審査評価と雇用のオブジェクトについて知る
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 採用プロセスの最後のステップを要約する。
- 雇用を追跡するオブジェクトについて説明する。
- 審査や評価の情報を追跡する方法を説明する。
採用プロセスを完了する
採用プロセスの最終フェーズに達しました。数人の候補者と面接して評価した後、採用担当マネージャーと関係者は調査の内容とフィードバックを突き合わせて応募者のリストを絞り込みます。職種に最適な候補者を決定したら、雇用オファーを提示する一方で、審査を実施して候補者がその機関の規定要件を満たすことを確認します。候補者がオファーを受け入れ、審査プロセスに合格した場合は、公共セクターソリューション組織に雇用レコードを作成します。
雇用オブジェクト
最適な候補者を選定したら、雇用オファーの提示に進みます。[New Employment Offer (新規雇用オファー)] ページに、提示した給与等級とオファーの有効期限を入力します。正式なオファーを出す前に追加の手順が必要な場合は、雇用オファー種別を [Tentative (仮)] に設定してから、候補者にオファーを提示します。
![[New Employment Offer (新規雇用オファー)] ページ](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/talent-recruitment-management-data-model-in-public-sector-solutions/get-to-know-vetting-and-employment-objects/images/ja-JP/abc1295f2d1106ce096caafb81ca3397_kix.272jzjpa478c.png)
採用チームが Cosville の新任のビジネスアナリストに Paul を選出したという連絡が Jim に届きました。Paul がこの職に就いてくれることを願いながら、Jim は早速雇用の仮オファーを作成して Paul と共有します。キャリアサイトにログインした Paul は、大喜びでオファーの内容を確認します。その間に、採用チームは最初の審査ステップを完了します。この点は後述します。

候補者が仮オファーを受け入れた場合は、公的機関と候補者が協力して残りの審査ステップを完了します。候補者が審査プロセスに合格したら、部門、場所、職員番号、連絡先情報などの詳細を追跡する職員レコードを作成します。同様に、開始日、雇用形態がパートタイムかフルタイムかなど、その機関の候補者のロールに関する追加情報を取得する雇用レコードを作成します。
審査評価オブジェクト
候補者がオファーを確認し、公的機関と条件を交渉している間に、通常は人事チームが候補者の審査を開始します。こうしたプロセスで身元調査や、過去の雇用状況を確認する経歴照会を行って、候補者が行政機関の雇用規定に従っていることを確認することがあります。また、候補者がオファーを受け入れた後で、薬物検査やセキュリティクリアランスといった追加の審査手続きが行われることもあります。つまり、審査手順がすべて完了する前にオファーを提示できるということです。
審査プロセスを管理して確実に完了するために、審査評価を作成します。応募評価の場合と同様に、アクションプランや動的調査を添付すると、人事担当者のプロセスの各ステップを効率化できます。身元調査などの一部のタスクを別のシステムで完了する必要のある場合があります。外部の審査システムのデータを組織に統合するか、タスクをアクションプランに追加すれば、評価者が審査ステップをサインオフできます。
雇用オファー審査評価連結オブジェクトを使用して、審査評価を雇用オファーレコードに結び付けます。 候補者が以前の審査評価を完了したのが一定の期間内であれば、新しい雇用オファーにその時の評価を再利用できます。
ここでは、仮オファーを確認した Paul が、Jim にオファーを受け入れる旨を連絡します。人事チームが最初の審査評価を完了した後で、Jim が Paul に最終的な雇用オファーを提示すると、Paul は喜んで受諾します。そこで、Jim は Paul の雇用レコードと職員レコードを作成します。
これで、人材募集でデータを保存するすべてのオブジェクトを学習しました。最後の審査と雇用のオブジェクトを確認して、データモデル全体を振り返ります。

次の表は、審査評価と雇用のオブジェクトと、そのリレーションや例を示しています。
オブジェクト |
関連先 |
例 |
|---|---|---|
雇用オファー (1) |
職種、雇用オファー審査評価、職員、取引先、ユーザー、応募フォーム、場所 |
Jim が仮オファーと最終オファーを作成して Paul に送信する。 |
雇用 (2) |
職員、ユーザー |
Paul が雇用オファーを受け入れたら、Jim が雇用レコードを作成して、Paul の開始日など、事務処理上の情報を追跡できるようにする。 |
職員 (3) |
雇用、雇用オファー、職種、場所、内部組織単位、ユーザー、取引先責任者、審査評価 |
Jim が Paul の職員レコードを作成する。 |
審査評価 (4) |
アクションプラン、アクションプランテンプレート、調査、オムニ調査タスク、職種、募集要請、応募フォーム、雇用オファー審査評価、職員 |
人事チームが身元調査を実施して、Paul がセキュリティクリアランスに必要な手続きを済ませていることを確認する。 |
雇用オファー審査評価 (5) |
審査評価、雇用オファー |
Paul の審査評価が雇用オファーレコードに結び付けられている。 |
Cosville のチームは、Paul が入職することを殊のほか喜んでいます。この新任のビジネスアナリストがその実績とスキルを発揮して、行政事業の改善に大きく貢献してくれるのではないかと期待を寄せています。Paul は採用プロセスがとんとん拍子に進んだことに安堵しています。人事担当者もまったく同じ思いです!
このモジュールでは、人材募集管理によって行政機関の職員の採用、評価、審査がどのように加速されるかを学習しました。堅牢なデータモデルと、採用を簡素化する機能を活用すれば、効率的な採用の阻害要因が解消され、公的機関が優秀な人材を速やかに配属できるようになります。