Tableau サイトに接続する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

• Tableau Cloud サイトにサインインする。
  
• Tableau Cloud サイトを探索したり移動したりする。
  

Tableau では、サイトはさまざまな組織または 1 つのサーバーシステム上のグループの独立したエンティティとして使用されます。サイトを使用すると、ワークブック、データ、ユーザーを他のサイトから分離できます。複数のサイトのメンバーは、Tableau Server または Tableau Cloud にログインするときにサイトを選択するように求められます。

あなたの会社のデータスチュワードがすでに会社の Tableau サイトにデータソースといくつかのビューをパブリッシュしているとします。このデータを操作して独自のビューを作成するには、Tableau サイトにサインインする必要があります。 

このモジュールでは、Tableau Cloud にサインインし、データソースに接続して分析のためにデータを準備する手順を説明します。Tableau Cloud へのアクセス権または Explorer (パブリッシュ可能) パーミッションがなくても問題ありません。このまま読み進み、Tableau Cloud でどのように手順を実行するのかを学習しましょう。次の単元では、シミュレーターで手順を試します。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground では Tableau Cloud を使用できません。

Tableau Cloud にサインインする

Tableau Cloud にサインインするには、Tableau アカウントを使用します。サイト管理者から Tableau Cloud サイトに参加するように招待されたら、Tableau Cloud アカウントを作成し、サイトにサインインします。

Tableau アカウントを作成する

まだお持ちでない場合は、Tableau アカウントを作成する必要があります。

1. サイト管理者から送信されたメールメッセージで、[Join Now (今すぐ参加)] をクリックします。
   
2. [First (名)] と [Last (姓)] を入力します。
   
3. アカウントのパスワードを作成して確認します。
   
4. [Let's Go (始めましょう)] をクリックしてアカウントを作成します。
   

Tableau Cloud サイトにサインインする

次に、Tableau Cloud サイトにサインインする必要があります。

1. https://online.tableau.com に移動します。
   
2. Tableau Cloud アカウントの作成に使用したメールアドレス (招待の送信先と同じメールアドレス) を入力します。
   
3. [Sign In (サインイン)] をクリックします。
   
4. Tableau Cloud アカウントのパスワードを入力します。(これはアカウントを作成するために使用したパスワードです。メールのパスワードとは限りません。)
   
5. [Sign In (サインイン)] をもう一度クリックします。
   
6. 認証アプリケーションで生成されたコードを入力して ID を検証します。詳細は、多要素認証に関するヘルプ記事を参照してください。
   
7. [検証] をクリックします。
   
   
8. メールアドレスに複数の Tableau Cloud サイトが関連付けられている場合は、サイトを選択する必要があります。
   
   

Tableau サイトのコンテンツを探索して検索する

Tableau サイトにサインインしたところで、どのようなコンテンツが利用可能であるかを見てみましょう。

最初に表示されるのは [ホーム] ページです。[ホーム] ページでは、新しく追加されたお気に入り、最近アクセスしたビュー、人気のあるコンテンツにすばやくアクセスできます。

左側のナビゲーションサイドバーからは、次のページにもすばやくアクセスできます。

• お気に入り: あなたがお気に入りに追加したすべてのコンテンツ。
  
• 最近使用したもの: 最近表示したコンテンツ。
  
• 自分と共有: 他のユーザーがあなたと共有しているコンテンツ。
  
• 推奨事項: 関連性に基づいてパーソナライズされた提案。
  
• 個人用スペース: 自分だけがアクセスできるように、データに接続してパブリッシュする場所。個人用スペースに保存しているコンテンツを他のユーザーと共有することはできませんが、他のユーザーに表示する準備ができたら、そのコンテンツをプロジェクトに移動できます。
  
• Collections (コレクション): 自分にとって意味のある方法で整理したコンテンツ (メディアアプリケーションで使用する「プレイリスト」のようなものです)。
  
• Explore (探索): サイト全体のコンテンツを探索できる場所 (ワークブック、ビュー、データソースなど)。
  
• Tableau Pulse: Tableau Pulse に移動します (Tableau Cloud のみ)。
  
• 外部アセット: テーブル、データセット、ファイルを参照します (個別のライセンスである Data Management Add-on に含まれる Tableau Catalog が必要です)。
  

[探索] ページを詳しく見てみましょう。

アクセスできるすべてのコンテンツを表示するには、ナビゲーションペインから [探索] を選択します。サイトロールとパーミッションにより表示できるコンテンツとオプションが決まります。 

[探索] ページには、必要なコンテンツを見つけるのに役立つ多くの機能があります。

1. サイトピッカー (複数のサイトへのアクセス権がある場合に使用可能): ドロップダウン矢印を使用してサイト間を切り替えます。
   
2. コンテンツタイプメニュー: サイト上のコンテンツ (すべてのプロジェクト、ビュー、データソースなど) に移動します。
   
3. クイック検索: キーワードを使用して、ビューまたはプロジェクトをすばやく検索します。
   
4. ヘルプメニュー: Tableau Cloud ヘルプやその他のリソースにアクセスします。
   
5. コンテンツと設定: 個人用スペース、コンテンツ、アカウント設定 (自分のサイトロールなど) にアクセスしたり、スタートページを指定したり、サイトからサインアウトしたりします。
   
6. フィルターされた検索: さまざまなフィルターを使用してサイトのコンテンツを検索します。
   

Tableau サイトのコンテンツタイプ

コンテンツタイプメニューを使用して、さまざまなコンテンツタイプを選択します。 

最も一般的なコンテンツタイプは次のとおりです。 

プロジェクト

プロジェクトとは基本的にサイト上のコンテンツを整理するフォルダーです。最上位のプロジェクトに他の (ネストされた) プロジェクトを含めることができ、コンピューター上のファイルシステムのように移動できる階層があります。プロジェクトを開くと、ネストされたプロジェクト、ワークブック、データソースなど、プロジェクトに含まれるすべてのコンテンツが 1 ページに表示されます。

ワークブック

ワークブックはビューのパッケージです。ワークブックページには、ワークブックに含まれるビューと、ワークブックで使用されるデータソースが表示されます。また、ワークブックまたは個々のビューのユーザーサブスクリプションのリストも表示されます。 

ビュー

ビューとは、ワークブックに含まれている 1 つのワークシート、ダッシュボード、またはストーリーです。ビューページには、共有、登録、編集など、ビューを操作するためのオプションが表示されます。

データソース

データソースページには、データベースまたはファイルベースのデータへの接続と、データソースに接続されているワークブックが表示されます。データソースが抽出の場合、ページにはスケジュールされた抽出の更新が表示されます。

フロー

Tableau Prep のフローページには、フローの構造、フローに接続されているデータソース、フローの実行履歴、フローへのサブスクリプションが表示されます。このページから、Creator サイトロールを持つユーザーは、自分が作成したフローを実行したり、Tableau Prep Conductor (Data Management Add-on の一部) を使用して、作成したフローを実行するスケジュールを設定したりできます。

仮想接続

構成されてパブリッシュされた仮想接続 (Google BigQuery、PostgreSQL、Salesforce など) が表示されます。

Tableau Cloud サイトでコンテンツを見つけてそこに移動する方法について、動画をご覧ください。

Tableau Cloud サイトにサインインしている状態から、次はデータに接続してみましょう。

リソース

• Tableau ヘルプ: Tableau サイトでできること
  
• Tableau ヘルプ: Tableau サイトの概要