までに準備ができていない理由を営業エグゼクティブに問いただします。)
    • 「When asked to start the negotiation…(交渉を始めるように指示されたら…)」で始まる指示項目を見つけて、次の内容に置き換えます: When asked to start the negotiation, always respond first to the Sales Executive with "Hi, I'm glad we were able to schedule this time today. Really hoping we can find some ways to strengthen the business case, clarify the ROI, and ultimately make this deal more attractive for us." (交渉を始めるように指示されたら、必ず営業エグゼクティブにまず次のように応答します。「こんにちは。今日は話し合う機会を設けることができて何よりです。ここでビジネスケースを構築し、ROI を明確にして、最終的にはこの商談を私どもにとってより魅力的なものにする何らかの方法を探り出したいと考えています。」)Make sure to acknowledge the product demonstration that previously took place in the evaluation. If you have already said this in the conversation history, then do not repeat yourself. (以前の評価時に実施された商品デモのお礼を述べます。会話履歴に謝辞が記録されている場合は繰り返さないでください。)
  1. [Save (保存)] をクリックします。
  2. [Topics (トピック)] リストで、[Agentforce Sales Coach: Negotiation/Review Role-Play (Agentforce セールスコーチ: 交渉/レビューのロールプレイ)] をクリックします。
  3. [This Topic’s Actions (このトピックのアクション)] タブをクリックします。
  4. [New (新規)][Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] の順にクリックします。

選択したトピックにある [Asset Library (アセットライブラリ)] ドロップダウンから新規アクションを追加

  1. [Search actions (アクションを検索)] ボックスに negotiation (交渉) と入力します。
  2. [Agentforce Sales Coach: Give Feedback on Negotiation/Review Stage (Agentforce セールスコーチ: 交渉/レビューフェーズに関するフィードバックを提供)] をクリックします。
  3. [Finish (完了)] をクリックします。
  4. [Reference Action (参照アクション)] セクションで、新規ウィンドウで開くアイコンをクリックします。

新規ウィンドウで開くアイコン

  1. 新しいタブが開き、このアクションに関連付けられているプロンプトテンプレートが表示されます。[Template Settings (テンプレート設定)] の上の [Preview Settings (設定をプレビュー)] アイコン [Preview Settings (設定をプレビュー)] アイコン。 をクリックします。
  2. [Transcript (トランスクリプト)] 項目に次の内容を追加します: Thanks for confirming your leadership team has endorsed this deal. I'm glad we were able to come to terms regarding a substantial discount in exchange for a longer term deal. I know you were hoping for a service package to be included in the contract, but I'll need to go back to my team to see if we have any wiggle room there. Thank you again for the time and keep an eye out for an email from me later this evening. Thanks! (御社のリーダーシップチームがこの商談を承認した旨の連絡をいただきありがとうございます。長期契約と引き換えに大幅な割引を適用することで合意に至ったことを喜ばしく思っています。サービスパッケージを契約に盛り込むよう希望されていることは承知しておりますが、その点に応じられるかどうかはチームに戻って検討する必要があります。御多忙中お時間をいただいたことに重ねてお礼申し上げます。今晩中に改めてメールを差し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。)

[Test Inputs (テスト入力)] と、[Test Inputs (テスト入力)] メニュー内の [Transcript (トランスクリプト)] ボックスを指す矢印が表示されている [Prompt Template Workspace (プロンプトテンプレートワークスペース)]

  1. [Object (オブジェクト)] 項目に、Edge と入力し、最初にリストされている [Edge Emergency Generator] を選択します。
  2. [Preview (プレビュー)] をクリックして、応答を確認します。

[Preview (プレビュー)] ボタンが強調表示されている [Prompt Template Workspace (プロンプトテンプレートワークスペース)]

  1. [Save As (別名で保存)] ドロップダウンをクリックして、[Save as a New Version (新しいバージョンとして保存)] を選択します。
  2. プロンプトテンプレートの (1) ワークスペース内の <NEGOTIATION QUESTIONS (交渉の質問)> を見つけます。このセクションを見つけるためにスクロールダウンする必要があります。<NEGOTIATION QUESTIONS (交渉の質問)>は、プロンプトの数か所で参照ポイントとして使用されているため、削除しないでください。次の質問をコピーして、すでにリストされている質問の下に貼り付けます。
    • Have you confirmed the customer understands how our products will help reduce their carbon footprint? (商品によってカーボンフットプリントの削減がどの程度促進されるかお客様が理解していることを確認しましたか?)
    • Have you made sure to inform the customers of our upcoming product release that existing customers will get access to for a significant discount? (既存のお客様は大幅な割引を利用できる次回の商品リリースについてお客様に説明しましたか?)

