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プロセスアクションへのワークフローアクションの対応付け

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • プロセスビルダーの再利用可能アクションを作成する。
  • ワークフローアクションをプロセスアクションに変換するベストプラクティスについて説明する。
  • ワークフローアクションをプロセスアクションに変換する方法の計画を立てる。
重要

重要

このモジュールで説明する例には、Trailhead Playground に存在しないカスタム項目とメールテンプレートが含まれています。このモジュールでは、ワークフロールールの移行の概念とベストプラクティスに重点が置かれているため、それらの項目やテンプレートを作成する方法については説明しません。概念を理解するために内容を一読することをお勧めしますが、Playground で演習ステップを実行しようとはしないでください。概念についての知識を適用して、各単元の終わりにある Challenge を実行します。安心してください。Challenge を実行するためにカスタム項目やメールテンプレートを作成する必要はありません。

再利用可能プロセスアクション

多くのシステム管理者は、アクションを構築して、それを多くのワークフロールールで使用するワークフローの機能が使用できなくなって困っています。同じものを何度も構築して時間を浪費することを好む人はいません。プロセスビルダーには、ワークフローにあるような再利用可能アクションはありませんが、クイックアクションと呼び出し可能なプロセスがあります。

クイックアクション

Salesforce には、「クイックアクション」傘下に、グローバルアクションとオブジェクト固有のアクションという、2 つのアクション種別があります。

ヒント

ヒント

クイックアクションは究極の再利用可能アクションです。プロセスビルダーだけではなく、さらに多くのツールで使用可能です。クイックアクションを使用する機能として、その他に次のものを挙げることができます。

  • フロー
  • ページレイアウトのボタンおよびリストビュー
  • Chatter パブリッシャー (グローバルアクションのみ)
  • Salesforce for Outlook (グローバルアクションのみ)

アクションを作成してレイアウトで項目を設定した後で、詳細ページに移動して定義済み項目値を設定できます。定義済み項目値は、クイックアクションを現実的なソリューションにして、再利用可能プロセスアクションを作成できるようにする秘伝のソースです。

グローバルアクションとオブジェクト固有のアクションには、次のように大きな違いが 2 つあります。
  • どちらの種別でもレコードを作成できますが、オブジェクト固有アクションのみがレコードを更新できます。
  • オブジェクト固有のアクションでは、レコードが作成されて関連レコードに自動的に関連付けられます。グローバル作成アクションによって作成されたレコードには、その他のレコードとの関係がありません。

ワークフローアクションは常に特定のオブジェクトに関連付けられるので、オブジェクト固有のアクションに焦点を当てましょう。項目自動更新ワークフローアクションと ToDo ワークフローアクションをクイックアクションに変換する方法の概要は次のとおりです。

ワークフローアクション クイックアクション種別 アクションレイアウト 定義済み項目値
項目自動更新 レコードを更新 すべての項目を削除する。 ワークフローアクションで指定されているものと同じ値を設定する。複数の項目自動更新アクションを 1 つのクイックアクションに組み合わせることができる。そのためには、同じアクションに複数の定義済み項目値を設定する。
タスク レコードを作成する すべての項目を削除する。 ワークフローアクションで指定されているものと同じ値を設定する。
メモ

メモ

  • 関連レコードの項目を更新するために、クイックアクションを使用しないでください。クイックアクションでは、指定レコードでのみ項目を更新できます。たとえば、ケースベースのクイックアクションでは、関連付けられた取引先の項目を更新できません。
  • ページレイアウトのような別の機能とプロセスビルダーでクイックアクションを使用する場合は、アクションレイアウトに最低でも 1 つの項目を含めてください。
  • 作成アクションを設定するときは、すべての必須項目に定義済み項目値を設定するか、すべての必須項目をアクションレイアウトに含めてください。

適切なすべての項目に定義済み項目値が含まれていると、プロセスビルダーでのアクション設定は最小限になります。適切なクイックアクションを選択し、関連レコード ID の値を選択してください。

