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データモデルの更新とデータのインポート

メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

カスタムオブジェクトを追加する

パッケージをインストールしたら、イベントアプリケーションをカスタマイズするためにすべきことがいくつかあります。まず、イベントの登録を追跡するオブジェクトを追加します。

  1. 設定歯車 をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  2. [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] タブをクリックします。
  3. [Create (作成)] をクリックして、[Custom Object (カスタムオブジェクト)] を選択します。
  4. 新規カスタムオブジェクトを次のように定義します。
    • Label (表示ラベル): Event Registration (イベント登録)
    • Plural Label (表示ラベル (複数形)): Event Registrations (イベント登録)
    • Object Name (オブジェクト名): Event_Registration
    • Record Name (レコード名): Event Registration Name (イベント登録名)
    • Data Type (データ型): Text (テキスト)
  1. 残りの値はすべてそのままにして [Save (保存)] をクリックします。

登録 ID のカスタム項目を追加する

各参加者の登録に対する一意の ID を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。ここではテキスト項目を使用します。

  1. Event Registration (イベント登録) カスタムオブジェクトで、[Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Text (テキスト)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  4. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Registration ID (登録 ID)
    • Length (文字数): 20
    • Field Name (項目名): Registration_ID
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

参加者のカスタム項目を追加する

イベントの参加者を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。参加者情報の保存には、標準の取引先責任者オブジェクトを使用します。

  1. [Master-Detail Relationship (主従関係)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Related To (関連先)] で、[Contact (取引先責任者)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  3. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Attendee (参加者)
    • Field Name (項目名): Attendee
    • Child Relationship Name (子リレーション名): Event_Registrations
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

イベント名のカスタム項目を追加する

イベントの名前を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。イベント名の保存には、インストールしたパッケージに既存の Public Events (公開イベント) カスタムオブジェクトを使用します。

  1. [Master-Detail Relationship (主従関係)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Related To (関連先)] で、[Public Events (公開イベント)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  3. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Event Name (イベント名)
    • Field Name (項目名): Event_Name
    • Child Relationship Name (子リレーション名): Event_Registrations
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

食事の要望のカスタム項目を追加する

参加者の食事に関する要望を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。ここでは選択リスト項目を使用します。

  1. [Picklist (選択リスト)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Dietary Needs (食事の要望)
    • Field Name (項目名): Dietary_Needs
    • Values (値): [Enter values, with each value separated by a new line (選択リストの各値を改行で区切って入力します)] を選択
    • 次の値を入力します。
      • Vegetarian (ベジタリアン)
      • Gluten-free (グルテンフリー)
      • Vegan (ヴィーガン)
      • Diabetic (糖尿病)
      • Other (その他)
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

登録料のカスタム項目を追加する

イベントの参加費用を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。ここでは通貨項目を使用します。

  1. [Currency (通貨)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Registration Fee (登録料)
    • Field Name (項目名): Registration_Fee
    • Length (文字数): 18
    • Decimal Places (小数点の位置): 0
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

参加者種別のカスタム項目を追加する

参加者に関する情報を追跡するカスタム項目を Event Registration (イベント登録) オブジェクトに追加します。具体的には、参加者が顧客、パートナー、従業員のどれに該当するかを追跡したいと考えています。ここでは選択リスト項目を使用します。

  1. [Picklist (選択リスト)] を選択して、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Type (種別)
    • Field Name (項目名): Type
    • Values (値): [Enter values, with each value separated by a new line (選択リストの各値を改行で区切って入力します)] を選択
    • 次の値を入力します。
      • Customer (顧客)
      • Partner (パートナー)
      • Employee (従業員)
  1. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save (保存)] の順にクリックします。

カスタムタブを追加する

Event Registration (イベント登録) オブジェクトにカスタムタブを追加して、イベント登録レコードを表示できるようにします。 

  1. [Setup (設定)] で [Home (ホーム)] をクリックします。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに tabs(タブ) と入力し、[Tabs (タブ)] を選択します。
  3. [Custom Object Tabs (カスタムオブジェクトタブ)] セクションで、[New (新規)] をクリックします。
  4. [Object (オブジェクト)] で、[Event Registration (イベント登録)] を選択します。
  5. [Tab Style (タブスタイル)] で、虫眼鏡アイコンをクリックし、任意の画像を選択します。
  6. [Next (次へ)][Next (次へ)][Save (保存)] の順にクリックします。

Event Registration (イベント登録) オブジェクトを作成してカスタム項目を追加したら、インストールしたパッケージに含まれているいくつかの項目を Public Events (公開イベント) オブジェクトに追加する必要があります。

  1. [Setup (設定)] から [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] をクリックします。
  2. [Quick Find (クイック検索)] ボックスに public (公開) と入力し、[Public Events (公開イベント)] を選択します。

登録収益のカスタム項目を追加する

イベントの収益を追跡するカスタム項目を Public Events (公開イベント) オブジェクトに追加します。

  1. Public Events (公開イベント) オブジェクトで、[Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Roll-Up Summary (積み上げ集計)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  4. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Registration Revenue (登録収益)
    • Field Name (項目名): Registration_Revenue
  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Summarized Object (集計対象オブジェクト)] で、[Event Registration (イベント登録)] を選択します。
  3. [Select Roll-Up Type (積み上げ種別の選択)] で、[SUM (合計)] を選択します。
  4. [Field to Aggregate (集計する項目)] で、[Registration Fee (登録料)] を選択します。
  5. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save & New (保存 & 新規)] の順にクリックします。