<NEGOTIATION QUESTIONS (交渉の質問)> が強調表示され、その中に上記の 2 つの質問がリストされています。[Preview Language (プレビュー言語)]、[Test Inputs (テスト入力)]、[Save & Preview (保存 & プレビュー)] ボタンも強調表示されています。

  1. [Preview Language (プレビュー言語)] リストから、[English (英語)] を選択します。
  2. [Save & Preview (保存 & プレビュー)] をクリックします。質問を追加した後で、応答がどのように変化したか確認します。
  3. [Activate (有効化)] をクリックします。更新したアクションが有効になりました。
  4. 左上にある戻るボタン (左矢印) をクリックしてこのプロンプトテンプレートを閉じ、[Setup (設定)] に戻ります。
    戻るボタン (左矢印) が強調表示されています。
  5. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Agents (エージェント) と入力し、[Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] をクリックします。
  6. [Sales Coach Agent (セールスコーチエージェント)] をクリックして、[Open in Builder (ビルダーで開く)] をクリックします。
  7. [Activate (有効化)] をクリックします。セールスコーチングエージェントが有効になり、使用できるようになりました!
  8. 左上にある戻るボタン (左矢印) をクリックして Agentforce Builder を閉じ、[Setup (設定)] に戻ります。

セールスコーチングを使用する

会社のニーズに合わせて必要な調整を行いました。ここで、セールスコーチングを試してみましょう。

  1. アプリケーションランチャーアイコン をクリックします。
  2. [Sales (セールス)] を検索して選択します。
  3. セールスアプリケーションで [Opportunities (商談)] タブをクリックします。
  4. リストビューを [Recently Viewed (最近参照したデータ)] から [All Opportunities (すべての商談)] に変更します。
  5. リストから [Edge Emergency Generator] を選択します。メモ: 2 つ以上表示された場合は、フェーズが [Prospecting (プロスペクティング)] になっているものを選択します。
メモ

残りの手順を実行しなくてもこのバッジを獲得できます。セールストークの練習を行ったかどうかや、ロールプレイングで交渉を練習したかどうかは確認されないためです。ただし、セールスコーチングエージェントの実際の動作を確認するために、この練習を行うことを強くお勧めします。後続の手順はスクリーンショットが示されているため、ツールを使用するとどうなるかを確認できます。

セールストークを練習する

評価済みの商談のセールストークを練習できるように準備します。セールストークを録画または録音すれば、自分で再生して、セールストークを行っている自分がどのように見え、どのように聞こえるかを把握できます。また、うまくできた部分と改善の余地がある部分を示すフィードバックを取得できます。セールストークの持ち時間は 5 分です。必要に応じて何度でもやり直すことができます。

  1. [Qualification (評価)] をクリックし、[Mark Stage as Current Stage (現在のフェーズとしてマーク)] を選択して、フェーズを [Prospecting (プロスペクティング)] から [Qualification (評価)] に変更します。
  2. Agentforce セールスコーチは、右側の関連リストのすぐ上に配置されています。[Start (開始)] をクリックして、エージェントを起動します。
  3. [Practice Your Pitch (セールストークを実践)] 画面が表示されます。[Enable Microphone and Camera (マイクロフォンとカメラを有効化)] をクリックして、プレゼンテーションの際に使用するマイクとカメラを選択します。追加のセキュリティポップアップが表示されることがあります。

左側に指示、右側に [Enable Microphone and Camera (マイクロフォンとカメラを有効化)] が表示されている [Practice Your Pitch (セールストークを実践)] 画面

  1. この機能をテストする目的で、セールスコーチに向かってセールストークを述べ、フィードバックを受け取ります。(現在、セールスコーチングエージェントが解釈してフィードバックを実施できるのは英語のみです。)セールストークの例が用意されているため、簡単に開始できます。スクリプトを読んでセールストークで何を伝えるべきかをとらえ、自分の言葉で繰り返します (スクリプトをそのまま読み上げても構いません)。テストの準備ができたら、[Start (開始)][Start Recording (録画を開始)] の順にクリックして、セールストークを実施します。終わったら、[End Practice (実践を終了)] をクリックします。

こんにちは、Acme の <ここに自分の名前を挿入> です。Edge Emergency Generator と提携できることを楽しみにしています。

モバイル発電機メーカーのリーダーである御社は、効率性の追求とサステナビリティの目標達成に重点的に取り組んでいるのではないかと思います。この 2 つは Acme が得意とする分野です。多数の製造企業が、高騰するエネルギーコストや旧式の IT システムといった課題に直面しています。エネルギー効率に優れた当社のハードウェアやネットワーキングソリューションがあれば、パフォーマンスを向上させながら、エネルギー消費量を抑え、運用コストを削減し、サステナビリティの目標達成を推進することができます。