クイックアクションの関連レコード ID の設定

作成アクションでは、関連レコード ID により、どのレコードに新しいレコードを関連付けるかがアクションに指示されます。更新アクションでは、関連レコード ID により、どのレコードを更新するかがアクションに指示されます。

呼び出し可能なプロセス

条件の対応付けに関する、前の単元を修了していたら、呼び出し可能なプロセスの概要について習得しているでしょう。基本的に、呼び出し可能なプロセスはモジュール形式のプロセスであり、1 つ以上のプロセスで参照できます。呼び出し可能なプロセスの使用事例として、アクションの再利用が挙げられます。

1 つのプロセスまたは複数のプロセスで、複数の条件ノードにアクションが適用される場合は、次のように操作してください。

  1. 呼び出し可能なプロセスを作成します。呼び出し可能なプロセスを作成するには、プロセスの作成時に [プロセスを開始するタイミング] を [別のプロセスから呼び出されたとき] に設定します。
  2. 呼び出し可能なプロセスには、最低 1 つの条件ノードを追加します。そのプロセスでアクションを毎回実行する場合は、[アクションを実行する条件がない] を選択します。 選択
  3. 呼び出し可能なプロセスでアクションを構築します。
  4. 適切なプロセスで、プロセスアクションを適切な条件ノードに追加します。

ワークフローアクションとプロセスアクション

使用可能なワークフローアクションごとに、1 つか 2 つのプロセスアクションが対応します。項目自動更新、ToDo、メールアラート、フロートリガの各ワークフローアクションをどのようにプロセスアクションに変換するか、および何を考慮すべきかをみてから、アクションを変換しましょう。

メモ

メモ

このモジュールでは、送信メッセージの変換方法について説明しません。ただし、Apex クラスを作成して送信メッセージを置き換えてから、Apex プロセスアクションでそれを使用できます。

項目自動更新ワークフローアクション

項目自動更新ワークフローアクションに最も直接的に対応するプロセスアクションは、[レコードを更新] プロセスアクションです。まず、次のことを考慮してください。
  • 同じ条件ノードに関連付けられている同一オブジェクトに、複数の項目自動更新ワークフローアクションがあるか。そのすべてを 1 つのプロセスアクションに組み合わせてください。
  • その項目自動更新ワークフローアクションは、複数の条件ノードに適用されるか。オブジェクト固有アクションを作成し、クイックアクションプロセスアクションを使用してそれを参照してください。このようにしない場合は、[レコードを更新] プロセスアクションを使用します。

項目自動更新ワークフローアクションのほとんどの設定はプロセスアクションで使用できますが、すべてを使用できるわけではありません。その機能は、プロセスのその他のアクションまたは設定で再作成できます。

項目自動更新アクションの設定 説明 プロセスビルダーの設定
項目変更後にワークフロールールを再評価する (1) 項目自動更新によって項目の値が変更される場合、Salesforce はオブジェクトのすべてのワークフロールールを再評価します。再評価により、条件が一致するワークフロールールがトリガされます。 オブジェクトノードで高度な設定を展開し、[はい] を選択します。
任命先へ通知 (2) レコード所有者の更新時にのみ使用可能です。これを選択すると、Salesforce によってレコードの新しい所有者にメールが送信されます。 メールアラートでこの機能を再作成します。
項目自動更新の追加オプションがプロセスビルダーの設定にどのように対応するかについての視覚的な説明

ToDo ワークフローアクション

プロセスビルダーに ToDo 専用のアクションがないことには、もうお気づきでしょうか。プロセスビルダーでは、ワークフローとは異なり、あなたがレコードを作成できるオブジェクトに制限がありません。ToDo の作成専用のアクションの代わりに、[レコードを作成] プロセスアクションを使用してください。

