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機能の採用と発見の促進

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • アプリケーション内ガイダンスを使用する状況を判断する。
  • 2 つのプロンプト種別 (フロート表示とドッキング) について説明する。
  • プロンプトとウォークスルーを作成する。

適切な主題の選択

プロンプトとウォークスルーの追加方法に進む前に、このいずれかを追加する理由についてもう少し説明しましょう。どちらも次のような機能の発見と採用のシナリオに最適です。

  • 新機能が有効化またはリリースされた: 経験豊富なユーザは、頻繁に使用する機能の強化を歓迎し、情報が有益で関連性があれば、できるだけ早く新機能について知りたいと考えています。
  • ユーザが価値ある機能を利用していない: ユーザがアプリケーションの可能性を活用しきれていない場合があります。こうしたユーザがベストプラクティスに従い、有益な機能を利用できるように、プロンプトとウォークスルーで、時間の節約と生産性の向上を中心としたヒントやガイダンス手順を示します。

プロンプトまたはウォークスルーに適した主題はどのように選択すればよいのでしょうか?

適切な機能候補 避けるべき機能
  • 学習しやすく、すぐに使用を開始できる機能
  • 設定やパーソナライズなしでユーザが使用できる機能
  • 極めて複雑で、ワークフローを覚えにくい機能
  • 学習が難しい機能
  • ユーザが大幅にパーソナライズできる機能

プロンプトやウォークスルーの目標や目的についてはこれくらいにして、次は利用者について説明します。企業やユーザはそれぞれ異なりますが、一般にユーザには次の特徴があります。

  • 基本は理解しているが、妥当な理由なくワークフローを中断されたくない。
  • 新たな可能性、頻繁に使用する機能の更新、生産性向上に効果がありそうな新機能に関する、実用的で関連性の高い情報を求めている。
  • 明らかにニーズに合わせて調整された提案でない限り、売り込みはされたくない。

つまり、プロンプトを読まずに閉じられたくなければ、ユーザに訴えかける主題を慎重に選択する必要があります。

目的と利用者を確認したので、次はプロンプトとウォークスルーの違いについて説明しましょう。

適切な種別のアプリケーション内ガイダンスの選択

プロンプトは 1 つの小さなポップアップウィンドウで、ユーザに機能、更新、行動要請への注意を促します。プロンプトが表示されたユーザは、その情報を取り入れたり、アクションを実行したりしたうえで、各自の作業を続行します。

ウォークスルーは一連のプロンプトで、コンテキスト内学習の 1 つ以上のページでユーザに段階的なガイドを示します。ユーザにとってはウォークスルーのほうが時間がかかります。ただし、ウォークスルー独自のハンズオン学習により、ユーザが時間をかけてすべての手順をきちんと完了するようになります。全体は単なる各部の総和ではない。

お察しのとおり、ウォークスルーは機能の発見と採用だけに適しているわけではありません。ウォークスルーは次の手段にもなります。
  • 新規採用者にワークスペースのオンボーディングを実施する。
  • 一連の重要な機能を強調する。
  • ナビゲーションまたは機能の概要を示す。
  • 複数ステップの手順でユーザを誘導する。
機能の採用と発見の場合、短いメッセージには 1 つのプロンプトを使用することをお勧めします。一連の機能を説明したり、機能自体に関連する一定のアクションでユーザを誘導する場合は、ウォークスルーを使用します。

適切なプロンプト種別の選択

フロート表示プロンプトは、押しつけがましくなくユーザを機能や機会に誘導します。余計な売り込みはありません。短く適切なメッセージと、任意の URL を開くボタン形式の行動要請だけです。ウォークスルーのほとんどのステップにも適しています。フロート表示プロンプトは、ページ上の 6 つの位置のいずれかに配置できます。

  • 左上
  • 中央上
  • 右上
  • 左下
  • 中央下
  • 右下
フロート表示プロンプトのワイヤーフレーム

フロート表示プロンプト

ドッキングプロンプトは、ユーザが自力で機能を探していて、コンテンツを参照する必要がある場合に最適です。フローティング表示プロンプトとは異なり、ユーザがアプリケーションを操作中、ドッキングプロンプトは固定位置に表示され続けます。ドッキングプロンプトは、画面に常時表示するコンテンツに使用します。たとえば、ステップ単位の手順や短い動画を表示して、アプリケーションでのタスクの実行方法を学習中のユーザが参照できるようにする場合などです。ウォークスルーの次のステップや最後のステップの要点を表示する場合は、ドッキングプロンプトを使用することを検討します。 ドッキングプロンプトのワイヤーフレーム

