業務フローの中でユーザが学習できるようにする
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ヘルプメニューと学習パスをカスタマイズする利点を説明する。
- 組織の学習パスをカスタマイズする。
ヘルプメニューの詳細を確認する
独自のカスタムセクションをヘルプメニューに追加して、アプリケーションのすべてのページに簡単に表示することができます。具体的な手順については、「リソース」セクションを参照してください。
適切なコンテンツの選択
学習パスを活用できる機会は無限にあります。Salesforce コミュニティのアイデアからほんの一部を紹介します。
- オンボーディングやトレーニングの wiki
- Salesforce の使用方法や顧客への対応方法に関する FAQ
- 価格シートや商品リスト
- 会社の辞書や用語集
- サポートガイド
- Trailhead Trailmix
- myTrailhead
簡単に答えられるような内容の似通った質問メールが無くなるだけで、どれほど時間を節約できるか考えてみてください。ちょっと手間をかけてヘルプメニューをカスタマイズすれば、ユーザーが自分で情報を見つけられるようなります。
ユーザー向けに独自の学習項目を選択する場合は、次のヒントを参考にしてください。
- 学習項目には短いリソースを選び、どの学習も短時間で終了し、ユーザーの集中力が持続するようにする。所要時間は 30 分以内にする必要がある。
- ヘルプのパネルを開いたときにユーザーが圧倒されないように、1 ページあたりに割り当てるコンテキスト学習項目を 1 つまたは 2 つのみにする。
- いつまでに学習を完了すればよいかがわかるように、期日を設定する。
- ヘルプとトラブルシューティングのコンテンツは、アクセスしやすく、わかりやすく、共感的な内容にする。ユーザーが途方にくれ、ストレスを感じていることに共感しつつ、自信に満ちた楽観的な語調で、常にソリューションの選択肢を提案することが優れたヘルプエクスペリエンスとして評価されます。
ごく一般的なユーザーエンゲージメントコンポーネントを修得したところで、ここまで学習した情報をまとめてユーザーエンゲージメントジャーニーを組み立てていきましょう。