ToDo を作成するプロセスを設定する前に、ToDo アクションを見直してください。
  • ワークフローでは自動化できなくて、プロセスビルダーでは自動化できる作業をユーザに指示する ToDo があるか。中間の手作業はなくして、プロセスでそれを自動化してください。たとえば、SLA を作成する ToDo をワークフロールールで取引先所有者に割り当てているとします。その ToDo をプロセスビルダーで再作成する代わりに、中間の手作業をなくしてください。取引先所有者に代わって、プロセスで SLA を作成します。
  • その ToDo は、複数の条件ノードに適用されるか。オブジェクト固有アクションを作成し、クイックアクションプロセスアクションを使用してください。そうでない場合は、[レコードを作成] プロセスアクションを使用します。

メールアラートワークフローアクション

では今度は少し簡単な話をします。メールアラートの説明です。メールアラートは、プロセスビルダーで直接再利用できる、唯一のワークフローアクションです。メールアラートの内容を調べて、同じ設定をプロセスビルダーで構成する代わりに、メールアラートをプロセスから呼び出してください。

プロセスビルダーでのメールアラートアクションの設定

メールと Chatter

メールアラートのみが、通知を送信するプロセスアクションではありません。[Chatter に投稿] も使用できます。どちらのアクションを使用するかを判断するには、通知で何を伝えるか (メッセージ)、誰に宛てて送信するか (受信者)、他に誰がそのメッセージを表示できるか (公開範囲) という、3 つのポイントを比較してください。

メッセージ: Chatter メッセージでも、メールテンプレートの場合と同じメッセージを作成できます。ただし、リッチテキストはサポートされません。リッチテキストが通知で必要な場合は、メールアラートを使用します。受信者: メールアラートでは、さまざまなユーザ、メール項目、人のグループを選択できます。たとえば、メールアラートがケースと関連付けられている場合は、取引先所有者、ケースチーム、ケース作成者、ケースのメール項目、ケース所有者、公開グループ、関連する取引先責任者、関連するリードまたは取引先責任者の所有者、関連ユーザ、ロール、ロールとその部下、特定のユーザを選択できます。[Chatter に投稿] アクションでは、さまざまなフィードに投稿できます。
  • プロセスを開始したレコード。
  • ユーザ — レコードまたは特定のユーザに関連するユーザ。
  • Chatter グループ — 公開または非公開。顧客を含む非公開は不可。
項目ピッカーからユーザ ID を参照できれば、どのユーザにでもメンションできます。たとえば、ケースの取引先の所有者のマネージャを選択できます。または、その人のマネージャを選択できます。マネージャのマネージャのマネージャを選択することもできます。ロール、公開グループ、チームにはフィードがなく、これらには項目ピッカーからアクセスできないため、Chatter 投稿でこれらに通知することはできません。
受信者種別 サポートされている環境
メールアラート Chatter に投稿する。
特定のユーザ はい はい
関連ユーザ はい
(制限付き)
はい
(制限なし)
関連レコードの所有者、取引先所有者 はい はい
ロール、ロール & 下位ロール はい いいえ
作成者 はい はい
公開グループ はい いいえ
オブジェクトチーム はい いいえ
ヒント

ヒント

顧客に通知するには、メールアラートを使用してください。

誰がメッセージを受信するかを考慮し、それによって、どのアクションが要件に合うかを判断します。たとえば、特定の公開グループまたはケースチームにメッセージを送信するには、メールアラートを使用します。ケース所有者のマネージャにメッセージを送信するには、Chatter を使用します。

公開範囲: 通知を比較する場合の最後のポイントは、通知をどれくらい公開するかです。メールは 1 対 1 で送信します。Chatter 投稿では、どのフィードに投稿するかによって、メッセージの公開範囲が決まります。
  • メール — 受信者のみがメッセージを表示します。
  • ユーザのフィードへの投稿 — そのユーザのページを訪問する誰もが、メッセージを表示できます。
  • レコードのフィードへの投稿 — そのレコードにアクセスできる誰もがメッセージを表示できます。
  • 公開 Chatter グループへの投稿 — その Chatter グループを訪問する誰もが、メッセージを表示できます。
  • 非公開 Chatter グループへの投稿 — グループのメンバーのみがメッセージを表示できます。
メッセージをどれくらい非公開にするかを考慮し、それによって、どのアクションが要件に合うかを判断します。たとえば、受信者のみがメッセージを表示できるようにするには、メールアラートを使用します。レコードに関心がある人がメッセージを表示できるようにするには、レコードの Chatter フィードに投稿します。

