アプリケーションによる Tableau CRM の加速化

メモ

メモ

Einstein Analytics は、Tableau CRM という新しい名称になります。機能の変更はありません。Tableau CRM は、Salesforce CRM 製品内部のネイティブ分析に最適なエクスペリエンスを提供します。これまでどおり人工知能 (AI) とビジネスインテリジェンス (BI) を組み合わせ、Einstein Discovery で引き続きプラットフォームと緊密に連携します。この更新を進めている間は、ところどころで旧名称を目にすることがあると思います。

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • 事前作成済み Tableau CRM アプリケーションをビジネスに生かす方法を理解する。
  • Tableau CRM Platform と事前作成済み Tableau CRM アプリケーションがどのようなものかを説明する。
  • Tableau CRM を備えた特別な Developer Edition 組織にサインアップする。

データに光を当てる

夜道の街灯の下でよつんばいになって探し物をする男の話をご存知でしょうか。通りかかった女性が、何をしているのかと尋ねます。「鍵束を探しているんですよ。」と答える彼。女性は「どのあたりで落としましたか?」と尋ねます。彼は堂々と答えます。「そっちの隅のあたりですよ。」女性はさらに尋ねます。「それならどうしてこのあたりを探していらっしゃるの? ここは歩道の真ん中じゃありませんか。」彼の答えはこうです。「こっちの方が明るいのでね。」

明るい場所で鍵束を探す

データの分析を行うなら、明るい場所でビジネスインテリジェンスを探す方が簡単です。隅の暗がりに目をこらしても、データの専門家でもない限り、探し当てることは困難です。事前作成済み Tableau CRM アプリケーションは複雑さを軽減し、Salesforce データに光を当てます。

データに光を当てる

Tableau CRM があれば、Salesforce データを自動的に取り込んだ既成のダッシュボードを使って実用的な分析を行うことができます。最小限の設定で、重要業績評価指標 (KPI) を示すベストプラクティスダッシュボードを作成できるので、ビジネスの状況を即座に確認し、データを視覚的に捉え、こうして得られたインサイトに基づく迅速な行動をとることができます。

Saels Wave ダッシュボードのアクションメニュー

Salesforce システム管理者の終わりなき業務

あなたは、タブレット、携帯端末、その他のハードウェアデバイスの大手プロバイダである DTC Electronics 社を長年担当する Salesforce システム管理者です。たいていのことは経験済みだと思っているあなたのもとに突然、同社の関係者たちから Tableau CRM アプリケーションに関する問い合わせが殺到するかもしれません。特に CEO は興奮した口調です。昨日社内ですれ違った時、確か彼はあなたに「そのアプリケーションを使って世界中のあらゆる問題を解決できるそうだね」と声をかけてきました。(笑いを含んだ言い方だった気がするのですが、定かではありません)。

他の多くの会社でも同様ですが、DTC 社でのあなたの業務は Salesforce のシステム管理だけではありません。あなたはビジネスアナリスト、プロジェクトマネージャでもあり、時には顧客との会合もこなさなくてはなりません。組織の中で、ユーザの最終的なニーズをあなたよりも正確に予測できる人がいるでしょうか? また、あなたより適切に Tableau CRM アプリケーションをロールアウトできたり、使用を開始したチームからさらに詳細なニーズをくみ取ることができたりする人がいるでしょうか? あなたは社内の一人一人のユーザに懐中電灯を手渡します。そして、会社のデータの中に潜むインサイトまでユーザを案内します。

チームの成功はあなたの働きにかかっています。鍵となるインサイトをデータの中から迅速に見つけ出し、アクションを起こせるかどうかがチームの成否を決めることはご存知のはずです。CEO は Tableau CRM アプリケーションが DTC のビジネスインテリジェンスの未来形だと明言しています。そのため、あなたはすぐに行動に移す必要があります。

このトレイルでそれができるようになります。ここでは Tableau CRM アプリケーションとは何か、Tableau CRM Platform との関連、設定方法、使用方法を学びます。その過程で、アプリケーションと Tableau CRM Platform を深く理解するための主要な原則と用語をいくつか学びます。

Tableau CRM アプリケーションとは?

Tableau CRM アプリケーションは、Salesforce データに関するわかりやすいストーリーを紡ぎ出します。このストーリーは、数々の企業の顧客関係管理を支援してきた Salesforce の長年の経験に基づいて作られたものです。データの概要を視覚的に表示する既成の対話型ダッシュボードによってストーリーをつかむことができます。Salesforce のセールスアプリケーションである Sales Analytics は、Sales Cloud からのデータを使用してストーリーを紡ぎ出します。Service Analytics も、Service Cloud データを使用して同様の処理を行います。Event Monitoring Analytics では Salesforce のイベントログからデータを取り込みます。このようにして、Salesforce にすでに保存されているデータを使用し、ビジネスの状態を明らかにします。こうしたデータを高機能なアクションに結び付け、新しいビジネスを迅速に進めるのにも役立ちます。

