Tableau Server のナビゲーション
単元 2: Tableau Server のナビゲーション
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Tableau Server にサインインします。
- Tableau Server ユーザーインターフェースの各部分を識別する。
- Tableau Server 上のコンテンツを探索する。
- 管理者と管理者以外のユーザーに表示される内容の違いを説明する。
Tableau Server にサインインする
何をするにしても、最初に組織の Tableau Server インスタンスにサインインする必要があります。
Tableau Server には、Web ブラウザーから、または Tableau Desktop を使用してサインインできます。
ブラウザーからサインインするには、組織の Tableau Server アドレス URL をアドレスバーに入力します。
複数のサイトでメンバーになっている場合、サインインするときに 1 つを選択するように求められます。そこから、Web 上で完全な Tableau Server 環境にアクセスできます。
ナビゲーションペインの概要
サインインして最初に表示されるのは [ホーム] ページです。次のように表示されます。
複数のサイトにアクセスできる場合、ナビゲーションペインのサイトピッカーを使用して、別のサイトに切り替えることができます。
左側のナビゲーションペインからは、次のページにもすばやくアクセスできます。
お気に入り: あなたがお気に入りに追加したすべてのコンテンツ
最近使用したもの: 最近表示したコンテンツ
自分と共有: 他のユーザーがあなたと共有しているコンテンツ
推奨事項: 関連性に基づいてパーソナライズされた提案
コレクション: ユーザーにとって意味のある方法で整理されたコンテンツ (メディアアプリケーションで使用する「プレイリスト」に似ています)
探索: サイトのコンテンツ (ワークブック、ビュー、メトリクス、データソースなど) を探索できる
外部アセット: Tableau 環境の外部にあるデータベース、ファイル、テーブル (Data Management Add-on で使用可能)
サイトのコンテンツを探索する
[探索] ページを詳しく見てみましょう。
ここでは、(1) コンテンツタイプ別に探索したり、(2) サイトのコンテンツを検索したり、(3) 設定にアクセスしたり、(4) フィルターを使用して探しているものを絞り込んだりできます。表示されるコンテンツの種類と使用可能なオプションは、サイトロールとパーミッションによって決まります。
コンテンツタイプ
サイトで使用するコンテンツのタイプについて詳しく見てみましょう。
コンテンツタイプ |
説明 |
---|---|
ワークブック |
ワークブックには、ビュー、使用されるデータソースへのアクセス、ビューから作成されたメトリクスが含まれます。 |
ビュー |
ビューは、データ分析を行うために操作できるビジュアライゼーションです。 |
データソース |
データソースはデータ自体で構成されており、抽出するか、ライブ接続で使用します。 |
フロー |
フローは、分析のためにデータを結合、整形、クリーニングするために使用される一連のステップです。フローページでは、フローのスケジューリング、監視、メンテナンスを行えます。 |
管理者インターフェースを操作する
使用できるオプション、コンテンツ、サイトは、サイトロールとライセンスによって決まるため、すべてのユーザーが同じ権限を持っているわけではありません。たとえば、サーバー管理者とサイト管理者の環境を比較してみましょう。この場合、表示されるメニューは管理者の種類によって異なります。
サイト管理者の場合、ユーザーとグループの構成、スケジュールの実行、ジョブの監視、タスクの割り当てを行うことができるページへのアクセスがナビゲーションペインに追加で含まれます。ここでは、サイトのステータスも監視できます。
サーバー管理者の場合、同じ管理者ページが表示されますが、サーバー上のすべてのサイトも管理できます。このオプションには、ナビゲーションペインの上部にあるサイトピッカーからアクセスします。
ご覧のとおり、Tableau Server は直感的に操作でき、最新のコンテンツにアクセスしてすばやくインサイトを得ることができます。