プラットフォームの新機能: 構築、自動化、セキュリティ
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- DevOps センターの変更およびリリース管理に関するエクスペリエンスがどう改善されたかを説明する。
- 視覚的なダッシュボードを使用して Salesforce Functions を管理、監視、デバッグする方法を説明する。
- 外部サービスを使用してよりシームレスにインテグレーションを作成する方法を説明する。
- 手動テストと比較したフロー自動テストの利点を説明する。
- Salesforce 内に保存されていて Amazon Athena で管理されるデータにアクセスする方法を説明する。
- プリファレンスマネージャーフォームが顧客の同意とコミュニケーションプリファレンスの管理にどう役立つかを説明する。
- 範囲設定ルールでセールスアソシエートの時間がどう節約されるかを説明する。
- 公開/登録 (Pub/Sub) API の機能を挙げる。
DevOps センター
DevOps センターでは、変更およびリリース管理に関するエクスペリエンスが改善され、チームメンバーがクリック操作、コード、その両方のいずれを好む場合でも、開発チームに DevOps のベストプラクティスが提供されます。
Hyperforce の Sandbox: Quick Clone
Quick Clone では、チームがすばやくレプリカの Developer および Developer Pro Sandbox を作成できるため、開発者の空き時間を減らし、並行して作業を進め、より効率よく継続的にインテグレーションジョブを構築できるようになり、開発者の生産性が促進されます。
Hyperforce の Sandbox: Quick Clone の詳細はこちら。
Salesforce Functions の機能強化
開発者向けの視覚的ダッシュボードで Salesforce Functions を管理、監視、デバッグできます。
Salesforce Functions の機能強化の詳細はこちら。
外部サービスの機能強化
外部サービスを使用してよりシームレスにインテグレーションを構築できます。スキーマの登録時のエラー表示が改善されました。
Flow Builder の機能強化
更新のたびに実施する手動テストに時間を取られすぎていませんか? 新しいフロー自動テストでは、手動デバッグの代わりに自動テストを使用し、1 クリックですべてのテストシナリオを実行できます。
フローオーケストレーションの機能強化
Experience Cloud でフローオーケストレーション作業ガイドを使用してタスクを実行することで、ユーザーはより迅速にコラボレーションができます。さらに、システム管理者は、他のユーザーがスーパーバイザー権限を使用してボトルネックを特定し、作業を迅速に行えるように設定できます。
AWS パートナーシップの機能強化
AWS とのパートナーシップにより、より簡単にアプリケーションを作成してリリースし、ネイティブに AWS サービスを利用し、Salesforce と AWS 間でデータとワークフローをセキュアに接続できます。パートナーシップが拡張され、AWS のイベントリレーと Athena 用の Salesforce Connect アダプターがツールキットに追加されました。
公開/登録 API (Pub/Sub API)
新しい API では 1 つのインターフェースで、変更データキャプチャとリアルタイムイベントモニタリングを含む、プラットフォームイベントの公開と登録を実行できます。Pub/Sub API はパフォーマンスが向上し、リアルタイムの応答公開、登録フロー制御、11 言語のサポートなど画期的な機能を備えています。
公開/登録 API (Pub/Sub API) の詳細はこちら。
プライベートコネクトの機能強化
API トラフィックを Salesforce データセンターと Amazon Web Services 間の非公開の双方向接続を通じて転送し、公開インターネットを回避します。EMEA と APACで使用可能になりました。
プライバシーセンター: プリファレンスマネージャー
プリファレンスマネージャーを使用して、顧客の同意とコミュニケーションプリファレンスを管理できるようになりました。ローコード/ノーコードでフォームを作成し、ブランド、データ使用目的、チャネル種別で絞り込む検索条件を設定できます。カスタマイズしたフォームを任意の Web ページに配置し、Salesforce レコードおよびオブジェクトを自動的に更新できます。
プライバシーセンター: プリファレンスマネージャーの詳細はこちら。
セキュリティセンターの機能強化
接続済みテナントに関する追加情報を表示できるようになり、これらの組織から詳細と情報をより総合的に把握できます。すべてのセキュリティセンターオブジェクトについて標準の Salesforce レポートを使用することもできます。
範囲設定ルールの機能強化
範囲設定ルールは、エンドユーザーが自分の仕事に関連するレコードに集中するのに役立ちます。たとえば、ウェルスマネジメントの場合、セールスアソシエートは複数のファイナンシャルアドバイザーやチームをサポートしているため、アクセスできるレコードが多すぎることがあります。範囲設定ルールでは、「範囲」を選択し、表示できるレコードを制限して生産性を高めることができます。範囲設定ルールでウェルスマネジメントの柔軟性が大幅に向上します。ディビジョン (Classic のみ) の代わりとして、またはユーザーが特定のブランド、部門、支店などのグループに集中する必要がある場合などに使用できます。