条件付き強調表示を使用してデータをわかりやすくする
条件付き書式を使用して主要なインサイトを強調表示する
ダッシュボードにはインサイトが詰まっていることがあります。理解すべき情報が多すぎると、ユーザーが何かを見逃しがちです。幸い、そうならないための方法があります。条件付き書式を使用すれば、テーブル、グラフ、数値ウィジェット内の特定の情報を動的に強調表示してユーザーの注意を引くことができます。
情報が見逃されているというプログラムディレクターの懸念に対応するために、あなたは条件付き書式を追加することにします。それを使用して、取引先所有者をパフォーマンスの高、中、低でバケット化し、大口の支援に注意を引きます。
パフォーマンスに注目する
元のダッシュボードでは、取引先所有者のリストを支援パイプラインに追加した金額順に並べることでパフォーマンスが上位のメンバーを特定していました。新しいバージョンでは、条件付き書式を使用して、パフォーマンスが高、中、低の 3 つのバケットに分類しましょう。
- Worldwide Fundraising In Progress ダッシュボードに移動します。まだ編集モードになっているはずです。メモ: ダッシュボードを閉じていて、ダッシュボードに戻る必要がある場合には、Analytics Studio ホームメニューの [My Private App (私の非公開アプリケーション)] で見つけることができます。ダッシュボードを編集できるように [Edit (編集)] ボタンをクリックしてください。
-
[Top Account Owners (上位の取引先所有者)] ウィジェットを選択します。
- ウィジェットのプロパティで [Conditional Formatting (条件付き書式)] までスクロールダウンし、展開します。
![編集モードで [Conditional Formatting (条件付き書式)] セクションが展開されている。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/advanced-dashboard-techniques/conditional-highlights/images/ja-JP/55db5b3dd0ea2be6435743b09afb854e_i.4.jpg)
- [Apply Conditional Formatting To (条件付き書式の適用先)] 項目で [Sum of Amount (Amount 合計)] を選択します。グラデーションまたはビンを使用して測定値の色を設定できます。デフォルトでは [Gradient (グラデーション)] が選択されています。パフォーマンスの 3 つのバケットをはっきりと区別できるようにビンを使用しましょう。
-
[Bins (ビン)] を選択します。
- 3 つ目のビンを作成するために、[Add Bin (ビンを追加)] をクリックします。
- 各ビンに次の値と色を設定します。ヒント: 値を入力するときにはカンマを含めないようにします。色を選択するときには任意の色調を選択できます。
ビン
Value (値)
Color (色)
Low Performer (パフォーマンス低)
<
50000000Red
Middle Performer (パフォーマンス中)
50000000~ <55000000Yellow
Top Performer (パフォーマンス高)
>
55000000Green
-
![右側に [Conditional Formatting (条件付き書式)] が展開されている編集モードのダッシュボード。色付け方法として [Bins (ビン)] が選択され、テーブルの値が入力に反映されている。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/advanced-dashboard-techniques/conditional-highlights/images/ja-JP/4183b528e1e9bc15307f946218a3ec86_i.5.jpg)
- ダッシュボードを保存します。
お疲れさまでした。これで ABC Seed のディレクターは、褒めるべき取引先所有者とサポートを提供すべき取引先所有者を簡単に見分けることができます。次のセクションでは、テーブル内の大口の支援商談を見逃さないように目立たせます。
大口支援に注意を引きましょう
大口の支援商談が目を引くようにしましょう。
- ダッシュボードの下部にあるテーブルウィジェットを選択します。
- 右側のウィジェットプロパティパネルで [Column (列)] タブを選択します。
- [Choose Column (列を選択)] で [Opportunity Name (商談名)] を選択します。
- [Conditional Formatting (条件付き書式)] セクションを展開し、[Add Rule (ルールを追加)] をクリックします。
- [Reference Column (参照列)] で [Amount (金額)] を選択して、金額に基づく色付けを行います。
- [Coloring Method (色付け方法)] で [Is Greater Than Or Equal To (次の値以上)] を選択します。
- 値として
1000000を入力します。ここでも値にはカンマを入力しないでください。
- 背景色を緑に設定します。
![ウィジェットが選択されている場合の [Conditional Formatting (条件付き書式)] セクション。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/advanced-dashboard-techniques/conditional-highlights/images/ja-JP/5d9fa2b9e09552f6a134cb2a9f9cf878_i.6.jpg)
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[Apply (適用)] をクリックします。
- ダッシュボードを保存します。
これで、大口支援商談が緑で強調表示され、見分けやすくなりました。![[Opportunity Name (商談名)] セルが緑で強調表示されているテーブル。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/projects/advanced-dashboard-techniques/conditional-highlights/images/ja-JP/95027864cb2cbe297781f480aace5720_i.7.jpg)
このダッシュボードはどんどん良くなっていますね。次は、すべての情報を分割して、ダッシュボードを理解しやすくしましょう。
リソース
- 動画: Automatically Highlight Your Dashboard with Conditional Formatting (条件付き書式でダッシュボードを自動的に強調表示する)
- ヘルプ: 条件付き書式を使用したデータの自動強調表示
