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アクションプランテンプレートと訪問を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 特定の種別の検査訪問に必要なすべてのタスクを含むアクションプランテンプレートを設定する。
  • 検査種別を作成する。
  • 訪問レコードを作成してアクションプランと関連付けます。

検査訪問のためのアクションプランテンプレートを作成する

Amelia ののような検査担当者は、順守チェックリストを確認するだけではありません。署名を収集したり、その場で証明書を発行したりといった追加の業務も行います。アクションプランテンプレートは、調査タスクとその他のタスクを組み合わせて、検査訪問のための反復可能なプロセスを定義します。 

アクションプランテンプレートを作成する

Tishon がどのようにアクションプランのテンプレートを設定するかを見ていきましょう。まず、テンプレートを作成します。

  1. アプリケーションランチャーで、[Action Plan Templates (アクションプランテンプレート)] を見つけて選択します。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Name (名前)] に Salon Establishment License Action Plan Templates (サロン施設ライセンス)テンプレート と入力します。
  4. [Action Plan Type (アクションプラン種別)] では、[Assessment Execution (調査の実行)] を選択します。
  5. [Target Object (対象オブジェクト)] では [Visit (訪問)] を選択します。
  6. [Save (保存)] をクリックします。

タスクをアクションプランテンプレートに追加する

次に、Tishon は調査タスクと署名タスクを追加して、新しく作成したアクションプランテンプレートを完成させます。

  1. 新しく作成したアクションプランテンプレートの [Items (項目)] タブで、[Add Assessment Task Definition (調査タスク定義を追加)] をクリックします。
  2. [Assessment Task Definition (調査タスクの定義)] で [Salon Health and Safety Standards (サロンの衛生と安全基準)] を選択します。
  3. [Display Order (表示順序)] に 1 と入力します。
  4. [Is Required (必須)] を選択します。
  5. [Save (保存)] をクリックします。
    [Assessment Task Definition (調査タスク定義)] ダイアログを追加する
  6. [Signature Tasks (署名タスク)] で [New Signature Task (新規署名タスク)] をクリックします。
  7. [Name (名前)] に Signature of licensed inspector (ライセンスを持つ検査担当者の署名) と入力します。
  8. [Display Order (表示順序)] に 2 と入力します。
  9. [Required (必須)] を選択します。
  10. [Save (保存)] をクリックします。
  11. [Publish Template (テンプレートの公開)] をクリックします。特定の訪問に対するアクションプランを作成する際にテンプレートを使用するには、テンプレートを公開する必要があります。

Tishon は、公共セクターソリューションで、検査訪問時に完了すべきタスクを含むアクションプランテンプレートを正常に設定できました。 

検査種別を作成する

最後にもう 1 つ、Tishon がやらなければならないことがあります。公共部門の組織がライセンスや許可を発行する際に必要とする、さまざまな種類の検査 (消防検査、書類確認、施設検査など) を表す検査種別の定義です。

彼女が検査種別を作成する手順を見ていきましょう。 

  1. アプリケーションランチャーで、[Inspection Types (検査種別)] を見つけて選択します。
  2. [New (新規)] をクリックします。
  3. [Name (名前)] に Premises Inspection - spot check (施設検査 - 抜き打ち検査) と入力します。
  4. [Save (保存)] をクリックします。

アクションプランのテンプレートと検査種別が揃いましたので、最初の検査訪問レコードを作成する準備は整いました。では続けましょう。

検査訪問を作成する

Salima Sheikh は、Cosville 市役所のコンプライアンスおよび執行担当者です。彼女の主な仕事の 1 つは、検査訪問先を作成して Amelia のような検査担当者に割り当てることです。 

このセクションでは、Salima が Susan のライセンス申請書から訪問レコードを作成し、その訪問をアクションプランのテンプレートと関連付ける方法を説明します。 

