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接続アプリケーションへのアクセスを管理する

メモ

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日本語で受講されている方へ
このバッジの Trailhead ハンズオン Challenge は英語で受講していただく必要があります。英語の意味についてはかっこ内の翻訳をご参照ください。Trailhead Playground では (1) [Locale (地域)] を [United States (米国)] に、[Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えて、(2) 英語の値のみをコピーして貼り付けてください。こちらの指示に従ってください。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

接続アプリケーションへのアクセスをどのように管理できるか?

顧客注文状況接続アプリケーションを提供したところで、次はその接続アプリケーションへのアクセスを管理する必要があります。接続アプリケーションはすでに組織内に作成されているため、インストールを心配する必要はありません。ただし、Salesforce システム管理者として、アプリケーションへのアクセスを管理するには、どのような設定を定義すればよいかわかりますか? よくわからない場合は、次の点を自問してください。
  • アプリケーションは何のために使用されているのか? このシナリオでは、アプリケーションを使用することで、外部の Web サービスが Salesforce インスタンスの顧客注文状況データにアクセスできるようになります。
  • このアプリケーションを使用する必要があるのは誰か? このアプリケーションにアクセスする必要がある唯一の従業員は、カスタマーサービス部門のヘルプデスクユーザーです。
  • ユーザーはどこからアプリケーションにアクセスするのか? ほとんどの場合、ヘルプデスクユーザーは、ヘルプデスク部内から接続アプリケーションにアクセスします。ただし、顧客のサイトにいる場合など、社内ネットワークの外からこの接続アプリケーションにアクセスする必要がある場合があります。

この情報を使用して、接続アプリケーションを管理する作業に取りかかりましょう。

どのユーザーが接続アプリケーションにアクセスできるかを定義する

接続アプリケーションのアクセスを管理する最初のステップとして、顧客注文状況接続アプリケーションを使用できるユーザーを定義します。このユーザーを定義するには、3 つのステップを完了する必要があります。

  1. [Permitted Users (許可されているユーザー)] ポリシーを設定します。[Permitted Users (許可されているユーザー)] ポリシーは、接続アプリケーションの実行をユーザーが事前承認されるかどうかを定義します。[Admin approved users are pre-authorized (管理者が承認したユーザーは事前承認済み)] オプションでは、関連付けられたプロファイルを持つユーザーのみがアプリケーションにアクセスできます。このユーザーは最初にアプリケーションの実行を承認する必要はありません。[All Users may self-authorize (すべてのユーザーは自己承認可能)] オプションでは、サインインに成功すると、組織内のすべてのユーザーがアプリケーションの実行を承認できるようになります。しかし、アプリケーションを実行するのは、事前承認されたユーザーのみにする必要があります。
    1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Connected Apps (接続アプリケーション)」と入力し、[Manage Connected Apps (接続アプリケーションを管理する)] を選択します。
    2. [Customer Order Status (顧客注文状況)] 接続アプリケーションの横にある [Edit (編集)] をクリックします。
    3. [OAuth policies (OAuth ポリシー)] で [Permitted Users (許可されているユーザー)] ドロップダウンをクリックし、[Admin approved users are pre-authorized (管理者が承認したユーザーは事前承認済み)] を選択します。 [Manage Connected Apps (接続アプリケーションを管理する)] ページの接続アプリケーションの [Permitted Users (許可されているユーザー)] オプションに表示されている選択肢 [Admin approved users are pre-authorized (管理者が承認したユーザーは事前承認済み)]。
    4. [Save (保存)] をクリックします。
  2. サポートプロファイルを [Customer Order Status (顧客注文状況)] 接続アプリケーションに割り当てます。先ほど、顧客注文状況接続アプリケーションの使用について、システム管理者が許可したユーザーは事前承認されることを定義しました。次は、事前承認されたユーザーを定義する必要があります。事前承認されたユーザーはプロファイルまたは権限セットを使用して定義できます。このステップでは [Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)] を使用します。これは、Trailhead Playground にすでに設定されています。顧客注文状況接続アプリケーションを使用するには、このプロファイルに事前承認を設定する必要があります。
    1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Connected Apps (接続アプリケーション)」と入力し、[Manage Connected Apps (接続アプリケーションを管理する)] を選択します。
    2. [Customer Order Status (顧客注文状況)] 接続アプリケーションをクリックします。
    3. [Profiles (プロファイル)] までスクロールして、[Manage Profiles (プロファイルを管理する)] をクリックします。
    4. 表示リストで、[Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)] を見つけて、チェックボックスをオンにします。
    5. [Save (保存)] をクリックします。顧客注文状況接続アプリケーションに割り当てられた [Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)]。 これで、[Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)] を持つすべてのユーザーが顧客注文状況接続アプリケーションの使用を事前承認されました。

