Marketing Cloud Engagement ペルソナについて学ぶ
学習の目的
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- Marketing Cloud Engagement の 5 つのペルソナを識別する。
- ペルソナを他のペルソナと区別する行動を観察する。
Marketing Cloud Engagement のペルソナ
マーケティング組織の規模、焦点、チャネル高度化には差があります。メール、ソーシャル、印刷広告を扱う小規模企業の担当者から、さまざまな顧客タッチポイントを扱う複数のチームから成るマルチチャネル部門までさまざまです。この単元では、こうした組織内でマーケティングコミュニケーションとキャンペーンを作成、管理、リリースする主要なユーザーについて学習します。
マーケティングマネージャー
マーケティングマネージャーはチーム、プロジェクト、キャンペーンを監督します。人とプロセスを実際に管理するマネージャーです。戦略の作成と、それが実行されたかどうかの確認も担当します。クロスチャネルマーケティングのスキルがあり、個人に合わせたリアルタイムのマーケティングキャンペーンを実行します。
マーケティングマネージャーは 1 日に約 3 時間を Salesforce に投じています。この時間のほとんどを次のことに使います。
- クロスチャネルメッセージ、ケイデンス、カスタマージャーニーの連携
- コンテンツの承認
- キャンペーンメトリクスの分析
マーケティングマネージャーはマーケティングを使用して会社の収益を増やし、カスタマーエクスペリエンスを強化することに熱意を持って取り組んでいます。
戦略的リーダー
戦略的リーダーはデータを使用して会社のマーケティング戦略を作成します。経験豊富なマーケティング担当者で、マーケティングチームの戦略的方向性を示し、Salesforce の革新的な使用方法を探し求めています。マルチチャネルマーケティングのスキルがあり、セグメント化されたリアルタイムのライフサイクルマーケティングキャンペーンを実行します。
戦略的リーダーは 1 日に約 2 時間を Salesforce に投じています。この時間のほとんどを次のことに使います。
- ダッシュボードを確認して顧客エンゲージメントと ROI を把握
- 主要なキャンペーンのコンテンツの承認
戦略的リーダーは会社の成功をよりよいものにするために取り組んでいます。
マーケティングスペシャリスト
マーケティングスペシャリストはキャンペーンを実行し、データを使用してインサイトを見つけます。クロスチャネルマーケティングのスキルがあり、リアルタイムのライフサイクルマーケティングキャンペーンを実行します。
マーケティングスペシャリストは 1 日に約 5 時間を Salesforce に投じています。この時間のほとんどを次のことに使います。
- マーケティング計画の実行
- マーケティングコミュニケーションの開発、スケジュール、送信
- データの分析による意思決定の促進
- キャンペーンの監視
マーケティングスペシャリストは成功するキャンペーンを実行し、分析を使用して価値のあるインサイトを見つけることに熱意を持って取り組んでいます。より戦略的な意思決定に参加すること、マーケティングマネージャーになることを目指しています。
設計者-開発者
設計者-開発者はマーケティングアセットの作成とコーディングを行います。単一チャネルマーケティングのスキルがあり、セグメント化されたライフサイクルキャンペーンを実行します。
1 日に約 6 時間を Salesforce に投じています。この時間のほとんどを次のことに使います。
- マーケティングアセットの設計
- メールのコーディングとテスト
- 現在のマーケティングアセットの承認を調整
モチベーションは、洗練されたコンテンツを作成し、マネージャーを満足させると共に技術的スキルを広げることです。
IT サービス
IT サービス従業員はマーケティングデータの操作をサポートします。単一チャネル上でのセグメント化されたリアルタイムのライフサイクルマーケティングに重点を置いています。
Salesforce に投じるのはわずか 1 時間以下で、Marketing Cloud Engagement とのやり取りのほとんどは API で行います。Salesforce を使用する時間のほとんどを次のことに使います。
- 組織のインフラストラクチャの管理
- Marketing Cloud Engagement のデータ用 API の作成
- オートメーションとジャーニーのデバッグ
モチベーションは、組織のインフラストラクチャを改善し、マーケティングチームとマーケティングマネージャーをサポートすることです。
ここまでに 3 つのクラウド (Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud Engagement) ベースのペルソナについて学習しました。次はいよいよ楽しい部分、これらのペルソナを使用してよりよい商品とサービスを作る方法について学習します。
リソース