Analytics、Data Cloud、Einstein、Net Zero の新機能
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ウィジェット開発作業をスピードアップする方法を定義する。
- Snowflake を使用して統合顧客プロファイルを強化し、新しいインサイトを得る方法を説明する。
- すべての Salesforce アプリケーションに Einstein Copilot を組み込む利点を説明する。
- 生成 AI がより効率的な CSRD、GRI、CDP レポートの作成にどのように役立つかを説明する。
- お客様が排出係数をより的確に把握できるようにする方法を説明する。
Data Cloud のレポートとダッシュボードの強化
Analytics
カスタムレポートタイプ、より多くのコアセマンティック、計算済みインサイト、日時数式を作成します。
Data Cloud のレポートとダッシュボードの強化の詳細はこちら。
Analytics コレクションコンポーネント
Analytics
関連する Analytics アセットを適切に整理して使用しやすくするために選定します。必要なインサイトにワークフロー内でアクセスできるように、特定のコレクションを Lightning ページに直接組み込みます。
ダッシュボードのカスタマイズの強化
Analytics
ウィジェットのカスタム色を簡単に作成して記憶します。数回のクリックだけでダッシュボード内のすべてのウィジェットにレイアウトや色を適用することで、開発時間を何時間も節約します。
Revenue Intelligence の機能強化
Analytics
新しく合理化された設定によって更に迅速な稼働開始が可能になり、KPI コンポーネントのライブラリによって Forecast Insights を更にカスタマイズできるようになりました。コンバージョン率をより的確に理解するには、新しい成立率ファネルビューを使用します。
データグラフ
Data Cloud
複数のデータモデルオブジェクトと計算済みインサイトを組み合わせて統合ビューを作成します。新しいプロファイル API によってクエリのパフォーマンスが向上し、Customer 360 全体でほぼリアルタイムのユースケースに対応できます。
Snowflake を使用した Bring Your Own Lake
Data Cloud
Data Cloud と Snowflake の間でゼロ ELT でデータを共有します。データ統合によって、データを双方向に共有し、Salesforce 内で Snowflake データセットにアクセスすることで、統合顧客プロファイルを強化し、新しいインサイトを得ることができます。
Google BigQuery を使用した Bring Your Own Lake
Data Cloud
Data Cloud と Google BigQuery の間でゼロ ELT でデータを共有します。シームレスなデータアクセスによって、BigQuery データセットを使用して統合顧客プロファイルを強化できるため、新しいインサイトを得て、Google アナリティクスや AI モデルに使用できます。
Salesforce CRM コネクタのストリーミングデータ取り込み
Data Cloud
Salesforce CRM コネクタのストリーミングデータ取り込みを使用して、Salesforce 標準オブジェクトおよびカスタムオブジェクトへの変化をほぼリアルタイムで取り込みます。既存の一括取り込みで Salesforce オブジェクトに対する更新がより頻繁にチェックされるようになりました。
Einstein Copilot
Einstein
Einstein Copilot (会話型 AI アシスタント) をすべての Salesforce アプリケーションに組み込んで、チームの生産性を高めます。標準アクションによってステップやタスクを自動化したり、フロー、Apex、MuleSoft API をコールするカスタムアクションを作成したりします。
プロンプトビルダー
Einstein
コードを使用せずに、プロンプトテンプレートを作成、テスト、調整します。動的な CRM データ (差し込み項目やフローなど) でプロンプトのグラウンディングを行います。プロンプトに対応するワークフローを、Einstein 1 プラットフォームで、フロー、Lightning Web コンポーネント、Apex を通じて呼び出します。
生成 AI を使用した ESG (環境、ソーシャル、ガバナンス) 開示作成
Net Zero Cloud
Einstein を使用して、より効率的に企業サステナビリティ報告指令 (CSRD)、Global Reporting Initiative (GRI)、カーボンディスクロージャープロジェクト (CDP) のレポートを作成します。Einstein は Net Zero Cloud にアップロードされた内部情報を使用して、これらの報告基準に必要な特定の質問を作成し、答えることができます。
Microsoft Word 用の開示とコンプライアンスのハブプラグイン
Net Zero Cloud
サステナビリティマネージャーは Net Zero Cloud で Microsoft Word Office 365 を使用して、より柔軟に複数の作成形式に対応できるようになりました。マルチユーザーコラボレーション、容易なナビゲーション、リッチテキストのサポートによって、エクスペリエンスが更に明確で簡単になります。
Microsoft Word 用の開示とコンプライアンスのハブプラグインの詳細はこちら。
限界削減費用の視覚化
Net Zero Cloud
限界削減費用の視覚化を使用すると、お客様はさまざまなプログラムに必要な投資に対するインサイトを得て、炭素を相殺するためのコストに基づいて将来の排出量を予測できます。
サステナビリティプログラムの視覚化
Net Zero Cloud
複数の環境、ソーシャル、企業ガバナンス (ESG) イニシアチブの組み合わせによる効果を視覚化し、さまざまな ESG プロジェクトとそのプロジェクト内の特定の評価指標に対する理解を深めます。
排出係数管理の向上
Net Zero Cloud
Net Zero Marketplace からの排出係数を自動的に Net Zero Cloud に連携させることで、データを 1 か所で簡単に管理および適用し、透明性と可視性を高めることができます。