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変化をもたらすプラットフォームとしての企業に対する理解を深める

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Salesforce における社会貢献への取り組みと、重点分野について説明する。
  • インクルーシブな慈善事業戦略を策定する。
  • 社会を変えるプラットフォームとしてビジネスを活用するように他者を鼓舞する。

変化をもたらすプラットフォームとしての企業

Salesforce では、私たちの DNA に社会貢献が組み込まれています。Salesforce は 1999 年の創業時に、就業時間の 1%、株式の 1%、製品の 1% を地域社会に還元することを約束した「Pledge 1% (1% の支援約束)」モデルを提唱しました。このモデルのおかげで、Salesforce は業績を伸ばすと共に、そのインパクトも飛躍的に拡大させてきました。

企業が変化をもたらすプラットフォームとして事業を運営し、インクルーシブな慈善事業を実践すれば、株主、従業員、顧客から、地域社会や地球まで、すべてのステークホルダーに資する世界の創出に貢献することができます。

パートナーの声に耳を傾け、パートナーから学ぶ

Salesforce では、非営利団体のパートナーの声に耳を傾け、最新のニーズや、私たちがインパクトをもたらすことができる独自の方法を把握しています。

インクルーシブな慈善事業とは、地域社会と連携して、問題に最も近い人々を解決策へと導くことです。

重点分野を決める

世界には差し迫った問題が山ほどあるため、慈善活動の焦点をどこに絞るかは難しい問題です。社会貢献への取り組みをどこに集中させるかを検討する際には、以下の点を考慮してください。

  • 自分の会社の価値
  • 従業員が熱心に取り組んでいる活動
  • 地域社会が最も必要としていること
  • 自分の会社が最大のインパクトを与えるための位置付け

Salesforce のコアバリューは、信頼お客様の成功イノベーション平等持続可能性です。このバリューは、学校、教育者、青少年の支援や、健全な地球への投資など、Salesforce が慈善活動で重点的に取り組んでいる領域をはじめ、私たちのあらゆる活動の指針になっています。

学校、教育者、青少年の支援

明るい未来の礎は、質の高い教育を受けられるようにすることです。Salesforce は 2013 年から、公立学校の支援と、学生や青年のキャリア機会の創出に力を注いできました。

また、テクノロジーと慈善活動を通して教育をサポートしています。助成金プログラム、Trailhead、コミュニティリソースを駆使してあらゆる規模の教育機関の発展を後押しし、学習や就労に対する障壁を取り除いています。

長年にわたる教育へのコミットメントと、AI を身近なものにするための継続的な取り組みで、学生や教育者、地域社会の道を切り開いています。

健全な地球への投資

健全な地球はすべての人々に恩恵をもたらします。私たちは、持続可能な未来を目指す地域社会主導のソリューションに投資し、新たなモデル、プロジェクト、イノベーターの支援に 10 年間で 1 億ドルを拠出しています。

サステナビリティについての私たちのビジョンは、「自然を豊かにする」「ネットゼロ」の世界であり、慈善活動への投資も次の中核となる優先事項に沿って進められます。

  • 自然の保護と再生
  • エコプレナーの活動の活性化
  • 気候災害への備えと対応
  • エネルギー転換の加速

Salesforce のあらゆる投資の中心に人々と地域社会が存在します。

従業員のボランティア活動と貢献

慈善事業の中核となる重点分野は社会貢献活動の体制を形作りますが、一方では、従業員が情熱を持って取り組める他の活動にも貢献できるようにすることが重要です。

Salesforce では、Employee Volunteering and Giving (従業員のボランティア活動と貢献) プログラムを通して、従業員が個人として、そして会社の一員としてインパクトを高め、自らの時間、才能、リソースを駆使して変化をもたらすことができるようにしています。

Salesforce の T シャツを着て、写真に向かってポーズをとっている子どもたち。

リスクとイノベーションに資金を出す

Salesforce では、慈善事業をリスク許容度の高い資本と考えています。他のビジネスとは異なり、慈善事業では資金が柔軟に提供されるため、インパクトリーダーはリスクを取って新しい解決策を試すことで能力を高めることができます。

Salesforce は、使途を制限しない資金を提供することで、問題に最も近い人々に力を与えることを目指しています。使途が制限された資金は特定の目的にしか使用できませんが、制限のない資金は、組織がそのミッションの達成に適切と判断した用途に柔軟に活用できます。

ビジネスのすべての要素を活用する

明るい未来を築くためには、全員の協力が欠かせないと私たちは考えています。慈善事業は、インパクトをもたらす手段の 1 つにすぎません。私たちは、相乗的に作用するさまざまな危機に、ビジネス全体のエキスパートを集めたタスクフォースが連携して対処する必要があります。

変化をもたらすプラットフォームとしての企業の実践例

方法

Salesforce の例

パートナーの声に耳を傾け、パートナーから学ぶ

学生や教育者が直面している最大の課題の 1 つがメンタルヘルスの問題であることをパートナーから聞いた Salesforce は、学生と教育者のウェルビーイングへの取り組みとして、2022 年に 2,500 万ドルを教育事業に寄付しました。

重点分野を決める

Salesforce のイクオリティ (平等) とサステナビリティというバリューに忠実であるために、私たちの慈善活動では、学校、教育者、青少年の支援と、健全な地球への投資に重点的に取り組んでいます。

従業員のボランティア活動と貢献を推進する

Salesforce の従業員には、毎年 7 日間のボランティア休暇 (VTO) が与えられ、従業員による対象非営利団体への寄付金額と同額を会社からも寄付しています。

リスクとイノベーションに資金を出す

Salesforce はエコプレナーへの支援を通して、気候変動に対する画期的なソリューションの実現と、スタートアップ事業の成長と拡大の後押しを目的に、使途に制限のない資金を提供して、能力開発をサポートしています。

ビジネスのすべての要素を活用する

Salesforce では、あらゆるビジネスユニットと個人がインパクトをもたらすことができます。Office of Ethical and Humane Use (倫理的・人間中心的利用推進オフィス) は、Salesforce 製品における AI の責任ある開発の指針を示しています。また、サステナビリティチームは、AI モデルのエネルギー消費を評価、特定、比較するための AI エネルギースコアの作成に協力しています。

まとめ

企業は、地域社会主導の解決策と協力的な社会貢献アプローチを重視することで、より大きなインパクトをもたらすことができます。次の単元では、企業が手始めに Pledge 1% ムーブメントに参加する方法を学習します。

リソース

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