ToDo や表示ラベルでアクションを実行する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ToDo カードから直接アクションを実行する。
- 新しい ToDo の作成方法を説明する。
- カスタム色の表示ラベルの作成方法を説明する。
ToDo カードから直接アクションを実行する
ToDo リストで作業しながら、多数の ToDo を完了させることができます。
- ToDo カードで直接その標準 ToDo を完了する。ToDo のサブ種別がメールの場合、メールアイコンをクリックすると、ToDo リストから直接メールを作成して送信できます。
- ToDo リストを開いたまま、統合されたダイヤラーから通話 ToDo を完了する。
- ケイデンスステップについては、通話、メール、LinkedIn InMail、接続要求、画面フローアクション、カスタムステップなど、どの ToDo もそのカードから完了できます。(作業項目は、あなたが完了する画面フローを含むレコードにリンクされています。)
カードで作業しながら、二次的なアクションを実行することも可能です。たとえば、ToDo の編集、フォローアップ ToDo の作成、ケイデンスステップのスキップ、ケイデンスの一時停止、手動のステップの完了、対象割り当て先の変更、ステップのタイミングの調整、ケイデンスからの削除などを行うことができます。
当然ながら、カードの対象名をクリックするだけで、対象レコードを開くことができます。
ToDo リストに新しい ToDo を作成する
最初の ToDo を作成する準備ができた時点で、右パネルのドロップダウンメニューで [New Task (新規 ToDo)] オプションを選択するか、リストの末尾にある [New Task (新規 ToDo)] リンクを選択すると、簡単に ToDo を作成できます。
[New Task (新規 ToDo)] ウィンドウが開きます。Salesforce システム管理者が ToDo ページレイアウトに [Task Subtype (ToDo のサブ種別)] 項目を追加している場合は、[Call (通話)] または [Email (メール)] を選択できます。いずれかを選択すると、そのコンテキストに応じて通話またはメール送信のアクションアイコンが ToDo カードに追加されるため、カードから直接アクションを実行できます。
[New Task (新規 ToDo)] ウィンドウに、次の標準項目が表示されます。
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Assigned To (割り当て先)
- [Assigned To (割り当て先)] はデフォルトであなたの名前になりますが、特定の権限があれば別の Sales Cloud ユーザーに ToDo を割り当てることができます。
- [Assigned To (割り当て先)] はデフォルトであなたの名前になりますが、特定の権限があれば別の Sales Cloud ユーザーに ToDo を割り当てることができます。
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Subject (件名)
- ToDo の件名です。入力を開始すると、ドロップダウンに「通話」や「メール」のような一般的な単語が表示され、その中から選択できます。ToDo の簡単な件名や説明を入力することもできます。
- ToDo の件名です。入力を開始すると、ドロップダウンに「通話」や「メール」のような一般的な単語が表示され、その中から選択できます。ToDo の簡単な件名や説明を入力することもできます。
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Due Date (期日)
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Priority (優先度)
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Name (名前)
- ToDo を取引先責任者に関連付けるか、アイコンをリードに切り替えてから、ToDo に関連付ける名前を選択します。
- ToDo を取引先責任者に関連付けるか、アイコンをリードに切り替えてから、ToDo に関連付ける名前を選択します。
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Related To (関連先)
- 取引先アイコンの横にある検索を実行して、ToDo を取引先に関連付けます。Salesforce システム管理者は、契約などの他のアイコンも有効にできます。
- 取引先アイコンの横にある検索を実行して、ToDo を取引先に関連付けます。Salesforce システム管理者は、契約などの他のアイコンも有効にできます。
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[Task Subtype (ToDo のサブ種別)] は、Salesforce システム管理者が追加している場合に使用できます。
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[Email (メール)] または [Call (通話)] を選択すると、ToDo リストカード に [Call (通話)] または [Send Email (メール送信)] アクションが追加され、カードから直接実行できます。
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[Email (メール)] または [Call (通話)] を選択すると、ToDo リストカード に [Call (通話)] または [Send Email (メール送信)] アクションが追加され、カードから直接実行できます。
デフォルト設定が各自のニーズに合っているときは、各項目で選択を行う必要はありません。
カスタム色のカスタム表示ラベルを作成する
覚えやすい名前と色のカスタム表示ラベルを作成すれば、重要な ToDo を一目で認識できます。では、表示ラベルを作成して ToDo に適用する手順を見ていきましょう。最初に、サイドパネルの [New Label (新しい表示ラベル)] をクリックするか、既存の ToDo をクリックして新しい表示ラベルを追加します。
この例の表示ラベル名は「UK Prospects」(英国の見込み客) で、16 進色は #000080 です。
これで、新しい表示ラベルを特定の ToDo に割り当てることができます。次の手順を実行します。
- [To Do List (ToDo リスト)] で、[Call David Smythe (David Smythe に通話)] ToDo を見つけます。
- 表示ラベルアイコンにカーソルを置くと、表示ラベルのドロップダウンリストが示されます。
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[UK Prospects (英国の見込み客)]、[Apply (適用)] の順に選択します。
メモ: ToDo カードに表示ラベルを表示するには、カードを展開するか、[Action (アクション)] メニューの [Expand All (すべて展開)] を選択します。
表示ラベルに関連付けられているすべての ToDo を表示したい場合はどうすればよいのでしょうか? サイドパネルで表示ラベルを選択すると、その表示ラベルが付けられている各 ToDo のリストが示されます。この例では、[Call David Smythe (David Smythe に通話)] という ToDo の展開ビューに、[UK Prospects (英国の見込み客)] という新しい表示ラベルが示されています。
まとめ
ToDo リストを使用すれば、ToDo の最新状況を把握して、業務を効率的にこなすことができます。マネージャーが追加した ToDo も、ケイデンスステップや画面フローの一部である ToDo も、自分自身の簡便なリマインダーも、すべて 1 か所で確認できます。並び替えオプションや絞り込みオプションをパーソナライズすれば、生産性が向上します。Salesforce の ToDo リストを活用して、複数の優先事項を巧みに処理し、1 日の業務を管理します。
ToDo リストに簡単なアウトリーチのメール、通知、カスタム ToDo を追加する他の方法については、「営業チームのクイックケイデンス」を参照してください。