フロートリガワークフローアクション

フロートリガワークフローアクションを含むワークフロールールを変換していますか? フロートリガの変換は、メールアラートの変換ほど簡単ではありませんが、大差はありません。プロセスビルダーでフローアクションを設定するには、同じフローを呼び出して、フローの変数に同じ値を指定します。

フロートリガワークフローアクションの設定とフロープロセスアクションの設定の比較
フロートリガワークフローアクションからフロープロセスアクションに、多くが直接対応することは素晴らしいことです。ただし、違いは何でしょうか?
  • プロセスビルダーで {!this} に相当するオプションは、[プロセスを開始したオブジェクトレコードを選択] です。
  • プロセスビルダーには、{!old} に相当するオプションがありません。
プロセスビルダーには、[システム管理者は、最新のフローバージョンを実行します] に相当する設定がありません。Sandbox でプロセスを構築してテストすることをお勧めします。
メモ

メモ

フロートリガワークフローアクションはパイロットプログラムで利用可能となっていましたが、このパイロットプログラムは終了しました。組織でパイロットをすでに有効にしている場合は、引き続きフロートリガワークフローアクションを作成および編集できます。ただし、その代わりに、フロープロセスアクションを使用することをお勧めします。

タイムトリガ

時間を割いてワークフロールールやプロセスを構築したことがあれば、アクションをいつ実行するかをカスタマイズできることをご存じでしょう。ツールによって用語が異なることがありますが、機能は同じです。タイムトリガを作成するステップは、スケジュールを作成するステップとほぼ同じです。

ワークフロー プロセスビルダー
ルール適用時のアクション ルール適用時のアクション
時間ベースのアクション スケジュール済みアクション
タイムトリガ スケジュール

タイムトリガやスケジュールを作成するときは、ある日付からのオフセット (30 日後など) を設定します。プロセスビルダーでは、日付や日時の項目を参照したり (1)、「今から」コンストラクションを使用したり (2) することができ、これはワークフローの [ルール適用日] オプションに対応します。

プロセスビルダーでのスケジュールの設定
メモ

メモ

ケースベースのタイムトリガには、「ケース: エンタイトルメント処理開始時刻」のように、プロセスビルダーには存在しないオプションがいくつかあります。そのオプションがプロセスビルダーに存在しないのは、実際の項目ではないからです。数式項目を作成してそのオプションを計算し、その数式項目をプロセスのスケジュールで参照することをお勧めします。

でもちょっと待ってください。時間ベースのワークフローアクションをスケジュール済みプロセスアクションに変換したら、その後はどうやってモニタリングすればよいのでしょうか? [設定] の [フロー] ページには、[一時停止中および待機中のインタビュー] というセクションがあります。プロセスのスケジュールアクションが発生したら、そこで追跡できます。このページをプロセス用に変換する方法については、Salesforce ヘルプの「プロセスの待機中のスケジュール済みアクションの監視」を参照してください。

[設定] の [フロー] ページの [一時停止中および待機中のインタビュー] リスト

比較のまとめ

ワークフローのコンポーネントをプロセスビルダーのコンポーネントに変換する方法、および変換前の考慮事項について、次の表にまとめました。

ワークフローのコンポーネント プロセスビルダーで相当するコンポーネント 考慮事項
項目自動更新 [レコードを更新]
クイックアクション
プロセスアクションは、1 つの項目の更新に制限されません。同じアクショングループで複数の項目を更新する場合は、1 つのプロセスアクションにまとめることを検討してください。
タスク [レコードを作成]
クイックアクション
プロセスビルダーでは、ワークフローよりも多くを自動化できます。ToDo を評価して、ToDo が、プロセスで自動的に実行できるものに関連するかどうかを識別してください。
たとえば、ワークフローにより、取引先所有者が契約の承認を申請する ToDo を作成しているとします。その ToDo をプロセスビルダーに変換するときは、[承認申請] アクションを使用して、取引先所有者がその ToDo を行わなくてもすむようにします。
メールアラート メールアラート [Chatter に投稿] アクションを使用して、Chatter によって関係者に通知することもできます。
フロートリガ フロー N/A
タイムトリガ スケジュール N/A

