部署別の出張申請レポートを作成する
レポートタイプを指定する
次に、出張承認申請の部署ごとの件数を表示するレポートを作成します。
- アプリケーションランチャーから、[Travel App (出張アプリケーション)] に移動し、[Reports (レポート)] タブをクリックします。
 - [New Report (新規レポート)] をクリックします。
 - [Create Report (レポートを作成)] 画面で [Other Reports (その他のレポート)] カテゴリを選択し、[Travel Approvals (出張承認)] を選択します。
 - [Start Report (レポートを開始)] をクリックします。
 
レポートを作成する
レポートビルダーが表示されました。レポートビルダーには、レポートの作成とカスタマイズを簡単に行えるドラッグアンドドロップインターフェースが備わっています。レポートビルダーには、主に 4 つのセクションがあります。
- Fields (項目): 左側には、レポート作成に使用できるすべての項目のリストが表示されています。項目リストをスクロールし、項目を [Outline (アウトライン)] セクションか Preview (プレビュー) セクションにドラッグすると、その項目がレポートに追加されます。(ダブルクリックでも行えます。)リスト項目が多い場合には、検索バーを使用すると便利です。
 - Outline (アウトライン): このセクションでは、[Groups (グループ)] と [Columns (列)] をすばやく確認してレポートに追加できます。プレビューペインで [Groups (グループ)] と [Columns (列)] を直接追加できますが、[Outline (アウトライン)] セクションでは両方を単一ビューで確認できます。
 - Filters (検索条件): このセクションでは、レポートのすべての検索条件を定義し、レポートに含めるデータを正確に絞り込むことができます。「当四半期」や「当会計年度」の自動スライディングウィンドウを適用できる組み込みの日付 / 時間条件など、オブジェクトで使用可能な任意の項目で絞り込みを行えます。
 - Preview (プレビュー): このセクションは、レポートの主データテーブルセクションです。ここで、ダッシュボードの視覚的コンポーネントのベースとなるレポートの列や項目、データグルーピングが定義されます。
 
- [Add column… (列を追加)] ボックスに、次の項目を以下の順番で入力して選択します。
- Department (部署)
 - Status (状況)
 - Out-of-State (州外)
 - Destination State (出張先の州)
 - Trip Start Date (出張開始日)
 - Trip End Date (出張終了日)
 
 - レポートのメインテーブルセクションで、[Department (部署)] 列を左クリックし、[Group Rows by This Field (この項目で行をグループ化)] を選択します。または、[Outline (アウトライン)] セクションの [Group Rows (行をグループ化)] で [Department (部署)] 項目を検索して追加することもできます。[Update Preview Automatically (自動的にプレビューを更新)] をオンにして作業の結果を表示します。
 - レポートが部署でグループ化されます。
 - [Save (保存)] をクリックし、次のパラメーターを設定します。
 
| パラメーター | 
      Value (値) | 
    
|---|---|
| レポート名 | 
      
Travel Requests by Department (部署別の出張申請) | 
    
| レポートの説明 | 
      
空白のままにします | 
    
| レポートフォルダー | 
      
公開レポート | 
    
5.[Save (保存)] をクリックします。
6.[Run (実行)] をクリックします。
Salesforce ダッシュボードでコンポーネントとして追加できる新しいレポートができました。ダッシュボード用にレポートをもう 1 つ作成してみましょう。