エネルギー価格が上昇し、環境に優しい商品を求める声が高まる中、今こそ行動を起こす絶好のタイミングです。私たちのクライアントの多くは、わずか 2 年で投資利益を実現しています。さまざまなオプションを検討されていると思いますが、Acme の強味はトップレベルの技術とサステナビリティに関する詳細な専門知識を兼ね備えていることです。

私たちは、御社の業界の多数の企業が同様の課題を克服し、大幅な向上を成し遂げられるようにお手伝いしてきました。たとえば、クライアントの 1 社は最初の 1 年でエネルギーコストを 30% 削減し、生産効率を 25% 高めています。Edge Emergency Generator でも同じことが可能ではないかと考えています。

差し支えなければ、Edge Emergency Generator の目標達成に向けて、私たちがどのようにお手伝いできるか説明させていただく機会を作っていただけませんでしょうか?

  1. スクリプトを読み急いだ場合や、コンテンツが最低限の長さに満たない場合は、Agentforce セールスコーチからやり直しを求められることがあります。最低要件を満たすと画面が表示され、録音されたセールストークを再生できます。自分のセールストークに満足せず、再度行う場合は、[Start Over (やり直し)] をクリックします。

録音したセールストークの [Play (再生)]、[Start Over (やり直し)]、[View Feedback (フィードバックを表示)] ボタンが表示されています。

  1. [View Feedback (フィードバックを表示)] をクリックすると、セールストークに対するエージェントのフィードバックが示されます。[Review Your Feedback (フィードバックを確認)] レポートは商談に保存されません。ですから、フィードバックを残しておきたい場合は、上部の [Copy Feedback (フィードバックをコピー)] ボタンをクリックして、任意の場所に貼り付けます。終了したら、[Done (完了)] をクリックします。

エージェントのフィードバックを示す画面が表示されています。画面に [Copy Feedback (フィードバックをコピー)] と [Done (完了)] の 2 つのボタンがあります。

  1. [Try Again (もう一度実行する)] をクリックすると、セールストークを何度でも練習できます。

[Qualification Review Complete (評価レビューが完了しました)] メッセージが表示されている商談レコードページ

ロールプレイで交渉を練習する

ここではセールストークの練習とは異なり、見込み客を演じるセールスコーチングエージェントと実際にやり取りします。見込み客の目標は、自社にとって最も有利な条件を引き出すことです。コーチングエージェントの応答は、[Agentforce Sales Coach: Negotiation/Review Role-Play (Agentforce セールスコーチ: 交渉/レビューのロールプレイ)] トピックの説明、範囲、指示によって異なります。開始ボタンをクリックしてからやり取りを完了するまでの最大時間は 5 分です。フィードバックを受け取るためには、少なくとも 3 回やり取りする必要があります。現在、このロールプレイは英語のみで機能し、何度でも試すことができます。会話の推奨ポイントが表示されますが、流れに沿って即興で対応しても構いません。

  1. [Edge Emergency Generator] 商談が表示されていることを確認します。[Negotiation/Review (交渉/レビュー)] をクリックし、[Mark Stage as Current Stage (現在のフェーズとしてマーク)] を選択して、フェーズを [Qualification (評価)] から [Negotiation/Review (交渉/レビュー)] に変更します。
  2. Agentforce セールスコーチは、右側の関連リストのすぐ上に配置されています。コーチから近々行われる交渉に備えてロールプレイを行うことを提案されます。[Start (開始)] をクリックして、エージェントを起動します。
  3. [Role Play with Agentforce Sales Coach (Agentforce セールスコーチとロールプレイ)] 画面が表示されます。必要に応じて、[Enable Microphone and Camera (マイクロフォンとカメラを有効化)] をクリックし、プレゼンテーションの際に使用するマイクとカメラを選択します。追加のセキュリティポップアップが表示されることがあります。上記の手順を実施したばかりであれば、マイクとカメラがそのまま有効になっていることがあります。

左側に指示、右側に [Enable Microphone and Camera (マイクロフォンとカメラを有効化)] が表示されている [Role Play with Your Agentforce Sales Coach (Agentforce セールスコーチとのロールプレイ)] 画面

  1. 開始する前に、必ず次のスクリプトに目を通しておきます。

先ほど指示したとおり、あなたは Acme の従業員です。Acme は、パフォーマンスを損なうことなく、エネルギー消費量を削減し、サステナビリティをサポートするよう設計された、エネルギー効率の高い最先端の IT ハードウェアやネットワーキング機器を扱う B2B プロバイダーです。

交渉時のポイント

交渉時に以下の情報を活用できます。必要に応じて変更しても構いません。この情報には、エージェントに対するあなたの応答のみが反映されます。常にエージェントが会話を開始します。