プロセスアクションへのワークフローアクションの対応付け

では、プロセスアクションについてここまでに学習した内容をケースワークフロールールに適用してみましょう。前の単元で条件に行ったように、プロセスのアクションのゲームプランを作成します。

各ワークフロールールに対応するワークフローアクションは次のとおりです。条件名を使用しているのは、その方が短いからです。

条件名 ワークフローアクション
即時 タイムトリガ 時間ベース
主要取引先 メールアラート: 主要取引先のケースについて AE に通知、メールアラート: 主要取引先のケースについて AE のマネージャに通知
N/A N/A
ベーシックサポート 項目自動更新: [目標解決日] を TODAY() + 30 に設定 N/A N/A
プレミアムサポート 項目自動更新: [目標解決日] を TODAY() に設定 N/A N/A
標準サポート 項目自動更新: [目標解決日] を TODAY() + 14 に設定 N/A N/A
プラチナ契約のケースクローズ N/A 7 日後 ケース: クローズ日時 メールアラート: フィードバック要求をケースの取引先責任者にメールで送信
エスカレーションキーワード 項目自動更新: [優先度] を [影響するサービス] に設定、項目自動更新: サポートレベルを Tier 3 に設定、
項目自動更新: [目標解決日] を [TODAY()] に設定
N/A N/A

種別ごとに各アクションについて見てみましょう。最初は項目自動更新です。

項目自動更新アクションの対応付け

では、プロセスアクションについてここまでに学習した内容をケースワークフロールールに適用してみましょう。前の単元で条件に行ったように、プロセスのアクションのゲームプランを作成します。

各ワークフロールールに対応するワークフローアクションは次のとおりです。条件名を使用しているのは、その方が短いからです。

条件名 項目
ベーシックサポート 目標解決日 TODAY() + 30
プレミアムサポート 目標解決日 TODAY()
標準サポート 目標解決日 TODAY() + 14
エスカレーションキーワード 優先度 影響するサービス
サポートレベル Tier 3 (階層 3)
目標解決日 TODAY()

2 つの条件ノードでは、同じ項目 (目標解決日) が同じ値 (TODAY()) で更新されます。これは明らかに再利用可能アクションの候補です。ケースのオブジェクト固有アクションを作成して目標解決日を TODAY() に設定し、プレミアムサポート条件ノードとエスカレーションキーワード条件ノードの両方で、そのクイックアクションを参照します。

エスカレーションキーワード条件ノードでは複数の項目が更新されるため、すべてを 1 つのアクションに組み合わせることができます。ただし、項目自動更新のうち 1 つはクイックアクションに変換しているため、残りの 2 つを 1 つのアクションに組み合わせます。

条件名 アクション 項目
ベーシックサポート レコードを更新 目標解決日 TODAY() + 30
プレミアムサポート クイックアクション 目標解決日 TODAY()
標準サポート レコードを更新 目標解決日 TODAY() + 14
エスカレーションキーワード レコードを更新 優先度 影響するサービス
レコードを更新 サポートレベル Tier 3 (階層 3)
クイックアクション 目標解決日 TODAY()

ワークフロールールにはアクション種別が 2 つしかないため、残りは 1 つです。ではその残りのメールアラートに取り組みましょう。

メールアラートアクションの対応付け

このワークフロールールをプロセスに変換している理由は、メールの代わりに Chatter によってより多くを通知するためなので、どのメールアラートを Chatter 投稿に変換すべきかを検討してみましょう。

