外出先でのインサイトの探索
学習の目的
探索の目標: 大口商談が見込めそうな業界の検索
出張で空港に向かうにタクシーに飛び乗ったところですが、出張から戻るまで待っていられないため、出張先からも営業チームが大口案件を成立させられるよう手を貸したいと思っています。iPhone で Analytics を開いてインサイトを確認します。ラップトップの販売を期待できそうな業界を探して、担当者に集中的に取り組ませようと考えます。ここで、ラップトップの商談を最も見込めそうな業界はどこか、という疑問が浮かんできます。
モバイル探索インターフェース
- My DTC Sales アプリケーションをタップしてアセットを表示します。
- [データセット] タブをタップします。
- 商談の探索を開始するには、[DTC Opportunity (DTC 商談)] をタップします。
モバイルもデスクトップも探索の初期状態は同様で、青い棒はグルーピングや絞り込みが行われていない行数を表します。 - 画面の下部にはツールやアクションのドロワーがあります。これらはデータを探索し、レンズを作成して使用する場合に必要となるツールです。
- データ — 基準やグルーピングを追加します。
- 検索条件 — レンズを絞り込みます。
- 表示 — 視覚化を変更します。
- アクション — 保存および共有を実行します。
- [データ] をタップして、ビルドツールのドロワーを開きます。
ドロワーには、閉じる、半画面に開く、全画面に開くの 3 つの状態があります。ドロワーを上下にスライドさせて、それぞれの状態を確認しておきます。
では、データ探索に戻りましょう。ドロワーが開いていない場合は、半画面に開いた状態にします。ここから、グラフに基準やグループを追加します。[列] の基準としてすでに [行数] がリストされています。次のセクションでは、クエリの作成とレンズの構築に取り掛かります。
業種別の商談のグルーピング
- まだビルドツールを表示していない場合は、[データ] をタップしてアクセスします。
- [グループ化単位] の横にある + 記号をタップします。リストをスクロールしてディメンション全体を検索することも、検索ボックスに入力することもできます。
- [Industry (業種)] を選択します。
これで、取引先の各業種が棒グラフで示されます。けれども、集計が正しくありません。知りたいのは、行数ではなく、商談の合計金額です。
集計: 基準の変更
- [データ] ドロワーで、[列] の下の [行数] をタップします。
使用可能なすべての集計関数がリストされます。 -
[合計] をタップします。
次に基準を選択する必要があります。 - [金額] を選択します。横軸の値が大幅に変わりました。もう少しでゴールですが、進行中の商談を見つける必要があります。次は検索条件について学習します!
ディメンションによる絞り込み
- 検索条件アイコン をタップして、条件リストを表示します。
- [絞り込み条件] の横にある + 記号をタップします。
- [フェーズ] ディメンションを選択します。
- [08-Closed Won (08 - 商談成立)] と [09-Closed Lost (09 - 不成立)] をタップします。
- [Equals (次の文字列と一致する)] をタップして、[Closed Lost (不成立)] または [Closed Won (商談成立)] と一致しないすべての商談という条件に変更します。
- [OK] をタップします。
日付による絞り込み
- 検索条件アイコンをタップして、条件リストを表示します (まだ表示されていない場合)。
- + 記号をタップして、日付条件を追加します。
- [完了予定日] を選択します。
- [絶対] をタップします。
- [開始] 項目をタップします。
- 「2021 年 12 月 1 日」を選択します (この例ではこの日を今日とします)。
- もう一度 [開始日] をタップして閉じます。
- [終了] 項目をタップします。
- 「2022 年 3 月 1 日」を選択します (この例ではこの日が今日から 3 か月後です)。
- [OK] をタップします。
グループまたは検索条件を削除するには、左にスワイプします。
探索中に、アクションを元に戻したり、やり直したりすることができます。
ドリルイン: 進行中の銀行商談のフェーズ名への注目
- ドリルインするディメンション値である [Banking (銀行)] の横棒をタップします。グラフで選択を行うと、画面の下部のアイコンが変更します。これで未加工の詳細の表示などのアクションを実行できます。このアクションでは、すべての関連商談をリストすることや、データの別の側面にドリルインすることができます。
- [ドリルイン] をタップします。
- ディメンションリストで [フェーズ] を選択します。
[交渉/レビュー] は販売パイプラインの最後のフェーズです。さらに力を注ぐことによって、四半期末までにこれらの商談を成立させることができます。次のステップでは、この重要な情報を共有するために、これらの商談の所有者を調べます。
モバイルでの最適な視覚化の選択
- をタップして視覚化を変更します。
- [積み上げ棒] をタップします。ここで、結果を合計金額の大きい順に並び替えてみましょう。
-
をタップして基準にアクセスし、[金額合計] の横にある をタップして順序を降順に変更します。2 回タップすると順序が昇順に変わります。3 回タップすると、デフォルトのアルファベット順が復元されます。
基準とディメンションの名前が変更されています。それぞれがグラフのどこで使用されているかがわかるようになりました。押しながらスライドさせれば、割り当てを変更することもできます。興味があればやってみてください。ただし、[元に戻す] 矢印を使用して必ず元の状態に戻しておきます。グラフの凡例を左右にスライドして、スクロールします。これで、認識分析の大部分を占めていたのが誰なのかがわかります。Laura Garza です。Laura と Chatter で話した方がよさそうです。
Analytics の次の手順
- Analytics モバイルアプリケーションをインストールする。
- Analytics モバイルアプリケーションを Developer Edition 組織に接続する。
- 集計、グルーピング、絞り込み、視覚化の 4 つの基本的なアクションを実行する。
- ディメンションと日付で絞り込む。
- データにドリルインして詳細なインサイトを得る。
- 判明した内容を会社と共有してビジネスを促進する。
上記以外にも学習する内容はたくさんあります。モバイル上の Analytics についての詳細は、Salesforce ヘルプを参照してください。
各自のトレイルを進めていく場合は、優れたドキュメントが揃う公式の Analytics ライブラリを参照してください。また、Trailblazer Community には活発な「Analytics」ディスカッショングループがあり、他の Analytics ユーザーと意見やベストプラクティスを交換できます。Analytics のご自身の活用法もぜひご紹介ください。