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Digital Experiences を有効化してメッセージングを設定する

学習の目的

このプロジェクトでは、次のことを行います。

  • Category 1 Biking 用のサイトを構築する。
  • メッセージングコンポーネントを設定してサイトに追加する。
  • サイトのブランディングとテーマを更新する。
  • ナレッジ記事をサイトに追加する。
  • サイトをリリースしてテストする。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Category 1 Biking の概要

Category 1 Biking は、イギリスにある自転車ショップです。このショップでは自転車とバイクアパレルを販売しており、小規模な店舗チェーンと情熱的で忠実な顧客層を抱えています。また、地域で小規模なイベントやミートアップを開催して大きな成功を収めており、最近ではロードレースの後援にも手を広げています。

自転車愛好家のコミュニティは活発ですが、Category 1 Biking のソーシャルメディアページ以外には交流の場がありません。Experience Cloud を使用したサイトの立ち上げどきだという点については、社内の誰もが同意しています。

メッセージング機能付きの Developer Edition 組織へのサインアップ

このモジュールを完了するには、メッセージングが有効化された特別な Developer Edition 組織が必要です。無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続し、このバッジの Challenge を実行できるようにします。この Developer Edition は、このバッジの Challenge 用に設計されているため、ほかのバッジでは機能しないことがあります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。

  1. メッセージング機能付きの Developer Edition 組織 (無料) にサインアップします。
  2. フォームに入力します。
    • [Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。
    • [Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@miaw4ever.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
  3. フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
  4. アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
  5. パスワードと確認用の質問を設定して、登録を完了します。
  6. Developer Edition にログインした状態になります。

新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。

  1. Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
  2. このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[Connect Org (組織を接続)] をクリックします。
  3. ログイン画面で、先ほど受け取ったメールに記載されているユーザー名と、設定した Developer Edition のパスワードを入力します。
  4. [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
  5. [Want to connect this org for hands-on challenges? (この組織をハンズオン Challenge に接続しますか?)] 画面で [Yes! (はい)] をクリックします。保存します。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。

後で間違って別のバッジでこの組織使用しないように、組織の名前を変更しておくと良いでしょう。名前の変更は任意ですが、強くお勧めします。

  1. このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[Manage Org (組織を管理)] をクリックします。
  2. [Hands-On Orgs (ハンズオン組織)] ページで、新たに接続した組織の横にある [Rename (名前の変更)] をクリックします。
  3. [Name (名前)] に MIAW Org (MIAW 組織) と入力し、[Save (保存)] をクリックします。
  4. [Hands-On Orgs (ハンズオン組織)] ページのタブまたはウィンドウを閉じて、バッジのページに戻ります。
  5. [MIAW Org (MIAW 組織)] が選択されていることを確認してから (名前の更新にはページの再読み込みが必要な場合があります)、[Choose a hands-on org (ハンズオン組織を選択)] ポップアップウィンドウの [X] をクリックして閉じます。

デジタルエクスペリエンスを有効にする

カスタマーサイトがあれば、お客様がいつでも、どこからでも会社と簡単にやり取りでき、記事を検索したり、質問をしたり、不特定多数のユーザーから回答を得たりすることができます。これで、Category 1 Biking が自転車愛好家とつながるための準備が整いました。

まず、デジタルエクスペリエンスを有効にします。

  1. 設定歯車 設定 をクリックして、[Service Setup (サービスの設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] で [All Sites (すべてのサイト)] を検索して選択します。
  3. [New (新規)] をクリックします。
  4. [Customer Service (カスタマーサービス)] タイルを選択します。
  5. [Get Started (使用を開始する)] をクリックします。
  6. [Name (名前)] に Category 1 Biking と入力します。
  7. [Create (作成)] をクリックします。メモ: サイトの構築には数分かかる場合があります。

メッセージングの設定

Salesforce メッセージングを使用すると、サポートチームはサービスコンソールで顧客が選んだメッセージングチャネルを通して対応できます。

  1. 新しく作成したサイトで、左上のワークスペースセレクターをクリックします。

ワークスペースセレクター。

  1. [Salesforce Setup (Salesforce 設定)] を選択します。
  2. [Quick Find (クイック検索)] で [Omni-Channel Settings (オムニチャネル設定)] を検索して選択します。
  3. [Enable Skills-Based and Direct-to-Agent Routing (スキルベースのルーティングとエージェントへの直接転送を有効化)] チェックボックスをオンにします。
  4. その他の設定は変更せず、そのままにしておきます。
  5. [Save (保存)] をクリックします。
  6. ブラウザーを更新します。
  7. [Quick Find (クイック検索)] で [Routing Configurations (ルーティング設定)] を検索して選択します。
  8. [New (新規)] をクリックして、次の詳細を入力します。
    • Name (名前): Category 1 Biking
    • Routing Priority (ルーティング優先度): 1
    • Routing Model (ルーティングモデル): Most Available (対応余力が最大)
    • Capacity Type (業務量種別): Inherited (継承)
    • Units of Capacity (業務単位): 5
    • その他の設定は変更せず、そのままにしておきます。
  9. [Save (保存)] をクリックします。

