CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods を始める
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods がどのように小売業界に役立つかを説明する。
- CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods を搭載した Developer Edition 組織にサインアップする。
- 権限とアクセス権を設定して組織の準備を整える。
より的確に小売ビジネスを分析する
Alpine Group Nutrition & Beverage は、健康志向の消費者向けに食品、飲料、衣料を販売するトレンドセッターの消費財企業です。「Agentforce Consumer Goods のリテールエグゼキューション」を修了した方は、Alpine Group の営業マネージャー Gustavo De Luca がフィールド営業担当者のパフォーマンスを追跡し、店舗訪問、ルート、ToDo の戦略を作成していることをご存じでしょう。Gustavo は Alpine Group のシステム管理者 Fatima Daniels と緊密に連携し、Agentforce Consumer Goods を設定して小売活動と営業収益を最適化しようとしています。
Gustavo のような取引先マネージャーにとって、Agentforce Consumer Goods はビジネスを追跡するのに役立ち、CRM Analytics はビジネスデータを分析して有益なインサイトを得るのに役立ちます。CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods は、CRM Analytics Studio の包括的な分析ソリューションであるアドオンアプリケーションです。

それでは Alpine Group の CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods を設定するところを見ていきましょう。
CRM Analytics で成功へと進む
説明に入る前に、Alpine Group が苦労している問題と、CRM Analytics でその問題がどう解決されるかを確認しましょう。
|
問題
|
CRM Analytics でどう解決されるか
|
|---|---|
取引先マネージャーは大量のデータに接しているが、そのデータで何をすべきかがわかっていない。 |
複雑なデータを特定の評価指標やデータ区分に細分化することにより、取引先マネージャーと営業マネージャーが戦略的な判断を下す能力を強化します。 |
フィールド営業担当者は、時間と労力を最適化するために重点を置くべきテリトリーと小売店を把握していない。 |
わかりやすい視覚的なダッシュボードにより、フィールド営業担当者はテリトリーと店舗のパフォーマンスを監視できます。 |
商品の販売全体で、フィールド営業担当者は、ビジネス経営に関する意思決定を下すための情報をリアルタイムで把握できていない。 |
商品のパフォーマンスデータの 360 度リアルタイムビューを備えた事前設定済みダッシュボードにより、フィールド営業担当者の意思決定能力が強化されます。 |
従来の ERP システムとスプレッドシートにデータがしまい込まれているため、Alpine のビジネスに関するインサイトをすぐに入手できない。 |
Salesforce エコシステムとのシームレスなインテグレーションによって効率的にポイント & クリックでリリースできます。 |
CRM Analytics ダッシュボードによってデータはアクション可能なインサイトに細分化され、ユーザーがビジネス経営の成功に向けて進めるようにします。
CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods を実際に使ってみる
このバッジでは、受講者が Agentforce Consumer Goods の管理者で、CRM Analytics が有効な Developer Edition 組織を使用する適切な権限を有しているものと想定しています。ただし、Agentforce Consumer Goods の管理者でなくても問題ありません。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを学習しましょう。Trailhead Playground ではこの手順を実行しないでください。Trailhead Playground では CRM Analytics を使用できません。
手順を試してみたい場合は、CRM Analytics for Consumer Goods とサンプルデータが搭載された特別な Developer Edition 組織が必要です。次の手順に従って、今すぐ無料の Developer Edition を取得してください。
-
Agentforce Consumer Goods を搭載し、CRM Analytics が有効になっている無料の Developer Edition 組織にサインアップします。
- フォームに入力します。[Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。[Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@test.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
- フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
- アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [アカウントを確認] をクリックします。
- パスワードと確認用の質問を設定して、登録を完了します。
CRM Analytics が有効化になっている Agentforce Consumer Goods 搭載の Developer Edition 組織にログインできました。このモジュールを進めながら、ダッシュボードをいろいろ試すことができます。同じデータが表示されるとは限りませんが、表示されるダッシュボードは同じです。
権限とアクセス権
Alpine Group のシステム管理者 Fatima Daniels はまず、次のライセンスを設定する必要があります。
- CG Analytics Apps
- Lightning Retail Execution Plus
- CRM Analytics Plus
CRM Analytics 機能に必要な権限セットを確認し、自分に「CRM Analytics Plus 管理者」権限セットと「CG 分析システム管理者」権限セットを割り当てます。次に、Fatima は Gustavo とチームに「CRM Analytics Plus ユーザー」権限セットと「CG 分析ユーザー」権限セットを割り当てます。
この権限セットに何が含まれ、Fatima や Gustavo は何ができるようになるかを確認しましょう。
- 「CRM Analytics Plus 管理者」と「CG 分析システム管理者」により、Agentforce Consumer Goods で CRM Analytics プラットフォームと Einstein Discovery を管理するために必要な権限すべてが有効になります。これには、CRM Analytics テンプレートアプリケーションと Agentforce Consumer Goods アプリケーションの作成権限と管理権限が含まれます。
