取引先責任者の作成または更新
レコード作成要素を使用して新規取引先責任者を作成する
2 つのパスのいずれかを決定するロジックがフローに設定されたので、次はそれら 2 つのパスを作成します。まず、デフォルトの [Create New (新規作成)] 結果のパスを作成します。このパスには要素が 1 つだけあります。
- ツールボックスの [Elements (要素)] タブから、キャンバスに [Create Records (レコードを作成)] をドラッグします。
- [New Create Records (新規 レコードを作成)] ウィンドウで、次の値を入力します。
Field (項目) Value (値) Label (表示ラベル) Create Contact (取引先責任者を作成) API Name (API 参照名) Create_Contact Record (レコード) {!contact} - [Done (完了)] をクリックします。
- [Update or Create? (更新か作成か?)] から [Create Contact (取引先責任者を作成)] にコネクタノードをドラッグします。決定要素に複数の結果があるので、コネクタで関連付ける結果を選択するようメッセージが表示されます。
- [Outcome (結果)] で [Create new (新規作成)] を選択し、[Done (完了)] をクリックします。
- [Save (保存)] をクリックします。
これで、決定要素が実行され、[Create New (新規作成)] 結果のパスに進む場合は、取引先責任者レコードを作成できるようになりました。
割り当て要素を使用してレコード変数に取引先責任者 ID を設定する
[Update Existing (既存を更新)] 結果のパスを作成します。まず、既存の取引先責任者のレコード ID を contact レコード変数に取り込む必要があります。
- ツールボックスの [Elements (要素)] タブから、キャンバスに [Assignment (割り当て)] をドラッグします。
- [New Assignment (新規 割り当て)] ウィンドウで、次の値を入力します。
Field (項目) Value (値) Label (表示ラベル) Set Contact ID (取引先責任者 ID を設定) API Name (API 参照名) Set_Contact_ID - [Set Variable Values (変数値を設定)] セクションで、次の値を入力します。
Variable (変数) Operator (演算子) Value (値) {!contact.Id} Equals (次の文字列と一致する) {!Find_a_Match.Id} - [Done (完了)] をクリックします。
- [Update or Create? (更新か作成か?)] から [Set Contact ID (取引先責任者 ID を設定)] にコネクタノードをドラッグします。この時点で [Decision (決定)] 要素に未使用の結果は 1 つしかないので、コネクタは [Update Existing (既存を更新)] 結果に自動的に関連付けられます。
- [Save (保存)] をクリックします。
レコード更新要素を使用して既存の取引先責任者を更新する
contact レコード変数に、一致する取引先責任者のレコード ID が含まれるようになったので、レコード更新要素でその contact レコード変数を参照することができます。
- ツールボックスの [Elements (要素)] タブから、キャンバスに [Update Records (レコードを更新)] をドラッグします。
- [New Update Records (新規 レコードを更新)] ウィンドウで、次の値を入力します。
Field (項目) Value (値) Label (表示ラベル) Update Contact (取引先責任者を更新) API Name (API 参照名) Update_Contact レコードまたはレコードコレクション {!contact} - [Done (完了)] をクリックします。
- [Set Contact ID (取引先責任者 ID を設定)] から [Update Contact (取引先責任者を更新)] にコネクタノードをドラッグします。
- [Save (保存)] をクリックします。
これでフローの作成は終了です。フローを実行して、組織内の該当する取引先責任者が作成されるのか、更新されるのかを確認できます。興味がある方は、[Debug (デバッグ)]、[Run (実行)] の順にクリックして、実行中のフローの動作の詳細を確認してみてください。
現時点で深く理解している必要はありません。このプロジェクトの修了後は、「Flow Builder」モジュールに進んでください。そこで、このプロジェクトで行った操作やその他について詳しく学習します。