登録件数のカスタム項目を追加する

次は、イベントに登録した人数を追跡するカスタム項目を Public Events (公開イベント) オブジェクトに追加します。

  1. [Roll-Up Summary (積み上げ集計)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  2. 項目を次のように定義します。
    • Field Label (項目の表示ラベル): Number of Registrations (登録件数)
    • Field Name (項目名): Number_of_Registrations
  1. [Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Summarized Object (集計対象オブジェクト)] で、[Event Registration (イベント登録)] を選択します。
  3. [Select Roll-Up Type (積み上げ種別の選択)] で、[COUNT (件数)] を選択します。
  4. 他の設定はそのままにして、[Next (次へ)][Next (次へ)][Save (保存)] の順にクリックします。

イベントとセッションのレコードを作成する

必要なオブジェクトとカスタム項目を作成したら、予定されているイベントとセッション用のレコードを Trailhead Playground で作成します。

  1. アプリケーションランチャー をクリックして、アプリケーションランチャーを開きます。
  2. 検索ボックスに events (イベント) と入力し、[Events (イベント)] を選択します。
  3. [Public Events (公開イベント)] タブをクリックします。
  4. [New (新規)] をクリックします。
  5. 公開イベントを次のとおり定義します。
    • Public Event Name (公開イベント名): Dreamforce 2023
    • Start Date (開始日): 9/12/2023 8:00 AM (この確認はしません)
    • End Date (終了日): 9/14/2023 4:00 PM (この確認はしません)
    • Event Type (イベント種別): Dreamforce
    • Region (地域): AMER
    • Venue (会場): Moscone Center
    • Venue State (会場の州): CA
    • Venue Address (会場の町名・番地): 747 Howard St
    • Venue City (会場の市区郡): San Francisco
    • Venue Postal Code (会場の郵便番号): 94103
  1. 他の設定はそのままにして [Save (保存)] をクリックします。

次に、[Sessions (セッション)] タブをクリックして、セッションレコードを作成します。

  1. [Sessions (セッション)] で、[New (新規)] をクリックします。
  2. セッションを次のように定義します。
    • Session Name (セッション名): Dreamfest 2023
    • Public Event Name (公開イベント名): Dreamforce と入力して [Dreamforce 2023] を選択
    • Date (日付): 9/12/2023 (この確認はしません)
    • Time (時間): 7:00 PM (この確認はしません)
    • Level (レベル): Beginner (初級)
  1. 他の設定はそのままにして [Save (保存)] をクリックします。

データをインポートする

予定されているイベントとセッション用のレコードを作成したら、参加者を追加します。1 人ずつ追加するのではなく、インポートウィザードを使用します。都合のよいことに、必要な取引先責任者はすでに Trailhead Playground に保存されています。ですから、イベント登録レコードをアップロードして、既存の取引先責任者と名前で照合するだけです。 

メモ

Playground に参加する取引先責任者が表示されていない場合は、CSV を使用して、取引先責任者の [名] を CSV ヘッダーの [名]、取引先責任者の [姓] を CSV ヘッダーの [姓] に対応付けて、取引先責任者のみの初回インポートを実行します。 

  1. CSV ファイルをダウンロードします。
  2. 設定歯車 をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
  3. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに data import (データインポート) と入力し、[Data Import Wizard (データインポートウィザード)] を選択します。
  4. [Launch Wizard! (ウィザードを起動する)] をクリックします。
  5. [What kind of data are you importing? (インポートしているデータの種類は?)] で、[Custom Object (カスタムオブジェクト)] をクリックして、[Event Registrations (イベント登録)] を選択します。
  6. [What do you want to do? (レコードをどのように処理しますか?)] で、[Add New Records (新規レコードを追加)] をクリックします。
  7. [Match by (一致条件)] で、[Name (名前)] を選択します。
  8. [Which Contact field in your file specifies the Master/Detail relationship? (ファイル内のどの取引先責任者項目を、主従関係の指定に利用しますか?)] で、[Contact Name (取引先責任者名)] を選択します。
  9. [Which Public Events field in your file specifies the Master/Detail relationship? (ファイル内のどの公開イベント項目を、主従関係の指定に利用しますか?)] で、[Public Events Name (公開イベント名)] を選択します。
  10. [Where is your data located? (データはどこにありますか?)] で、ダウンロードした CSV を [Drag CSV file here to upload (アップロードする CSV ファイルをここにドラッグ)] にドラッグします。
  11. [Next (次へ)] をクリックします。
  12. スプレッドシートを次のとおり対応付けます。
    • Salesforce オブジェクトの [Attendee (参加者)] を CSV ヘッダーの [Attendee (参加者)] に対応付ける
    • Salesforce オブジェクトの [Event Name (イベント名)] を CSV ヘッダーの [Event Name (イベント名)] に対応付ける
    • Salesforce オブジェクトの [Registration Fee (登録料)] を CSV ヘッダーの [Registration Cost (登録費用)] に対応付ける
    • Salesforce オブジェクトの [Registration ID (登録 ID)] を CSV ヘッダーの [Registration ID (登録 ID)] に対応付ける
    • Salesforce オブジェクトの [Event Registration Name (イベント登録名)] を CSV ヘッダーの [Registration Name (登録名)] に対応付ける
  1. [First Name (名)] と [Last Name (姓)] の 2 つの項目は対応付けられていませんが、そのままにします。[Next (次へ)] をクリックします。
  2. [Start Import (インポートを開始)] をクリックします。
  3. [OK] をクリックします。

この時点で [Dreamforce 2023] レコードを確認すると、イベントの収益と登録した人数の積み上げ集計を確認できます。

もう一息!

データモデルが完成し、データをインポートしました。お疲れさまでした。このプロジェクトの最後のステップで、自動化を追加します。では、次に進みましょう。

リソース

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