製品の 1%
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 製品を寄付する前に決めておくべきことを理解する。
- 寄付する製品の種類を選ぶ。
- 開始するためのステップを特定する。
製品を寄付する前に決めておくこと
企業が製品を寄付する方法はたくさんあります。Pledge 1% では、企業にとって最適な製品寄付モデルを決定するためのいくつかの重要な質問と検討事項が提示されます。また、質の高い寄付プログラムを作成するために必要なベストプラクティスやケーススタディを参照したり、パートナーとつながったりすることもできます。
製品寄付プログラムを開発する場合には、最初に考慮すべき 3 つの主要なポイントがあります。
- 製品を無償で寄付するのか、大幅な割引を提供するのか、あるいはその両方を提供するのか?
- 何を提供できるのか?
- いくつの非営利団体に製品を提供するのか?
適切な製品の寄付方法を見つける
ソフトウェアライセンスやサブスクリプションを提供するなど、製品を無償で寄付することもできますし、非営利団体が製品を購入する際に割引を提供することもできます。最適なモデルを決めるには、実際の負担額を参考にするとよいでしょう。無償で寄付したいと思うかもしれませんが、ソリューションへの共同投資にしたほうが、非営利団体が製品の導入に積極的になるという傾向がみられます。
規模については、少数の団体に多額の寄付をするか、少額の寄付や割引で多くの団体を支援するかを選ぶことができます。どちらにするかは、寄付する製品、会社の規模、想定しているインパクトに応じて異なるものと思われます。最初は 1 ～ 3 団体に寄付して、製品が使用目的に適していることを確認してから、他の団体への拡大を検討するのがよいでしょう。
寄付プログラムで製品の寄付や割引の実施を検討するときは、その恩恵を受ける可能性がある団体や活動の種類をよく考えることが重要です。
開始する
Pledge 1% には、企業が製品寄付を準備するのに役立つガイドが用意されています。今すぐ Pledge 1% に参加して詳細を確認し、プログラム開発をサポートするガイダンスを参照してください。まず、次のことから始めると良いでしょう。
- 明確なミッションとビジョンを作成する。
- 主要なステークホルダーの賛同を得る。
- プログラムの作成と維持管理のための予算と提供する製品を決める。
- プログラムの管理と実施を担当する個人またはチームを指名する。
- 資格要件など、寄付のガイドラインを確立する。
まとめ
製品の 1% を寄付する場合は、製品を無償で寄付するか、大幅な割引を提供するか、あるいは両者を組み合わせることができます。製品を使用できる対象を考え、企業全体の文化や目標に最適な要素を盛り込んだ、バランスの取れた社会貢献プログラムを開発することが大切です。