アプリケーションの設定は簡単です。ほとんどのアプリケーションには、便利な設定ウィザードが含まれます。ウィザードには、データの使用方法に関するいくつかの簡単な質問が表示されます。あらかじめ用意された回答のとおりに進むか、または自由に回答を選んでください。アプリケーションによっては、ウィザードを使用せずに数回クリックするだけで作成できるものもあります。面倒な作業は Tableau CRM がすべて行いますので、コーヒーでも飲んでひと休みしてください。アプリケーションのデータセット、レンズ、ダッシュボードに不具合があれば、Tableau CRM Platform の強力かつ柔軟性に優れたカスタマイズ機能ですぐに調整できます。

Tableau CRM Platform といくつかの用語

Tableau CRM Platform がどういうものかご存じない方がいらっしゃるかもしれませんね。Tableau CRM では、組織の中で適切な権限を持つ誰もが、直感的なポイント & クリック操作の視覚的インターフェースを使って、強力なビジネスインテリジェンスにすぐにアクセスできます。Salesforce と同様に安全で、信頼でき、拡張性があり、もちろんモバイル対応です。デスクトップブラウザやモバイルデバイス (iOS または Android) を使用して、ビジネスを行うために必要な答えをデータから得ることができます。

Tableau CRM Platform があれば、ビジネスで発生する Salesforce データ、外部ソースのデータ、そしてスプレッドシートさえも 1 つにまとめることができます。チームとして情報を探し、インサイトを発見し、アクションを起こすことが 1 か所でできるようになるのです。

このトレイルで使用する用語をいくつか説明します。
  • ダッシュボード。Tableau CRM では、KPI に命を吹き込む対話型ウィジェットを集約したダッシュボードでデータを探索します。
  • レンズ。データセットのデータから必要なビューを取得するためにレンズを作成します。これはデータを検索するために使用するビジュアルツールで、ダッシュボードを作るためのビルディングブロックです。
  • データセット。レンズとダッシュボードは、データセットに組み込まれています。データセットとは、対話型の探索ができるように特別に形式が設定され、最適化されたソースデータのセットです。
  • アプリケーション。アプリケーションは、関連するダッシュボード、レンズ、データセットの複数のセットを含むコンテナを提供します。

アプリケーションを一から作り上げるには膨大なノウハウが必要です。取り込んだデータを変換し、データからレンズを作成し、ダッシュボードを設計しなければなりません。事前作成済みアプリケーションであれば、手間なく分析を開始できます。既存の Salesforce データに加えて、既成のデータセット、レンズ、ダッシュボードが備わっているのです。これらの機能はプラットフォームに組み込まれているため、Tableau CRM はいつでも即座に力を発揮します。アプリケーションとプラットフォームのライセンスは個別購入が可能です。

さて、説明はこのくらいにしましょう。いよいよ実際にアプリケーションに触れていただきます。このモジュールでは、Salesforce のセールスアプリケーション、Sales Analytics を使います。まず、アプリケーション作成過程を簡潔に見て行きます。その後、チーム全員がこのアプリケーションを使って分析を実行できるように、管理設定手順について学びます。

ここでは Sales Analytics を例として取り上げていますが、ここで学ぶ原則と手順は事前作成済みアプリケーションすべてに共通です。ハンズオンデモで、Tableau CRM アプリケーションをすぐに使用開始する方法と、このアプリケーションで何ができるかを学びます。ここで基本事項を一通り学べば、どの Tableau CRM アプリケーションも使えるようになり、Salesforce データに光を当てることができるはずです。

では始めましょう。

Developer Edition 組織で事前作成済み Tableau CRM アプリケーションを試す

重要

重要

以前に設定した Developer Edition 組織があっても、このトレイルでは使用できません。必ずお使いのアプリケーション限定のライセンスに基づいた、この Trailhead モジュール用サンプルデータを含む Tableau CRM Developer Edition のアカウントに、新たにサインアップしてください。

それでは、ログインできるように設定し、アプリケーションでの作業を開始しましょう。

  1. https://developer.salesforce.com/promotions/orgs/analytics-de に移動します。
  2. 有効なメールアドレスを使用して、フォームに入力します。ユーザ名も一意でメールアドレスに似た形式にする必要がありますが、有効なメールアカウントである必要はありません。たとえば、ユーザ名を yourname@analyticsrocks.de とすることも、会社名を挿入することもできます。
  3. フォームに入力したら [サインアップ] をクリックします。確認メッセージが表示されます。メールをチェックするように求める確認メッセージが表示されます。
  4. アクティベーションメールを受信したら、そのメールを開いてリンクをクリックします。
  5. 登録を完了し、パスワードと確認用の質問を設定します。 
    ヒント

    メモ

    ヒント: ログイン情報を書き留めるか覚えておきます。ログインして操作してみる場合は、login.salesforce.com にアクセスします。

  6. [保存] をクリックします。これで新しい Tableau CRM Developer Edition 組織にログインできるはずです。

これで準備完了です。Salesforce 組織に DTC Electronics 社の販売データが取り込まれ、アプリケーション作成の準備がで整いました。

無料で学習を続けましょう!
続けるにはアカウントにサインアップしてください。
サインアップすると次のような機能が利用できるようになります。
  • 各自のキャリア目標に合わせてパーソナライズされたおすすめが表示される
  • ハンズオン Challenge やテストでスキルを練習できる
  • 進捗状況を追跡して上司と共有できる
  • メンターやキャリアチャンスと繋がることができる