Salima は訪問レコードを次の手順で作成します。

  1. アプリケーションランチャーで、[Public Sector: License and Permit Management (公共セクター: ライセンスと権限の管理)] を見つけて選択します。
  2. アプリケーションのナビゲーションメニューで [Business License Applications (ビジネスライセンス申請)] をクリックします。
  3. アプリケーション ID の BLA-00000001 を選択します。
  4. [Visits (訪問)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。新しい訪問レコードページが開きます。
    [Business License Applications (ビジネスライセンス申請)] ページの [Visits (訪問)] 関連リスト。
  5. [Place (場所)] で、ドロップダウンリストから [Locations (場所)] を選択し、Susan Salon and Spa を検索して選択します。
  6. [Visit Priority (訪問優先度)] で [High (高)] を選択します。
  7. [Account (取引先)] で [Sunshine Salon] を選択します。
  8. [Visit Type (訪問種別)]で、ドロップダウンリストから [Inspection Types (検査種別)] を選択し、[Premises Inspection - spot check (施設検査 - 抜き打ち検査)] を選択します。
  9. [Planned Start Time (予定開始時刻)] で今日の日付を選択し、現在より後の時刻を選択します。
  10. [Visitor (訪問者)] で、ドロップダウンリストから [People (人)] を選択し、自分の名前を選択します。本番組織では Amelia Zhu のような検査担当者に訪問を割り当てますが、今は作成した検査プロセスをテストするために訪問を自分自身に割り当てています。
  11. [Save (保存)] をクリックします。
    Sunshine Salon ビジネスライセンス申請用の新規訪問要請ページ。

アクションプランテンプレートを訪問に関連付ける

次に Salima は、この訪問をアクションプランに関連付けます。 

  1. Susan Salon and Spa の訪問レコードページに移動し、[Action Plans (アクションプラン)] 関連リストで [New Plan (新規プラン)] をクリックします。
  2. [Name (名前)] に Business Premises Spot Check (ビジネス施設抜き打ち検査) と入力します。
  3. 開始日 (Start Date) を本日または訪問日に設定します。
  4. [Action Plan Template (アクションプランテンプレート)] で、先ほど作成した [Salon Establishment License Template (サロン施設ライセンステンプレート)] を選択します。
  5. [Next (次へ)][Save (保存)] の順にクリックします。訪問レコードにテンプレートが表示されない場合は、ページを更新してください。
メモ

[Action Plans (アクションプラン)] リストコンポーネントは、すでに Developer Edition 組織の訪問レコードページに追加されています。コンポーネントが表示されない場合は、[Visit (訪問)] ページで以下の手順を実行してください。

  1. [Setup (設定)]| [Edit Page (編集ページ)] に移動します。
  2. [Standard (標準)] コンポーネントで、[Action Plan List (アクションプランリスト)] を選択します。
  3. コンポーネントを訪問レコードページにドラッグして配置します。
  4. [Save (保存)] をクリックします。

Salima は検査訪問計画を作成し、アクションプランと関連付けました。

アクションプランテンプレートがリンクされた訪問レコードページ。

まとめ

検査プロセスが整ったところで、これまでの成果を復習しましょう。設定は 4 つの主なステップに分けられます。 

検査プロセスのステップ。

ステップ

ステップの説明

1

検査チェックリストの個々の項目を作成します。調査インジケーター定義と呼ばれるこれらの項目は、検査担当者がコンプライアンスレビューの際に行うチェックを表しています。 

2

関連するすべての調査インジケーター定義を調査タスク定義としてグループ化します。各調査タスク定義は、検査担当者が記入する必要のあるコンプライアンスチェックリストです。

3

検査訪問に必要なすべてのタスクをアクションプランテンプレートとしてまとめます。この場合は、調査タスク定義と署名タスクを含むアクションプランテンプレートを作成します。

4

アクションプランを介してアクションプランテンプレートを検査訪問に関連付けます。 

これで完了です。検査プロセスは完成しました。いよいよ検査担当者として、これまでに構築したものをすべてテストするときが来ました。これからが本番です。

リソース

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