キューの作成

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] で [Queues (キュー)] を検索して選択します。
  2. [New (新規)] をクリックして、次の詳細を入力します。
    • Label (表示ラベル): Category 1 Biking Queue
    • Routing Configuration (ルーティング設定): Category 1 Biking
    • [Supported Objects (サポートされるオブジェクト)] で [Messaging Session (メッセージングセッション)] を [Available Objects (利用可能なオブジェクト)] から [Selected Objects (選択したオブジェクト)] に移動します。
    • ほかはすべてそのままにします。
  3. [Queue Members (キューメンバー)] で、ユーザー: [自分の名前] を選択して [Selected Members (選択済みのメンバー)] リストに追加します。
  4. [Save (保存)] をクリックします。

権限セットの作成、割り当て、更新

  1. [Quick Find (クイック検索)] で [Permission Sets (権限セット)] を検索して選択します。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Label (表示ラベル)] に MIAW 入力します。
  4. [Session Activation Required (セッションの有効化が必要)] はオンにせず、ライセンスも選択しません。
  5. [Save (保存)] をクリックします。
  6. [App Permissions (アプリケーションの権限)] をクリックします。
  7. [Edit (編集)] をクリックします。
  8. [Call Center (コールセンター)] セクションで、[Messaging for In-App and Web Agent (アプリ内および Web エージェント用メッセージング)] チェックボックスをオンにします。
  9. [Save (保存)] をクリックしてから、再び [Save (保存)] をクリックします。
  10. [Manage Assignments (割り当ての管理)] をクリックし、[Add Assignment (割り当てを追加)] をクリックします。
  11. [自分の名前] の横にあるチェックボックスをオンにします。
  12. [Next (次へ)] をクリックします。
  13. [No expiration date (有効期限なし)] が選択されていることを確認して、[Assign (割り当て)] をクリックします。
  14. [Done (完了)] をクリックします。
  15. [Quick Find (クイック検索)] で [Permission Sets (権限セット)] を検索して選択します。
  16. [MIAW] をクリックします。
  17. [Apps (アプリケーション)] セクションで [Object Settings (オブジェクト設定)] をクリックします。
  18. [Messaging Sessions (メッセージングセッション)] をクリックし、[Edit (編集)] をクリックします。
  19. [Object Permissions (オブジェクトの権限)] の下で、[Read (参照)][Create (作成)][Edit (編集)][Delete (削除)][View All Records (すべてのレコードの参照)][Modify All Records (すべてのレコードの編集)][View All Fields (すべての項目の表示)] の各チェックボックスをオンにします。
  20. [Field Permissions (項目の権限)] の下で、表の上部にある [Edit Access (編集アクセス)] チェックボックスをオンにして、すべての使用可能な項目のチェックボックスをオンにします。
  21. [Save (保存)] をクリックします。

メッセージングチャネルの作成

キュー、ステータス、権限セットの設定が完了しましたので、新しいメッセージングチャネルを作成する必要があります。

  1. [Quick Find (クイック検索)] で [Messaging Setting (メッセージング設定)] を検索して選択します。
  2. [Messaging (メッセージング)] を [On (オン)] に切り替えます。
  3. [New Channel (新規チャネル)] をクリックし、[Start (開始)] をクリックします。
  4. [Messaging for In-App and Web (アプリ内および Web 用メッセージング)] を選択します。
  5. Name the channel (チャネル名): Category 1 Biking Support Channel
  6. [Save (保存)] をクリックします。
  7. [Omni-Channel Routing type (オムニチャネルルーティングタイプ)] で [Omni-Queue] を選択します。
  8. [Queue (キュー)] に「Category 1 Biking Queue」と入力して選択します。
  9. その他のオプションは変更せず、そのままにしておきます。
  10. [Save (保存)] をクリックします。
  11. [Quick Find (クイック検索)] で [Messaging Setting (メッセージング設定)] を検索して選択します。
  12. [Category 1 Biking Support Channel (Category 1 Biking サポートチャネル)] をクリックします。
  13. [Activate (有効化)] をクリックします。

サービスコンソールへのメッセージングの追加

次は、新しいメッセージングチャネルをサービスコンソールに追加します。これにより、Category 1 Biking のスタッフは自社の Salesforce 組織内でメッセージに対応できるようになります。

  1. [Quick Find (クイック検索)] で [App Manager (アプリケーションマネージャー)] を検索して選択します。
  2. サービスコンソールの一番右のドロップダウンをクリックし、[Edit (編集)] を選択します。
  3. 左側のメニューから [Utility Items (Desktop Only) (ユーティリティ項目 (デスクトップ専用))] をクリックします。
  4. [Add Utility Item (ユーティリティ項目を追加)] をクリックします。
  5. [Omni-Channel] を検索して選択します。
  6. [Save (保存)] をクリックします。
  7. 戻る矢印をクリックしてサービスコンソールを終了します。

サービスコンソールの戻るボタン。

  1. [Quick Find (クイック検索)] で [Publisher Layouts (パブリッシャーレイアウト)] を検索して選択します。
  2. [Global Layout (グローバルレイアウト)] の横にある [Edit (編集)] をクリックします。
  3. [Mobile & Lightning Actions (モバイルおよび Lightning アクション)] をクリックします。
  4. [Send Message (メッセージを送信)] を、[Salesforce Mobile and Lightning Experience Actions (Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション)] セクションにドラッグします。
  5. [Save (保存)] をクリックします。

この単元では、多くの作業を完了しました。Digital Experiences と、メッセージングに必要なすべての権限および設定ステップを有効化しました。次は、Web リリースの設定です。

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