- 「CRM Analytics Plus ユーザー」と「CG 分析ユーザー」により、CRM Analytics プラットフォーム、Einstein Discovery、CRM Analytics テンプレートアプリケーション、Agentforce Consumer Goods アプリケーションを使用するために必要な権限すべてが有効になります。
特別な組織では、すでにこれらの権限セットが有効になっています。Fatima がこの権限をどう割り当てるか確認しましょう。
CRM Analytics for Consumer Goods 管理者権限を割り当てる
-
[Setup (設定)] から、[クイック検索] ボックスに「
Users(ユーザー)」と入力し、[Users (ユーザー)] を選択します。
- System Administrator (システム管理者) プロファイルを持つユーザーの名前をクリックします。Fatima は自分の名前をクリックします。
-
[権限セットの割り当て] をクリックし、[割り当ての編集] をクリックします。
- 次の権限セットを選択します。
- CG 分析システム管理者
- CRM Analytics Plus 管理者
-
[追加] をクリックし、さらに [保存] をクリックします。
![Consumer Goods 管理者で有効になっている必要がある権限セットのリストを示す [設定] の [権限セット] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/tableau-crm-administration-for-consumer-goods-cloud/get-started-tableau-crm-consumer-goods-cloud/images/ja-JP/43e2eb122afaf9eeed11159fc602b03c_kix.ak2uybycnxi4.jpg)
CRM Analytics for Consumer Goods ユーザー権限を割り当てる
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
Users(ユーザー) と入力し、[ユーザー] を選択します。
- Consumer Goods Analytics へのアクセス権が必要なユーザーの名前をクリックします。Fatima は Gustavo をクリックします。
-
[権限セットの割り当て] をクリックし、[割り当ての編集] をクリックします。
- 次の権限セットを選択します。
- CG 分析ユーザー
- CRM Analytics Plus ユーザー
-
[追加] をクリックし、さらに [保存] をクリックします。
![Consumer Goods ユーザーで有効になっている必要がある権限セットのリストを示す [設定] の [権限セット] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/tableau-crm-administration-for-consumer-goods-cloud/get-started-tableau-crm-consumer-goods-cloud/images/ja-JP/3c093ba5ce59e35e6d96bcd97be32507_kix.nlwxcdevvxy6.jpg)
必要な権限セットを Gustavo に割り当てたところで、今度は、同じ手順を繰り返して Chantelle にも同じ権限を割り当てます。自分にも必要な管理者権限を割り当て、設定の残りを進めます。
Fatima は、アプリケーションで使用するすべての項目に CRM Analytics ユーザーがアクセスできるように、注文などのオブジェクトの項目レベルセキュリティを設定する必要もあります。リテールエグゼキューションおよびセールスデータを使用するには、注文オブジェクトにレコードが 1 つ以上含まれる必要があります。
- [設定] で、[オブジェクトマネージャー] を検索して選択します。
- [クイック検索] ボックスに、「
Order(注文)」と入力して注文オブジェクトの項目レベルセキュリティを編集します。
-
[注文] を選択して、[項目とリレーション] を選択します。
- 編集する項目を選択し、[項目レベルセキュリティの設定] を選択します。Fatima は [取引先名] 項目を選択します。
- Analytics Cloud インテグレーションユーザープロファイルの場合は、[参照可能] を選択し、[Save (保存)] をクリックします。
- 使用するすべての項目に対して、ステップ 4 と 5 を繰り返します。
- 完了したら、ブラウザーのキャッシュをクリアします。再度ログインが必要になる場合があります。
Fatima は CRM Analytics for Consumer Goods アプリケーションの権限とアクセス権を設定しました。次は、組織の CRM Analytics を有効にします。
-
をクリックし、[Setup (設定)] を選択します。
- [クイック検索] ボックスに
Getting Started(始めましょう)と入力し、Analytics の [Getting Started (始めましょう)] を選択します。
-
[CRM Analytics を有効化] をクリックします。
CRM Analytics が特別な組織で有効になりました。
![CRM Analytics が組織で有効になっていることを示す [設定] の [始めましょう] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/tableau-crm-administration-for-consumer-goods-cloud/get-started-tableau-crm-consumer-goods-cloud/images/ja-JP/2f4153cf422fe9446e2e74934886b5a8_kix.ux4b749pugcy.jpg)
データ要件を確認する
Fatima は、CRM Analytics にデータ要件が少ししかないことを知って喜んでいます。その具体的な内容は次のとおりです。
- 組織でレコードタイプが使用されている限り、アプリケーションを作成できる。
- 次のオブジェクトにレコードが 1 つ以上ある。
- Account
- RetailStore
- Visit
- RetailVisitKpi (このオブジェクトのレコードは手動で生成できません。あらかじめ用意されています。)
- Product2
- Orders (このオブジェクトは、CRM Analytics でリテールエグゼキューションおよびセールスデータを使用する場合にのみ必要)
アプリケーションの作成時に組織のデータが最小要件を満たしていない場合、修正方法を説明するメッセージが表示されます。
Alpine Group は数年間 Agentforce Consumer Goods を使用して業務活動を行っているため、上記オブジェクトに十分なレコードがあります。Fatima が CRM Analytics for Agentforce Consumer Goods アプリケーションを設定する準備はできています。では、先に進みましょう。
リソース
- Trailhead: CRM Analytics の管理の基本
- Trailhead: Agentforce Consumer Goods Data Model (Agentforce Consumer Goods データモデル)
- Trailhead: Agentforce Consumer Goods のリテールエグゼキューション
- Salesforce ヘルプ: CRM Analytics プラットフォームの設定
- Salesforce ヘルプ: CRM Analytics Platform ライセンスと権限セットの詳細
- Salesforce ヘルプ: 手元で操作できるリテールエグゼキューション
- Salesforce ヘルプ: リテールエグゼキューションの設定とメンテナンス