条件名 メールアラート名 メール受信者 メッセージのリッチテキスト 公開範囲
主要取引先 主要取引先のケースについて AE に通知 取引先所有者 いいえ 問題なし
主要取引先のケースについて AE のマネージャに通知 ロール: ディビジョンリードまたは取引先所有者のマネージャ いいえ 問題なし
プラチナ契約のケースクローズ フィードバック要求をケースの取引先責任者にメールで送信 ケースに関する取引先責任者メール はい 顧客と 1 対 1

最初の 2 つは Chatter 投稿に変換できます。[Chatter に投稿] アクションから受信者にアクセスできるためです。メッセージにとってリッチテキストは重要ではなく、メッセージを非公開にする必要はありません。事実上、Chatter 投稿で複数の人をメンションできるため、1 つのアクションを使用する必要しかありません。ケースに関心がある人すべてが通知されるように、ケースの Chatter フィードに投稿します。

ただし、フィードバック要求をケースの取引先責任者に送信するには、引き続きメールアラートを使用します。プロセスビルダーでは、メールアラートのみを顧客に送信できます。

条件名 アクション 設定の注意事項
主要取引先 Chatter に投稿する。 このレコードに投稿します。完全なメッセージには、「主要取引先のケースについて AE に通知」と「主要取引先のケースについて AE のマネージャに通知」のメールテンプレートを使用します。取引先所有者および取引先所有者のマネージャをメンションします。
プラチナ契約のケースクローズ メールアラート 「フィードバック要求をケースの取引先責任者にメールで送信」メールアラートを参照します。

前の単元では、すべての作成専用条件ノードに、呼び出し可能なプロセスを使用することに決めました。その呼び出し可能なプロセスは、アクションを追加しなければ動作しません。プランのプロセスアクションについて説明しましょう。

プロセスアクションの対応付け

[プロセス] プロセスアクションを設定するには、プロセス (新規ケース)、およびそのプロセスに送信するレコードを特定します。この例では、呼び出し可能なプロセスで、最上位プロセスと同じレコードを評価する必要があります。

条件名 アクション 設定の注意事項
新規ケース プロセス プロセス: 新規ケース、レコード: このプロセスを開始したケース

タイムトリガの対応付け

タイムトリガを手早くプロセスのスケジュールに変換しましょう。[クローズ日時] はケースオブジェクトの項目なので、設定は本当に似ています。「7 日後ケース: クローズ日時」「完了日の 7 日後」 になります。

すべてをまとめる: 最終的なアクションプラン

最後に、項目自動更新アクション、メールアラートアクション、タイムトリガのプランを、すべてのプロセスアクションの 1 つのプランに組み合わせましょう。

条件名 アクション
即時 スケジュール スケジュール済み
主要取引先 Chatter に投稿: 主要取引先のケースについて AE とマネージャに通知 (レコードに投稿。元のメールアラートのメールテンプレートをメッセージに使用。取引先所有者および取引先所有者のマネージャをメンション)。
N/A N/A
ベーシックサポート レコードを更新: [目標解決日] を TODAY() + 30 に設定 N/A N/A
プレミアムサポート クイックアクション: [目標解決日] を TODAY() に設定 N/A N/A
標準サポート レコードを更新: [目標解決日] を TODAY() + 14 に設定 N/A N/A
プラチナ契約のケースクローズ N/A 完了予定日の 7 日後 メールアラート: フィードバック要求をケースの取引先責任者にメールで送信
エスカレーションキーワード レコードを更新: [優先度] を [影響するサービス] に、[サポートレベル] を [Tier 3] に設定、クイックアクション: [目標解決日] を TODAY() に設定
N/A N/A
新規ケース プロセス: 新規ケース、このプロセスを開始したケースの参照を含める N/A N/A

プロセスへのアクションの実装

ケースワークフロールールのすべてのアクションのプランができたので、プロセスに追加しましょう。この部分は前の単元で行った作業の上に構築するため、前の単元を先に終了することをお勧めします。

プランには、すべてのアクションが、関連付けられている条件に基づいてリストされています。最初の 4 個は呼び出し可能なプロセスに属し、最後の 3 個は最上位プロセスに属します。

