CRM Analytics でコラボレーションする
学習の目的
他の人に見せる
今ではあなたは、CRM Analytics ダッシュボードはよく考え抜かれた地図であり、データの中の多くの道筋を示してくれることを知っています。そしてあなたは荒野に独りぼっちでいるわけではありません。この単元で説明するように、他の人と連携することによって目標に向かって進む方法がいくつもあります。
ここで、チームの営業担当と会って、彼らにとっても CRM Analytics がいかに役立つかを見せましょう。[Regional Sales (地域営業)] ダッシュボードのプレゼンテーションを行い、アノテーション、投稿、ダウンロードのデモを行います。これらはいずれも、データに関する会話を進め、インサイトをビジネスに活用するための強力な方法です。
全画面モードでのダッシュボードのプレゼンテーション
- [Analytics Studio] タブをクリックして、[ホーム] をクリックします。[最近参照したデータ] で、[Regional Sales (地域営業)] をクリックします。
- 提示アイコン () をクリックします。画面が 2 つある場合は、引き続き画面モードを使用できます。画面が 1 つしかない場合は、右上の [X] をもう一度クリックして全画面モードを終了します。
全画面モードでは、アプリケーションのコントロールバーが表示され、そこには共有、アノテーション、通知設定のオプションが含まれています。 - 画面上部にマウスポインターを置いて、オペレーティングシステムのメニューバーにアクセスする方法をチームに見せます。
- ダッシュボード名の横にあるドロップダウンをクリックして、アプリケーションのナビゲーションリストを開きます。
これが、アプリケーション内のその他のダッシュボードであることをチームに説明します。ただし、ここでは地図に注目します。 - 地図上でカナダをクリックします。
それに合わせて、棒グラフと表がファセットします。部屋中から、「おお」という声が上がります。
アノテーションを使用して結果を強調する
- [Regional Sales (地域営業)] ダッシュボードで、棒グラフの右上隅付近にマウスポインターを置き、クリックしてドロップダウンメニューを開きます。[アノテーションを追加] を選択します。
- アノテーションパネルで、
Take a look at the Canadian numbers!
(カナダの数値に注目してください!) と入力します。 - ダッシュボードのスクリーンショットを添付するには、チェックボックスをオンにします。
現在のスクリーンショットを添付することで、絞り込まれた状態のダッシュボードを表示することができるため、何についてコメントしているかを他のユーザーに示すことができます。 -
[共有] をクリックします。
コメントは自分の Chatter フィードに表示され、ダッシュボードと共に保存されます。ダッシュボードをフォローしているユーザーは、そのコメントを参照し、グラフとそのデータについての会話に参加することができます。 - ウィジェットにアノテーションのインジケーターを表示するには、ダッシュボードコントロールで [アノテーションを表示] アイコン () をクリックします。(パネルが閉じている場合は、2 回クリックする必要があります)。
グラフの左上隅に数字が入った青い正方形が表示されています。これは、そのウィジェットに何件のアノテーションがあるかを示しています。 - [アノテーション] パネルで、左矢印をクリックしてアノテーションのリストを表示し、アノテーションをクリックして開き、そのフィードを表示します。
-
Almost caught up to the USA!
(ほとんど米国に並んでいます!) というコメントを入力し、[コメントする] をクリックします。会話が終了したら、アノテーションを解決済みにできます。[アノテーション] パネルで、アノテーションを [進行中] または [解決済み] に切り替えることができます。 - パネル右上のチェックマークをクリックすると、アノテーションが解決済みになり、[進行中] リストから削除されます。
その後、必要に応じてアノテーションを再開したり削除したりできます。
ダッシュボードウィジェットからデータをダウンロードする
CRM Analytics にはそれにぴったりのものがあります。コラボレーションツールの 1 つを使用すると、ダッシュボードから絞り込まれたデータをダウンロードできます。ほんの数分あれば、ウィジェットのデータを、チームが使用できる CSV ファイルに取得する方法を全員に見せることができます。もちろん、CRM Analytics から Excel に移行するのは時代に逆行しているような気がしますが、チームの何人かは、スプレッドシートの達人で、そのやり方が気に入っているのです。(少なくとも、CRM Analytics がいかにすばらしいかを知るまでは。)
- アプリケーションランチャー () で、[Analytics Studio] を見つけて選択します。[Analytics Studio] では、実行中のアプリケーション内で表示するのではなく、ダッシュボードに直接アクセスできます。
- [Regional Sales (地域営業)] ダッシュボードを見つけてクリックします。
ダッシュボードがプレビューモードで開き、個々のウィジェットから共有できます。 - 地図ウィジェットの右上隅にマウスポインターを置き、クリックしてドロップダウンメニューを開きます。[共有] を選択します。
- [共有] ダイアログで、[ダウンロード] タブをクリックします。
- [CSV 形式でダウンロード] をクリックします。
- ダウンロードされたファイルを見つけて開きます。
データのごく一部が表示されます。これは、グラフに表示されていたものです。ダウンロードされたファイルには、ウィジェットのクエリの結果が含まれています。
アナリストは部屋の後方から拍手しました。「これこそ、Excel データと CRM Analytics クエリからのデータを組み合わせるために、チームが必要としていたものです」。これで、アナリストたちは V-ルックアップやその他の数式を心ゆくまで実行して、自分たちのデータとウィジェットの条件からの国別分析の相互関係を調べることができます。
そして、さらに良いことに、CRM Analytics がいかに印象的に見えるかについてアナリストは同意し、こう言いました。「おそらく、そろそろチームをスプレッドシートからダッシュボードに移行させた方がよさそうですね」。そうなれば、アナリストチームはすべてのデータをアップロードして、今後の CRM Analytics での分析に含めることができます。ただし、これはまた別の機会に説明します。(CRM Analytics へのデータの取得に関心がある場合は、「データインテグレーションの基本」モジュールを参照してください。)