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CRM Analytics をパーソナライズする

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • ダッシュボードからの通知を設定、表示、管理する。
  • ダッシュボードをフォローする。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

一緒にトレイルを進みましょう

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは「Trail Together」 (一緒にトレイル) シリーズの一部です。

(この動画は 6:58 の時点から始まります。戻して手順の最初から見直す場合はご注意ください。)

パーソナライズする

上司とのミーティングはうまくいき、いくつかの提案を受けました。まず、時間をどのように配分するかを決めるために、特定の総計値を毎日追跡する必要があります。そのために、特定のニーズに合わせて、My DTC Sales アプリケーションをカスタマイズします。

CRM Analytics では、CRM Analytics ホームページに直接、重要業績評価指標の変化に関する通知を表示できます。通知を使用すると、マイルストーンに到達したときに通知を受けるように CRM Analytics を設定できます。CRM Analytics 通知は、Lightning Experience とメールにも表示されます。

分析をカスタマイズするもう一つの方法は、ダッシュボードをフォローすることです。そうです。ソーシャルメディアで誰かをフォローするときのように、自分の Chatter フィードにダッシュボードの最新情報が表示されるようにできます。そうすることで、ダッシュボードとそのグラフに表示されたデータについての会話の輪に加わることができます。

CRM Analytics 通知を使用して常にビジネスの最新情報を把握

ユーザーが CRM Analytics を使用していないときでも、CRM Analytics ダッシュボードを稼働させることができます。そうすると、追跡中の KPI のデータがバックグラウンドで分析され、設定した数値に達すると通知が送信されます。通知は、Salesforce のベル、メール、CRM Analytics ホームページの追跡タイル経由で受信できます。

この重要な情報を受け取るには、どうればよいでしょうか? それには、CRM Analytics ダッシュボードで通知を設定するだけです。進行中のパイプラインの KPI に注目していたことを覚えていますか? この KPI は、実際にはダッシュボード内の数値ウィジェットです。ダッシュボードの任意のウィジェット (タイムラインと値テーブル以外) について通知を作成できます。
  1. レンズのタイトルの上にある小さな青い [ホーム] リンクをクリックして、ホームページに戻ります。
  2. Opportunity Details ダッシュボードを開きます。まだ Johnny Green で絞り込まれている場合は、更新ボタン をクリックします。
  3. [Open Pipeline (進行中のパイプライン)] 数値ウィジェットの右上隅にマウスポインターを置き、矢印をクリックしてドロップダウンメニューを表示します。[通知を設定] をクリックして、通知パネルを開きます。[通知を設定] が選択されているウィジェットのドロップダウンメニューデータに対してテストする条件と値を設定します。進行中のパイプラインについて、あなたは金額が 2 億ドル以上になった時点で通知を受け取りたいと考えています。
  4. 通知パネルで、2 番目のドロップダウンメニューから [次の値以上] を選択します。しきい値として 200000000 と入力します。通知パネルパネルの中央セクションにあるクエリの条件に注目してください。「Closed (完了) 等しい false」が、クエリ対象のデータを制限するために適用される条件です。[Open Pipeline (進行中のパイプライン)] ウィジェットには当然ながら「Closed (完了) 次の文字列と一致する false」条件が必要です。

    今は、何も変更する必要はありません。ただし、異なる条件を適用する場合は、前の単元で学習したように、リストセレクターを使用するかグラフ要素をクリックしてダッシュボードを変更するだけです。追加した条件はすべて、通知パネルの [条件] セクションに表示されます。

    次に、CRM Analytics による通知のタイミングを指定するために、CRM Analytics がデータに対してクエリを実行する時刻を設定します。システム管理者は、毎夜、日次 CRM Analytics データフローが完了した後の午前 5 時が CRM Analytics による通知クエリを実行するのに最適な時刻だと提案しました。(個別の通知の場合は、タイミングは大した問題ではないかもしれませんが、組織内の各 CRM Analytics ユーザーは 10 件まで通知を設定できます。そのため、多くのクエリが同時に実行される可能性があり、さらにシステム上の他のコールもあります。タイミングについて、システム管理者に確認することをお勧めします。)

  5. 通知が [平日][午前 5 時] に実行されるように設定します。
  6. ちなみに、同僚にもメール通知が自動的に送信されるようにするには、[メール受信者を編集] をクリックし、ダッシュボードへのアクセス権を持つユーザーを追加します。ここではデフォルトのままにしておきます。その場合はあなたが唯一の受信者となります。
  7. 鉛筆アイコンをクリックし、通知のタイトルを「Open Pipeline Test」 (進行中のパイプラインのテスト) に変更します。
  8. [保存して実行] をクリックします。
これで通知が有効になり、[保存して実行] ボタンによってクエリが実行されました。通知で設定した条件に一致しているので、メールが送信されます。受信箱にメールが届いているか確認しましょう。

CRM Analytics ホームページのカスタマイズ

メールは届いていましたか? それは、[保存して実行] ボタンをクリックすることによって直ちに通知をテストできるためです。ただし普段は、通知が有効で条件に一致した場合でも、メールを受け取るのは 1 日に 1 回です。(初めて条件に一致した場合のみメールを受け取るには、[通知を設定] パネルで該当するボックスをオンにします。)