ドッキングプロンプト

フロート表示プロンプトを選択する場合。 ドッキングプロンプトを選択する場合。
  • 目標は、読者をリソース (トレーニングの PDF や Web サイトなど) に誘導すること。
  • 目標は、特にアクションを実行しなくても読者が情報を確認できるようにすること。
  • メッセージが短い (1 文程度)。
  • 短いステップ単位の手順を表示して、ユーザが作業中に参照できるようにする。
  • 動画をドッキングプロンプトに組み込む。
  • メッセージが 1 文より長い。
メモ

メモ

カスタムウォークスルーを作成し、システム管理者としてウォークスルーパッケージをインストールすることができますが、ウォークスルーをユーザに表示するには myTrailhead に登録する必要があります。ウォークスルーに関するドキュメントについては、(「リソース」セクションの) 「Lightning Experience のアプリケーション内ガイダンス」を参照してください。

プロンプトの例

各プロンプト種別の例として、次のようなものがあります。他のプロンプトの例が必要な場合は、Salesforce から「In-App Guidance: Boost Sales User Productivity in Lightning Experience (アプリケーション内ガイダンス: Lightning Experience でのセールスユーザの生産性向上)」または「In-App Guidance: Boost Service User Productivity in Lightning Experience (アプリケーション内ガイダンス: Lightning Experience でのサービスユーザの生産性向上)」管理パッケージをインストールすることを検討してください。独自のプロンプトライブラリを作成するには最適な出発点です。このパッケージをインストールするには、組織にセールスまたはサービスコンソールアプリケーションがインストール済みである必要があります。

フロート表示プロンプトの例。

たとえば、取引先レコードの詳細ページの新しいレイアウトをユーザに紹介するとします。重要な変更であることを示すヘッダーを追加します。このヘッダーにユーザの注意を引くタイトル (「新しい取引先ビューで作業効率を向上」など) を付けます。そして、役立つ動画を埋め込み、主要な更新 (「パスと主要項目がレコードの上部に表示され、すばやく参照可能」など) を強調表示します。

ドッキングプロンプトのメッセージは、次のようになります。

「Important Changes (重要な変更)」というタイトルのプロンプトに、取引先と取引先責任者の管理に関する動画が埋め込まれ、新しい取引先ビューの主要な詳細が箇条書きにされています。

アプリケーション内ガイダンスを実際に試す

このモジュールにはハンズオン Challenge はありませんが、進行に沿って手順を実践する場合は、パッケージの 1 つを Trailhead Playground にインストールする必要があります。Playground を起動してパッケージをインストールするには、次の手順に従います。

最初に、Trailhead Playground を起動します。

  1. Trailhead にログインしていることを確認します。
  2. 次に、ページの右上にあるユーザアバターをクリックして、ドロップダウンから [ハンズオン組織] をクリックします。
  3. 組織のユーザ名をクリックして、起動します。

次に、ユーザ名とパスワードを取得します。

  1. Playground で 設定 をクリックして [設定] を選択します。
  2. [クイック検索] ボックスに「ユーザ」と入力し、[ユーザ] を選択します。
  3. 自分の名前の隣にあるチェックボックスをオンにします。ユーザ名をメモします。
  4. [パスワードのリセット][OK] の順にクリックします。このステップにより、ユーザ名に関連付けられているアドレスにメールが送信されます。メールがない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。
  5. メール内のリンクをクリックします。
  6. 新しいパスワードを入力し、確認します。

ユーザ名がわからない場合やパスワードをリセットできない場合は、こちらの記事を参照してください。

これでパッケージをインストールできます。

  1. Chrome で、シークレットブラウザウィンドウを開きます。
  2. パッケージの 1 つをインストールします。 
    • セールスアプリケーションのプロンプトの場合は、[https://sfdc.co/InAppGuidanceTH] リンクを選択してコピーします。このパッケージをインストールするには、組織にセールスアプリケーションがインストール済みである必要があります。
    • サービスコンソールアプリケーションのプロンプトの場合は、[https://sfdc.co/SvcInAppGuidanceTH] リンクを選択してコピーします。このパッケージをインストールするには、組織にサービスコンソールアプリケーションがインストール済みである必要があります。
    • ウォークスルーの場合は、[https://appexchange.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N4V00000DYB7bUAH] を選択してコピーします。
  3. [今すぐ入手] をクリックします。
  4. 表示された Salesforce のログイン画面で、Trailhead Playground のユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。
  5. [本番環境にインストール] を選択します。
  6. 条件に同意し、[確認してインストール] をクリックします。
  7. 表示されたログイン画面で、Trailhead Playground のログイン情報を使用して再度ログインします。
  8. [すべてのユーザのインストール] を選択して [インストール] をクリックします。
  9. インストールが完了したら、[完了] をクリックします。