プロセスに戻る前に、プロセスビルダー外で必要となるすべてを処理しましょう。プランの中で、必要となるコンポーネントのうち、まだ作成していなくて (ワークフロールールのメールアラート)、プロセスビルダー外で作成するものは、クイックアクションのみです。

クイックアクションの作成

確認になりますが、クイックアクションでは、[目標解決日] を本日の日付に更新します。定義済み項目値を使用して、[目標解決日] を常に本日に設定します。

  1. ケースのオブジェクト管理設定から、[ボタン、リンク、およびアクション] に移動し、[新規アクション] をクリックします。
  2. アクションのプロパティを設定します。
    1. [アクション種別] で、[レコードを更新] を選択します。
    2. [表示ラベル] に「目標解決日を本日に設定」と入力します。
    3. アクションを保存します。
  3. アクションレイアウトを設定します。
    1. すべての項目をアクションレイアウトから削除します。
    2. レイアウトを保存します。
    3. ダイアログが表示されたら、[OK] をクリックします。[状況] は必須項目ですが、更新アクションでは必要ありません。
  4. [目標解決日] に定義済みの値を設定します。
    1. [定義済み項目値] で、[新規] をクリックします。
    2. [項目名] で [目標解決日] を選択します。
    3. 数式エディタに「TODAY()」と入力します。
    4. 定義済みの値を保存します。

では、プロセスアクションを構築しましょう。最初に、呼び出し可能なプロセスにアクションを追加します。

呼び出し可能なプロセスのアクション

プロセスビルダーに戻り、新規ケースプロセスを開きます。

主要取引先: Chatter に投稿

主要取引先の条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[Chatter に投稿] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [投稿先] に [このレコード] を選択します。
  5. メッセージでは次のように操作します。
    1. 「主要取引先のケースについて AE に通知」メールアラートが参照するメールテンプレートのコンテンツを貼り付けます。
    2. 取引先所有者をメンションします。
      1. 「@[]」と入力し、括弧内にカーソルを置きます。
      2. [差し込み項目] をクリックします。
      3. [取引先 ID >] をクリックし、関連付けられた取引先の項目にアクセスします。
      4. 「所有者」と入力して [所有者 ID] を選択し、[選択] をクリックします。
    3. 取引先所有者のマネージャをメンションします。
      1. もう一度「@[]」と入力し、括弧内にカーソルを置きます。
      2. [差し込み項目] をクリックします。
      3. [取引先 ID >] をクリックし、関連付けられた取引先の項目にアクセスします。
      4. [所有者 ID >] をクリックし、関連付けられたユーザの項目にアクセスします。
      5. 「マネージャ」と入力して [マネージャ ID] を選択し、[選択] をクリックします。取引先所有者および取引先所有者のマネージャを Chatter 投稿メッセージでメンション
  6. アクションを保存します。

ベーシックサポート: 更新アクション

[レコードを更新] アクションをベーシックサポートの条件ノードに追加します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[レコードを更新] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [レコード種別] で、プロセスを開始したケースを選択します。
  5. 新しい項目値を設定します。
    1. [項目] で [目標解決日] を選択します。
    2. [種別] で [数式] を選択します。
    3. [数式を構築] をクリックします。
    4. 数式エディタに「TODAY() + 30」と入力します。
    5. [この数式を使用] をクリックします。更新済み項目値の最終設定
  6. アクションを保存します。

プレミアムサポート: クイックアクション

プレミアムサポートの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[クイックアクション] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. クイックアクションを選択します。
    1. オブジェクトで検索を絞り込みます。
    2. [ケース] を選択します。
    3. 作成したクイックアクション、[目標解決日] を本日に設定を選択します。
  5. アクションに項目値を設定します。プロセスを開始したケースをクイックアクションで更新するため、[関連レコード ID] をこのケースの ID に設定します。
    1. [種別] で [項目の参照] を選択します。
    2. [値] で [項目を検索] をクリックし、「ケース」と入力して [ケース ID] を選択して [選択] をクリックします。クイックアクションの最終設定
  6. アクションを保存します。

