Data Cloud と Net Zero の新機能
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Data Cloud のレコードをリアルタイムにパーソナライズする方法を説明する。
- Einstein 1 全体で AI インサイトを改善する方法を説明する。
- 電気自動車の排出量計算の改善について説明する。
- 企業が簡単に収集できる新しい環境データの種類を理解する。
- 気候変動戦略に沿った企業の購入判断を改善する方法を説明する。
データスペース
Data Cloud
1 つの Data Cloud インスタンスでデータスペースを使用して、複数のブランド、部門、地域のデータ、メタデータ、プロセスのすべてを整理できます。
データ変更トリガーアクション
Data Cloud
Data Cloud オブジェクトに対するデータアクションを作成できます。レコードイベントの監視、挿入、更新、削除に加え、データが変更されたらすぐに通知を受け取ってリアルタイムでレコードをパーソナライズできます。
Einstein Studio: Amazon SageMaker の BYOM
Data Cloud
Amazon SageMaker の独自の AI モデルを使用して Einstein 1 Platform 全体で AI インサイトを強化できます。Data Cloud と Amazon 間のシームレスなデータアクセスで時間を節約し、ROI を高めることができます。
データパイプラインのストリーミングおよびバッチ変換
Data Cloud
Data Cloud に統合されたバッチおよびストリーミングデータを視覚化、クリーンアップ、最適化できます。人工知能 (AI)、ビジネスインテリジェンス (BI)、リアルタイムの意思決定を強化して、より迅速にデータ主導のインサイトを得ることができます。
データパイプラインのストリーミングおよびバッチ変換の詳細はこちら。
高速セグメント公開
Data Cloud
メッセージングおよびジャーニー全体でよりタイムリーで関連性のある応答を実現するために、Data Cloud から Marketing Cloud Engagement へのセグメントの更新と有効化の頻度を増やせるようになりました。
拡張エンタープライズの排出量割り当て
Net Zero Cloud
スコープと温室効果ガス (CHG) カテゴリ別に割り当て割合を設定することで、子会社、ビジネスユニット、フランチャイジーからそれぞれの割合の排出量を正確に統合できます。親会社の年間排出インベントリには、子会社から排出量分担割合が反映されます。
データアップロードテンプレート
Net Zero Cloud
.csv ファイルを介して一括データアップロードを容易に実行できます。必須項目、項目記述子、データ型など主要な情報を含む事前設定済みのレポートテンプレートをダウンロードできます。独自のサステナビリティデータをテンプレート形式にマッピングし、.csv ファイルを Net Zero Cloud にアップロードしてより迅速にエラーのないデータインポートを実行できます。
電気自動車充電の排出量アカウンティング
Net Zero Cloud
法人車両の電気自動車 (EV) を充電するとき、更新された排出係数を使用し、移動距離に基づいて自動的に排出量を計算できます。
拡張エンタープライズのソーシャルおよびガバナンスデータのサポート
Net Zero Cloud
企業は環境データに加え、主要なソーシャルおよびガバナンスデータを子会社、ビジネス、フランチャイジーから収集し、各ビジネスエンティティの環境、ソーシャル、ガバナンス (ESG) データを統合できるようになりました。
拡張エンタープライズのソーシャルおよびガバナンスデータのサポートの詳細はこちら。
Net Zero Marketplace: プロジェクトバンドル
Net Zero Cloud
プロジェクトバンドルで、カーボンクレジットプロジェクトの効果がシンプルになり、情報に基づく購入判断ができます。購入者は炭素削減計画に沿った気候変動戦略に基づいて選定されたプロジェクトのリストから選択できます。