商品のメリット

  • エネルギー効率に優れた当社のハードウェアを使用すれば、熱出力が削減されるため、冷却要件が軽減し、エネルギー消費量が減少します。さらに、アイドル状態のときはデバイスが自動的にオフになるように設定して電力管理を行えば、エネルギー消費量が大幅に削減されます。
  • エネルギー使用量を減少させることで炭素依存型の発電所から脱却し、温室効果ガスの排出を抑え、カーボンフットプリントの削減に貢献できます。

顧客価値

  • 私たちは、さまざまなお客様が当社のハードウェアを使用し、電力管理のベストプラクティスを実践するという方法で、カーボンフットプリントを最大 10% 削減できるようにお手伝いしてきました。

カスタマーストーリー

  • 先頃、Grand Hotels Emergency Generators というお客様が、既存のすべての IT ハードウェアをエネルギー効率の高い当社のハードウェアに取り換えました。その後間もなく、エネルギー消費量が 15% 減少しました。当社の電力管理のベストプラクティスを採用したところ、元の消費量からさらに 10% 減少し、総削減量が 25% に上っています。同様に、全体的なカーボンフットプリントも 10% 減少しています。このお陰で、エネルギーコストだけで年間 10,000 ドルを節約しています。

価格と割引

  • 店舗 1 軒の改装費用は 35,000 ドルです。
  • 5 か所すべて改装すれば、1 店舗あたりのコストが 30,000 ドルになります。
  • チームを対象とする電源管理トレーニングセッションを無料で実施することもできます。その場合は、1 店舗あたりさらに 2,000 ドルのコストが節約されます。
  1. 上記のポイントを確認して、準備ができたら [Start (開始)] をクリックします。
  2. お客様を演じるエージェントが会話を開始します。あなたに質問することもあれば、しないこともあります。応答する準備ができたら、[Speak (発言)] をクリックします。たとえば、次のようなフレーズで応答します。

こんにちは。本日はお時間を割いていただきありがとうございます。先般お送りした IT ハードウェアとネットワーク機器の提案書はご覧いただけたでしょうか? 何かご不明な点などはありませんか?

2 つの列が示されています。左側の列はあなたが話すときに使用され、現在は空になっています。右側の列には、会話の開始時の相手の期待とエージェントが生成した最初の質問が示されます。

  1. [Speak (発言)] ボタンが [Listening (聞く)] ボタンに変わります。話し終えた時点で [Listening (聞く)] にカーソルを置き、[Done Speaking (発言終了)] に変わったら、[Done Speaking (発言終了)] をクリックします。
    [Listening (聞く)] ボタンにカーソルを置くと [Done Speaking (発言終了)] に変わることが示されています。
  2. あなたが述べた内容を聞き取ったテキストトランスクリプトが表示され、その内容に基づいてエージェントが応答します。お客様の応答を確認し、応答する準備ができたら、[Speak (発言)] をクリックします。

1 つ目の列にあなたの応答のテキストが表示され、2 つ目の列にエージェントの応答が表示されています。

  1. 話し終えた時点で [Listening (聞く)] にカーソルを置き、[Done Speaking (発言終了)] をクリックします。
  2. あなたが述べた内容のテキストトランスクリプトが表示され、その内容に基づいてエージェントが応答を示します。
  3. 合意に達するか、5 分の制限時間に達するまで、手順 8 ~ 10 を繰り返します。前述のとおり、コーチングエージェントからフィードバックを取得するためには、少なくとも 3 回やり取りする必要があります。

ロールプレイを終了してフィードバックを表示する

  1. 3 回目の応答を終えた時点でまだ 5 分の制限時間に達していないと思われる場合は、会話を継続するか、ロールプレイを終了してフィードバックを確認することができます。終了する場合は、[End Role Play (ロールプレイを終了)] をクリックします。

[End Role Play (ロールプレイを終了)] ボタンが強調表示されています。

  1. [View Feedback (フィードバックを表示)] をクリックして、交渉/レビューのロールプレイに対するコーチのフィードバックを表示します。この時点でコーチは、終了したばかりのロールプレイのトランスクリプト、「交渉」フェーズのフィードバックプロンプトの指示、LLM を使用して、交渉の練習がうまくいったかどうかを伝えるフィードバックを生成します。
  2. フィードバックが商談に保存されない点に注意します。ですから、フィードバックを残しておきたい場合は、上部の [Copy Feedback (フィードバックをコピー)] ボタンをクリックして、任意の場所に貼り付けます。終了したら、[Done (完了)] をクリックします。[Try Again (もう一度実行する)] をクリックすると、このロールプレイを何度でも練習できます。

終了した交渉のロールプレイに基づくフィードバックのサンプルが示されています。

お客様へのセールストークの練習や交渉のロールプレイを行うことができるセールスコーチングエージェントを作成しました。ここで説明した内容は、Agentforce セールスコーチングを活用して販売手法を磨くことができる方法のほんの数例です。

リソース

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