静的リソースのアップロード
学習の目的
このプロジェクトでは、次のことを行います。
- Trailhead Playground に静的リソースをアップロードする。
- Lightning Web コンポーネントを含むパッケージをインストールする。
- カスタムメタデータレコードを作成する。
- Lightning アプリケーションビルダーを使用して、商談レコードページにコンポーネントを追加する。
大きな商談は大事だから
正直に認めると、私たちがいつも大きな商談の成立を大袈裟に騒ぎ立てたりすることはありません。でも本当はそうすべきなのです。目標を達成したときに、紙吹雪を浴びて勝利に酔い、マネージャーからお祝いのハイタッチを受けることを喜ばない人はいないでしょう。
しかし、チームの全員が 1 つのオフィスにいなかったり、重大な瞬間にミーティング中や移動中だったりする場合はどうしたらよいでしょうか?
Salesforce でお祝いすることができます! Lightning Web コンポーネントと Salesforce Platform の機能のおかげで、Salesforce 組織にサウンド効果を追加できるようになりました。商談のフェーズが「商談成立」になると、あなたが選んだオーディオファイルを再生してお祝いを始めましょう。
このプロジェクトでは、Salesforce 組織にサウンド効果を追加する方法を学習します。また、この音によるサプライズの瞬間を追加しながら、Lightning Web コンポーネント、Lightning アプリケーションビルダー、Sales Cloud の使用方法を学習します。
それでは始めましょう。
オーディオファイルに関するガイドライン
まず、オーディオファイルを Trailhead Playground にアップロードする必要があります。オーディオファイルを選択するときに、次のガイドラインに従ってください。
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サイズ: 5MB 以下
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種類: .mp3 または .wav ファイル
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推奨される再生時間: 5 ~ 10 秒
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素材: Salesforce が提供する音声ファイルのいずれか (下記参照) を選択します。または自分で録音したものを使用できますが、オーディオファイルは職場に適切であり、公有財産であることを確認してください。
アクセシビリティについての注意: 会社にはオーディオファイルが聴こえなユーザーがいる場合があります。このプロジェクトには、オーディオファイルを再生する Lightning Web コンポーネントが用意されています。サードパーティのオーディオビジュアライザーをインストールするか、ビジュアルおよびオーディオ効果を再生する類似のコンポーネントを作成し、このコンポーネントをプロジェクトのインスピレーションとして使用できます。
サンプルオーディオファイルのダウンロード
作業を開始するにあたり、さまざまなオプションを含む zip ファイルを提供しています。これらはすべて公有財産で、このプロジェクトで無料で使用できます。
Trailhead Playground を起動する
このプロジェクトを実行するには、無料の Trailhead Playground が必要です。このページの下部で確認できます。[Launch (起動)] をクリックすると、新しいブラウザータブで Trailhead Playground が開きます (ログインが必要です)。
最初に Trailhead にサインアップしてから Trailhead Playground が作成されるまで通常 3 ~ 4 分かかります。
静的リソースのアップロード
オーディオファイルを用意したら、Trailhead Playground にアップロードします。
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をクリックして、[Setup (設定)] を選択します。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに
static
(静的) と入力し、[Static Resources (静的リソース)] を選択します。
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[New (新規)] をクリックします。
- 静的リソースを次の手順で作成します。
- Name (名前):
sound1
- Cache Control (キャッシュコントロール):
Private
(非公開) - カスタム録音または zip ファイルの中から選択したファイルのいずれかを使用して、オーディオファイルをアップロードします。
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[Save (保存)] をクリックします。
これで終わりです。組織でサウンドを再生する準備ができました。次は、サウンドを再生する Lightning Web コンポーネントを含むパッケージをインストールします。