関係者と連携する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Automotive Cloud で販売業者とパートナーが関係者管理を使用する方法を説明する。
- 実用的なリレーションセンターグラフを使用してリレーションを視覚化する利点について概要を説明する。
ポータルに足を踏み入れる
これまで、Neo Motors が自動車 OEM (Original Equipment Manufacturer) として関係者モデリングを実施する方法を見てきましたが、 パートナーと販売業者が顧客とほかの関係者間のリレーションに関するインサイトを取得したい場合はどうでしょうか? Automotive Experience Cloud を使用して、販売業者と顧客向けのオンラインポータルを設定できます。

ポータルを使用して、販売業者は顧客のプロファイルの確認などを行うことができ、顧客は自動車カタログの閲覧やサービス予定の予約を行えます。
Dream Dealers は自動車テンプレートを活用した販売業者ポータルを使用して、カスタマー取引先の追跡と販売代理店スタッフへの関連付け、ビジネスリレーションの整理、メッセージのパーソナライズ、請求の管理を行えます。Neo Motors は、Experience Cloud 上に同様のポータルを作成し、顧客に販売代理店、サービスプロバイダー、パートナーとのリレーションについてフルビューを提供することができます。
リレーションを視覚化する
Automotive Cloud には、異なるエンティティ間のリレーションをユーザーが視覚化するのに役立つリレーションカード、Actionable Relationship Center (ARC) グラフなどの強力なコンポーネントが用意されています。取引先、取引先責任者、車両の各ページ上のリレーションカードでは、最大 3 レベル離れた関連オブジェクトのコンテンツを抽出し、そのオブジェクトの特定の項目を表示します。
納入商品、車両、法人車両、取引先、および取引先責任者の各ページ上の ARC グラフでは、統合された対話型ビューで親、子、およびピアレコードが表示されます。ARC グラフは、Neo Motors が取引先、取引先責任者、関連車両、納入商品、その他関係者間の複雑に入り組んだリレーションを視覚化するのに適したツールです。ARC グラフを使用すると、次の作業も実行できます。
- 複数レベルのノードをトラバースして関連レコードを表示する。
- グラフ内から各レコードのクイックアクションを実行する (アクションプラン、ケース、レコードアラートの作成など)。
- さまざまなレコードのさまざまなアンカーノードと関連ピアノード、子ノードを使用して ARC グラフを作成する。
- 1 対 1、1 対多、多対多のリレーションを共有するレコード間のリレーションを作成する。
- 各レコードの表示項目を選択する。
以下は、Neo Motors が頻繁に使用しているいくつかの ARC グラフです。
レコードページ |
第 1 レベルのリレーション |
第 2 レベルのリレーション |
|---|---|---|
車両 |
車両に関連付けられたすべての納入商品取引先関係者と納入商品取引先責任者関係者 |
なし |
取引先 |
大規模な販売代理店組織の親取引先と子取引先の階層 |
なし |
取引先責任者 |
すべての取引先責任者と取引先責任者に関連付けられた取引先 |
取引先責任者がメンバーである関係者リレーショングループ |
法人車両 |
法人車両に関連付けられたすべての法人車両関係者 |
各法人車両関係者に関連付けられた取引先責任者間リレーション |
次の画面例は、法人車両レコードページの ARC グラフを示しています。

ARC グラフは、Experience Cloud ユーザーにも使用でき、販売業者とパートナーにシームレスなエクスペリエンスを提供します。
長期にわたる関係
Automotive Cloud では柔軟性が非常に高いデータモデルと広範なプロセスが提供され、効果的な関係者モデリングとリレーション管理を行えます。Neo Motors と Dream Dealers のような会社は、自社と顧客とのギャップを埋め、長期的な関係を構築しています。Automotive Cloud を使用すれば、将来にわたって信頼とロイヤルティを基盤としたつながりを深めていくことができます。