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Salesforce が SDGs の進展をどのように加速させているかを学ぶ

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • SDGs の進展を加速するうえでの Salesforce の役割について説明する。
  • SDGs を達成するために今日からさっそく貢献する。

Salesforce と SDGs

Salesforce は世界情勢を改善することに尽力します。気候変動、貧困、紛争、不平等などの重要な課題には、企業、政府機関、社会が協力して革新を行っていく必要があることを理解しています。  Salesforce の目的は、持続可能な開発目標と強く一致しており、チェンジメーカー (変革の担い手) が 2030 アジェンダを達成できるように、Salesforce のデータとテクノロジーを活用することを表明します。

Salesforce では、SDGs に向けた進展を加速するための行動の取り方を含む「Responsible Trailblazing (Trailblazer の責任ある行動)」のために努力しています。この単元の最後にある「リソース」セクションには、SDGs を支援する Salesforce の取り組みを紹介する「Salesforce Stakeholder Impact Report (Salesforce 関係者へのインパクトレポート)」があります。

Salesforce は、社会変革のためのテクノロジーポートフォリオ、慈善事業、平等および持続可能性のイニシアチブ、およびコミュニティ活動の組み合わせを通じて、すべての SDGs に取り組みます。 

社会変革のためのテクノロジーポートフォリオ

Salesforce.org は、Salesforce の社会的影響センターです。Salesforce.org は、非営利団体、教育機関、慈善活動団体に強力なテクノロジーを提供して効率的な運営、資金調達、連携を支援しています。   また、トレーニング、パートナーシップ、コミュニティ構築またはリレーションを通じて、これらの団体が CRM テクノロジーを活用できるようにしています。技術的ソリューションの対象を絞った拡散は、すべての SDGs を推進するために、他組織の能力を構築するのに役立ちます。2020 年度には、Salesforce 製品寄贈・割引とプロボノ活動を合わせて社会的価値で 10 億 9,000 万ドルの支援を提供しました。 

Salesforce の慈善事業

Salesforce は、COVID-19 に対処する世界中の団体に 1,000 万ドル以上の助成金を提供しました。  また Salesforce は、21 世紀で成功するスキルを持つ、将来のリーダーたる包括的で多様な人材の創出と支援にも投資しています。世界各地の学校に 9,000 万ドル以上を提供して SDG 4 に取り組み、人材育成助成金とパートナーシップを通じて SDG 8 に取り組んでいます。  その他の慈善助成金を通じて SDGs を支援するために、3 億 3,000 万ドル以上の寄付を行いました。

Salesforce の平等および持続可能性イニシアチブ

平等と SDG 5 に関して言えば、Salesforce は 2023 年までに米国内従業員の半数をマイノリティ集団から雇用すべく取り組んでいます。  また、賃金の平等に関する取り組みも支援し続けてきました。 

環境の持続可能性に関しては、Salesforce の持続可能性プログラムで次の目標に取り組んでいます。

  • SDG 4: 質の高い教育をみんなに
  • SDG 5: ジェンダー平等を実現しよう
  • SDG 7: エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • SDG 10: 人や国の不平等をなくそう
  • SDG 11: 住み続けられるまちづくりを
  • SDG 12: つくる責任つかう責任
  • SDG 13: 気候変動に具体的な対策を
  • SDG 15: 陸の豊かさも守ろう

たとえば、Salesforce は、100% 再生可能エネルギーにコミットし、目標を設定して開示し、気候行動に Salesforce プラットフォームを活用することにより、持続可能かつ炭素排出量の少ない未来を創出するうえで有意義な役割を果たします。グローバル気候行動サミットのホストとして、Salesforce は Mission 2020 と提携し、テクノロジー分野を含む経済の脱炭素化を目指す新しい連合、Step Up Declaration を設立しました。2020 年 1 月、WEF と Salesforce を含むパートナーは、数百万人規模のグローバルな森林再生コミュニティのつながり、活性化、結集を目的とした 1t.org を設立しました。 

Salesforce のコミュニティ活動

Salesforce は、Unilever、Nike など 17 のグローバル企業から成る「Business Avengers」連合に参加しており、2020 年を積極的行動の年とすべく、17 の SDGs のターゲットを達成するために企業がどのように行動を増幅できるかを示します。 

2020 年ダボス会議で、Saleforce は他のパートナー (世界経済フォーラム (WEF)、Deloitte、LinkedIn) と共に UpLink を設立しました。これは、SDGs を推し進めるためにチェンジメーカーと社会起業家を WEF のネットワークやリソースなどにつなげ、行動を起こすためのグローバルプラットフォームです。 

また Salesforce は、過去 21 年にわたり 500 万時間以上の従業員によるボランティア活動を提供してきました。これは他の人々がすべての SDG を推進することを Salesforce が手助けできるもう 1 つの方法を示しています。

SDGs の進展をどのように加速できるか

SDGs は、公共、民間、社会の各セクターの協力を求めています。一人の努力が違いを生み出すことができるのでしょうか? もちろんです! あなたは持続可能な開発のグローバル目標とその背後にある歴史を把握することで、すでに最初のステップを踏み出しました。次のステップに進む準備ができたら、この単元の最後にある「リソース」セクションにある Responsible Trailblazing (Trailblazer の責任ある行動) のためのガイドを参照してください。このガイドは、読者にアイデアとインスピレーションを提供することを目的としています。 

2030年までに目標を達成するつもりならば、ほとんどの先進国にはやるべきことがかなりあります。たとえば、気候変動の統計を見れば、ただならない状況であると感じるかもしれません。進展しているとはいえ、多くの SDGs に関して世界中で重大な遅れがあります。国連は最近、世界が 2030 年までの SDGs 達成に向けて順調に進んでいないと指摘しました。

持続可能な開発目標は、私たちの集団的未来を反映しています。私たち全員がそれらを自分のものととらえ、今すぐ行動を起こさなければなりません。「Responsible Trailblazing (Trailblazer の責任ある行動)」は、コレクティブインパクトにつながる個人の行動と活動をまとめたものです。また、SDGs の達成に向けて引き続き貢献する意欲を高める追加のリソースも記載しました。

私たちが力を合わせて初めて、2030 年までの SDGs 達成という目標を実現できるのです。

リソース

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