メールを待たずに毎日の進行状況を確認するには、どうすればよいでしょう? それは、CRM Analytics ホームページをカスタマイズすることで実現できます。
  1. ダッシュボードのタイトルの上にある小さな青い [ホーム] リンクをクリックします。
  2. 左側のパネルで [通知] をクリックします。Analytics ホームページの [通知] ページに表示されている通知追跡タイルすでに通知を設定したので、ホームページに通知タイルが表示されています。タイルには KPI の現在の値と、設定した条件に対する進行状況が表示されます。
  3. タイルからは、直接ダッシュボードに移動できます。[Open Pipeline Test (進行中のパイプラインのテスト)] をクリックします。ダッシュボードが開き、右側のパネルに通知が表示されます。通知のウィジェットが青い正方形の番号で識別されます。ウィジェットの通知
  4. 通知パネルには、アイコンコントロールからでもアクセスできます。ベルアイコン をクリックして、通知パネルを閉じます。続いて、もう一度クリックして開きます。
    このビューでは、タイルに各通知の要約が表示されます。[すべての通知] パネル
  5. 通知パネルから、通知を編集または削除できます。[Open Pipeline Test (進行中のパイプラインのテスト)] 通知タイルの右上隅にマウスポインターを置き、矢印をクリックしてドロップダウンメニューを表示します。[編集] を選択します。
    パネルが編集モードになると、追加オプションにアクセスできます。[Analytics ホームページで追跡] では、CRM Analytics ホームページに通知を表示するかどうかを設定できます。[有効] では、CRM Analytics でクエリを実行して通知を送信するかどうかを管理します。通知の実行を停止するために通知を削除する必要はありません。次回有効化するときに備えて保存できます。ホームページの通知の有効化/無効化および追跡を行うオプションがある通知編集パネルテスト通知については毎日メールを受信する必要はないため、通知を無効にします。
  6. [有効] チェックボックスをクリックしてオフにします。無効な通知は CRM Analytics ホームページで追跡されません。
  7. [保存] をクリックします。

ダッシュボードをフォロー

次は、CRM Analytics の別のカスタマイズについて説明します。ダッシュボードについての会話に遅れずについていくために、ダッシュボードをフォローしましょう。あなたの上司は DTC Sales ダッシュボードをフォローしており、あなたも同じことをしたいと思っています。

CRM Analytics ユーザーは、ダッシュボードにコメントを記入することができます。それには、ダッシュボードのウィジェットにアノテーションを付加します。(アノテーションについては次の単元で説明します。)ダッシュボードをフォローすると、そのコメントが、自分の Chatter フィードの投稿として表示されます。
  1. アノテーションアイコン をクリックして、アノテーションパネルを開きます。
  2. [フォローする] ボタン をクリックします。
これで自分用にカスタマイズできました。誰かがダッシュボードにコメントを記入するたびに、そのコメントがあなたの Chatter フィードに表示されます。そのコメントにいいね! と言ったり、返信を投稿したり、Chatter でリンクをクリックしてダッシュボードに移動したりすることができます。ダッシュボードをフォローすると、分析環境を自分用に調整し、膨大なデータの中で重要な項目に集中することができます。

通知の受信

条件に一致すると、CRM Analytics と Lightning Experience のベルアイコンに、赤い円に書かれた数字が表示されます。
  1. ダッシュボードの右上にある Analytics Studio アイコンを開きます。 をクリックして、Analytics Studio に移動します。
  2. 上部のコントロールの行にあるベルアイコン 数字が表示されているベルアイコン をクリックします。通知リスト
  3. メニューから通知をクリックすると、通知が設定されたダッシュボードに移動できます。ただし今は、[Analytics 通知を管理] を選択します。Analytics 通知を管理このビューには、すべてのダッシュボードのすべての有効および無効な通知が表示されます。ここでは、何個の通知を作成したかも把握できます。各 CRM Analytics ユーザーが同時に持つことができる通知は 10 件までであることを覚えておいてください。
  4. [X] をクリックして、[Analytics 通知を管理] パネルを閉じます。
これで、通知を設定する方法がわかりました。この設定は、チームと自分自身が業務を予定どおりに進めて、毎四半期の目標を達成するのに役立ちます。

データの中の多くの道しるべや指標

CRM Analytics アプリケーションのカスタマイズはうまくいきました! 通知を設定して追跡することで、CRM Analytics の威力が高まることがわかりました。CRM Analytics をバックグラウンドで動作させると、簡単に KPI の最新状況を把握し、時間を節約し、予定通りに業務を進めることができます。通知とメールにはダッシュボードへのリンクが含まれているため、KPI に関連するその他の変化をすばやく確認することができます。

アプリケーションの概要レベルのダッシュボードをフォローするようになったことで、営業担当とのコラボレーションも可能になりました。

でもその前にまず、ハンズオンの Challenge に取り組んで新しい通知を作成し、ポイントを獲得しましょう。 

メモ
緑のボタンをクリックする前に、CRM Analytics が有効になっている Developer Edition 組織が起動ボタンの横に表示されていることを確認してください。

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