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Salesforce でのウェルビーイングについて

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 職場でのウェルビーイングの重要性を明確に述べる。
  • Camp B-Well ウェルビーイングプログラムについて説明する。

職場でのウェルビーイングが重要な理由

現代世界はペースが速く、多くを要求されます。チームは、競争力を保つために、従業員がどれだけの結果をいかに早く出すことができるか、つまり従業員の生産性を重視しますが、生産性に欠かせない要素の 1 つ、従業員のウェルビーイングが簡単に見落とされがちです。 

Wellbeing 名詞 | ウェルビーイング。幸福、健康、豊かである状態。

従業員のウェルビーイングは、まさに生産性の基盤であり、ウェルビーイングについての注意を怠ると、チームまたはビジネスに想像以上の損害を与える可能性があります。

ウェルビーイングの影響

『Gallup Business Journal』によると、身体的、精神的に好調な従業員は、仕事で優れた実績をあげる可能性が 13 % 高く、医療費が 41% 低く、会社に勤続する可能性が 32% 高くなります。これは無視できない数字です。

もっと証拠が必要ですか? Willis Towers Watson による「2017/2018 Global Benefits Attitude Survey (2017/2018 年福利厚生グローバル意識調査)」を参照してください。次のような調査結果が出ています。

  • 健康状態が最も悪い従業員は、欠勤回数が 2 倍以上、体調不良でも出勤する可能性が 25% 高くなります (つまり職場にいても集中していない状態)。
  • また、非常に健康な従業員と比べ、仕事からディスエンゲージする可能性が 2 倍以上、強いストレスを感じる可能性はほぼ 3 倍になります。

低生産性が最終収益に損害を与えるのは確かですが、すべてのビジネスリーダーが注視する必要があるのは、個々の従業員への影響です。これは、次のような健康問題が増えてきているなかで、今やかつてないほど重要なことです。 

  • 世界保健機関によると、世界の死因 1 位は循環器疾患であり、全世界の死亡数の 31 % にあたります。
  • 糖尿病の比率が急増しており、その患者数は 18 歳を超える成人 100 人中 8 人を超えています。今日、世界の糖尿病患者は 4 億 2200 万人を超えており、7 番目の死因となっています。
  • 世界で 3 億人が鬱病を患っており、充実した生産的な生活を送る能力が著しく制限されています。

これらの数字に特に失望させられるのは、これらの疾患のほとんどが、栄養のある食事と定期的な運動で予防または治療可能であることです。これは簡単な処方です。ただし、多くの人々は多忙な生活の中で、正しい食事や自分の健康に注意するために割く時間はないと感じています。

あなたもこれに共感したり、この状況にある人を知っているかもしれません。あなたまたは知人が、一日中仕事や用事に追われて疲れ切って、夕食をテイクアウトしたり、トレーニングを休んだりしたことはありませんか? また、どれくらいの頻度で、よく眠ったり瞑想したりする時間を取ることができますか? 

個人のウェルビーイングを疎かにすると、健康、幸福、仕事のすべてに影響が出ます。回復力を養ったり、必要な場合はサポートを見つけたり、全体的なウェルビーイングに時間を割いたりするために、個人とビジネスが協力して相互支援のプログラムやリソースを用意することができます。   

コスト低下と生産性向上は、最終的にビジネスとして優れた意味を成しますが、Salesforce は従業員のウェルビーイングの追求が正しいことであると信じています。 

下記の引用

「グローバル福利厚生戦略と企業文化にウェルビーイングを取り入れることは、従業員の福利厚生を総体的に捉える Salesforce の考え方の極めて重要な部分です。従業員とその家族は、各自の健康ジャーニーでどのような段階にあろうとも、より健康的な生活を送れるようにサポートされていると感じる必要があります。これを可能にするためにさまざまなプログラムを提供しています。これらのプログラムは、経済的な面と全体的な従業員エンゲージメントの向上という面の両方で、目に見える形で回収できる投資と考えています。」- Stan Dunlap、グローバル報奨担当上級副社長

Salesforce のウェルビーイング本部 Camp B-Well へようこそ

Salesforce では、お客様に対応し、最高の仕事をするためには、まず私達が自分自身を大切にする必要があると考えています。幸福で健康な従業員は、エンゲージメントと生産性が高いだけではなく、創造性と革新性にも優れています。これは Trailblazer であるために重要なことです。

これが、ウェルビーイング本部 Camp B-Well を導入した理由です。

Camp B-Well ロッジの前に立つキャンパー。

Camp B-Well は、Salesforce 従業員が毎日をあらゆる点で豊かに生活する手助けをする、福利厚生、リソース、サポートへのアクセスを提供する仮想上の場所です。

自分が集中すべきことを見つける「マインドフルネスの日」から、シェフ、作家、フードアクティビストのアリス・ウォータースや有名な冒険家ベア・グリルスなどの講演者を招いて年間を通して開催されるウェルビーイングイベントまで、Camp B-Well は従業員に多数の参加手段を提供しています。 

Salesforce は、これらのウェルビーイングリソースを、強制ではなく、利用できるようにすることが重要と考えています。Camp B-Well の目標は、ウェルビーイングを楽しく、アクセス可能なものにし、従業員が探求できるようにすることです。体験は従業員自身のもので、人生のあらゆる段階で自分に適した活動やアドベンチャーを選ぶことができます。どのようなジャーニーであれ、グローバルコミュニティがすぐそばにいて、共にサポート、学習、成長し、B-Well の暮らしを実現していきます。

下記の引用

「Camp B-Well が現実となるを見て感動しました。Camp B-Well は、最高に幸福で健康な生活を送るために必要なものを従業員に提供するために、私たちがしてきた努力の集大成だからです。エンゲージしている従業員の力については、すでに周知のとおりですが、幸福で健康な従業員は、従業員のみではなく、企業文化や収益にもプラスの影響を与えます。」- Jody Kohner、従業員 エンゲージメント担当上級副社長

すべての方が利用できる Camp B-Well サービスの 1 つに、「B-Well Together: Wellbeing Breaks (共に実現する B-Well: ウェルビーイングのヒント集)」という動画シリーズがあります。このシリーズでは、皆さんや皆さんの家族に役立つウェルビーイングエキスパートからの先進的な考え方、ヒント、リソースを提供しています。将来を楽観的に考えることについての次の動画をご覧ください。

リソース

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