ユーザーがどこから接続アプリケーションにアクセスできるかを定義する

これで、アプリケーションを使用できるユーザーを定義できました。次は、そのユーザーがアプリケーションを使用できる場所を設定します。IP 制限の緩和ポリシーで場所へのアクセスを定義することができます。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Connected Apps (接続アプリケーション)」と入力し、[Manage Connected Apps (接続アプリケーションを管理する)] を選択します。
  2. [Customer Order Status (顧客注文状況)] 接続アプリケーションの横にある [Edit (編集)] をクリックします。
  3. [OAuth policies (OAuth ポリシー)] で、[IP Relaxation (IP 制限の緩和)] ドロップダウンをクリックします。選択できるオプションは次のとおりです。
    • Enforce IP restrictions (IP 制限を適用) - ユーザープロファイルに割り当てられた IP 範囲など、組織に対して設定された IP 制限を適用します。ヘルプデスクユーザーのプロファイルには、会社のネットワークへのアクセスを制限する IP 範囲が設定されています。そのため、ヘルプデスクユーザーは、在席しているとき、または企業 VPN を通じてネットワークに接続しているときにのみ、組織にログインできます。従って、このオプションは、顧客のサイトからアプリケーションにアクセスしようするヘルプデスクユーザーには適していません。
    • IP 制限を適用し、更新トークンを緩和 - [Enforce IP restrictions (IP 制限を適用)] と同様に、ユーザープロファイルに割り当てられた IP 範囲など、組織に対して設定された IP 制限を適用します。ただし、このオプションでは、接続アプリケーションでアクセストークンの取得に更新トークンが使用される場合、この制限はスキップされます。そもそも、顧客注文状況接続アプリケーションでは更新トークンは使用されません。そのため、このオプションは、最初のオプションと同じく役に立ちません。
    • Relax IP restrictions for activated devices (有効化されたデバイスの IP 制限を緩和) - アプリケーションを実行しているユーザーは、次のいずれかの条件を満たす場合に、組織の IP 制限をスキップできます。
      • アプリケーションに許可された IP 範囲のリストが存在し、アプリケーションで Web サーバーの OAuth 認証フローが使用されており、このような IP からの要求のみが許可される。
      • アプリケーションに許可される IP 範囲のリストが存在しないが、アプリケーションで Web サーバーの認証フローが使用されており、ユーザーが新しいブラウザーまたはデバイスから Salesforce にアクセスした場合に ID 検証を正常に完了している。
    • このオプションは、顧客注文状況接続アプリケーションで機能する可能性があります。すべての顧客のサイトに対して許可された IP 範囲のリストを作成することはあまり現実的ではありませんが、接続アプリケーションでは Web サーバーフローが使用されます。ヘルプデスクユーザーは、モバイルデバイスから Salesforce 組織にログインすることで、顧客のサイトからアプリケーションを実行できます。
    • Relax IP restrictions (IP 制限の緩和) - ユーザーは組織の IP 制限なしでこのアプリケーションを実行できます。このオプションを使用すると、ヘルプデスクユーザーは顧客のサイトから顧客注文状況アプリケーションを実行できるようになりますが、Salesforce に対して ID 検証を行う必要はありません。認証で提供されるセキュリティを維持する必要があるため、接続アプリケーションにはこのオプションを使用しないようにします。
  4. [Relax IP restrictions for activated devices (有効化したデバイスの IP 制限を緩和)] を選択します。ヘルプデスクユーザーは、Salesforce 組織に対して ID 検証を行えば、どこからでも顧客注文状況アプリケーションを実行できます。
  5. [Save (保存)] をクリックし、接続アプリケーションに正しいアクセスポリシーが割り当てられていることを確認します。 顧客注文状況接続アプリケーションに割り当てられた [OAuth policies (OAuth ポリシー)]。

成果

これで、次の場合にのみ接続アプリケーションを使用できるように正常に設定できました。
  • ユーザーに [Custom: Support Profile (カスタム: サポートプロファイル)] プロファイルが割り当てられている。
  • アプリケーションへの初回のアクセス時に、ユーザーが組織に対して ID 検証を行う。

皆さんのおかげで、ヘルプデスクユーザーが顧客注文状況 Web サイトにアクセスできるようになりました。これで、接続アプリケーションのエキスパートに一歩近づきましたね。

リソース

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