標準サポート: レコードを更新

標準サポートの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[レコードを更新] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [レコード種別] で、プロセスを開始したケースを選択します。
  5. 新しい項目値を設定します。
    1. [項目] で [目標解決日] を選択します。
    2. [種別] で [数式] を選択します。
    3. [数式を構築] をクリックします。
    4. 数式エディタに「TODAY() + 14」と入力します。
    5. [この数式を使用] をクリックします。
  6. アクションを保存します。
呼び出し可能なプロセスのすべてのアクションの表示

最上位プロセスに移る前に、もう 1 つ行うことがあります。この呼び出し可能なプロセスを最上位プロセスから呼び出す方法をどのように計画したか覚えていますか? 呼び出し可能なプロセスは、有効になっている場合に限って呼び出すことができます。

ボタンバーで、[有効化] をクリックして [確認] をクリックしてください。

最上位プロセスのアクション

最上位プロセスのアクションを構築しましょう。[すべてのプロセスを表示] をクリックし、ケース管理プロセスを開いてください。

エスカレーションキーワード: レコードを更新

エスカレーションキーワードの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[レコードを更新] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [レコード種別] で、プロセスを開始したケースを選択します。
  5. 新しい項目値を設定します。
    項目 種別
    優先度 選択リスト
    サポートレベル 選択リスト Tier 3 (階層 3)
  6. アクションを保存します。

エスカレーションキーワード: レコードを更新

このステップは、呼び出し可能なプロセスのプレミアムサポートの条件ノードで実行したものとまったく同じです。エスカレーションキーワードの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[クイックアクション] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. クイックアクションを選択します。
    1. オブジェクトで検索を絞り込みます。
    2. [ケース] を選択します。
    3. 作成したクイックアクション、[目標解決日] を本日に設定を選択します。
  5. アクションに項目値を設定します。プロセスを開始したケースをクイックアクションで更新するため、[関連レコード ID] をこのケースの ID に設定します。
    1. [種別] で [項目の参照] を選択します。
    2. [値] で [項目を検索] をクリックし、「ケース」と入力して [ケース ID] を選択して [選択] をクリックします。クイックアクションの最終設定
  6. アクションを保存します。

プラチナ契約のケースクローズ: スケジュール

プラチナ契約のケースクローズの条件ノードにスケジュールを追加し、アクションがケースクローズの 7 日後に実行されるようにします。

  1. [スケジュールを設定] をクリックします。
  2. 最初の項目に、「7」と入力します。
  3. [日][後] は選択されたままにします。
  4. 最後の項目で、[完了日] を選択します。
  5. スケジュールを保存します。

プラチナ契約のケースクローズ: メールアラート

プラチナ契約のケースクローズの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. 作成したスケジュール (完了日の 7 日後) で、[アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[メールアラート] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [メールアラート] で、元のワークフロールール Case_Request_feedback_from_contact で使用したメールアラートを選択します。
  5. アクションを保存します。

新規ケース: プロセス

新規ケースの条件ノードでは、次のように操作します。

  1. [アクションを追加] をクリックします。
  2. [アクション種別] で、[プロセス] を選択します。
  3. アクションに名前を付けます。
  4. [プロセス] で、有効にした呼び出し可能なプロセス [新規ケース] を選択します。
  5. プロセス変数の値を設定します。ケース管理プロセスを開始したケースを、呼び出し可能なプロセスで評価するため、[値] を使用してケースの ID を選択します。
    1. [値] で [項目を検索...] をクリックします。
    2. プロセスを開始したケースを選択します。
    3. [確認] をクリックします。
  6. アクションを保存します。
最上位プロセスのアクションの最終的な表示

これで準備完了です。ケースワークフロールールを、1 つの最上位プロセスと 1 つの呼び出し可能なプロセスの条件ノードとアクションに問題なく変換しました。最後のステップでは、プロセス条件の順序を最終的に決定します。