パッケージのインストールで問題が発生した場合は、「Trailhead Playground の管理」モジュールの「Trailhead Playground へのアプリケーションとパッケージのインストール」単元を参照してください。

インストールした「In-App Guidance: Boost User Productivity in Lightning Experience (アプリケーション内ガイダンス: Lightning Experience でのユーザの生産性向上)」パッケージには、独自のインストールおよび考慮事項ガイドが付属します。

インストールした新しいプロンプトを見てみましょう。

  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [クイック検索] に「アプリケーション内」と入力し、[アプリケーション内ガイダンス] を選択します。設定ページにパッケージからインストールされたプロンプトとウォークスルーのリストが表示されます。
  3. 行レベルアクションのドロップダウンメニューから、[プレビュー] を選択します。新しいタブが開き、プロンプトがユーザにどう表示されるかを確認できます。

ニーズに合致したプロンプトまたはウォークスルーがない場合は、独自のプロンプトやウォークスルーを作成できます。

プロンプトまたはウォークスルーの追加

次の動画で、アプリケーション内ガイダンスビルダーと設定ページの使用法をご覧ください。プロンプトとウォークスルーの作成についての詳細は、「リソース」セクションを参照してください。

独自のプロンプトやウォークスルーを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 設定 をクリックし、[設定] を選択します。
  2. [クイック検索] に「アプリケーション内」と入力し、[アプリケーション内ガイダンス] を選択します。
  3. [追加] をクリックします。アプリケーション内ガイダンスビルダーが新しいタブで開きます。
  4. ビルダーで、プロンプトまたはウォークスルーを追加するページに移動し、[追加] をクリックします。右側にサイドバーが開き、そこで作成できます。
  5. 1 つのプロンプトかウォークスルーか、そしてプロンプトの種別と位置を指定します。続いて、コンテンツを記述します。
  6. [保存] をクリックします。追加の設定用のウィンドウが開きます。プロンプトまたはウォークスルーの編集時にビルダーのヘッダーにある 設定 をクリックすると、これらの設定に再びアクセスできます。
  7. アクションボタンまたはリンク、スケジュール、プロファイル、権限、有効状況、名前などを指定します。
  8. 変更内容を保存します。
  9. 終了したら、[完了] をクリックします。

多彩なプロンプトやウォークスルーが揃ったら、ユーザエンゲージメントを監視して、コンテンツが実際にユーザをエンゲージしているか確認することが重要です。Salesforce では、プロンプトとウォークスルーの事前構築済みの総計値で簡単に行うことができます。

プロンプトが有効になったら、[アプリケーション内ガイダンス] の [設定] ページで利用状況総計値を表示します。[ビュー] には、プロンプトを表示した一意のユーザ総数が表示されます。[完了] には、アクションボタンをクリックしたユーザのパーセント値が表示されます。

プロンプトアクションオブジェクトを使用してカスタムレポートタイプを設定します。[順番] 項目、[前回の表示日] 項目、[前回の結果] 項目 ([エラー] の有効な値を探す)、[名前] 項目、[ユーザ: 氏名] 項目をレポートの列として追加します。使用可能なすべての項目のリストについては、(「リソース」セクションの) 「Lightning Experience のアプリケーション内ガイダンスの監視」を参照してください。

事前作成済みのカスタマイズ可能なレポートとダッシュボードを含む Salesforce Labs パッケージをダウンロードできます。Salesforce AppExchange にアクセスし、プロンプトウォークスルーの無料パッケージをインストールしてください。ユーザガイドを含め、パッケージについての詳細は、AppExchange リストページを参照してください。

次に、トレンドを識別するための質問を開始します。ドッキングプロンプトとフロート表示プロンプトで、どちらの方が表示数またはクリック数が多いか? 特定のボタン表示ラベルまたはタイトルでアクションボタンのクリック数は増えたか? コンテンツが長いほどボタンのクリック数は減ったか? プロンプトの実行中にエンゲージメントは低下したか? ステップ数が 6 以上のウォークスルーのほうが 5 以下のウォークスルーよりドロップオフ率が高いか?

行動と維持との正確な相関関係を識別するのは難しいかもしれませんが、総計値を確認することで、場所、位置、コンテンツ、頻度の設定を調整しやすくなります。

このまま進みましょう。プロンプトやウォークスルーはごく簡単に (かつ楽しく) 作成できます。他のプロンプトも作ってみたくなったでしょう。ただ、プロンプトはユーザエンゲージメントの一部にすぎません。次の単元では、トラブルシューティングシナリオとヘルプメニューについて学習します。