はじめての Slack Sales Elevate
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Slack Sales Elevate を使用する利点を説明する。
- Slack Sales Elevate を設定するために必要なチーム内の役割を特定する。
Sales Cloud + Slack = Slack Sales Elevate
組織の Sales Cloud を管理している方は、チームがリアルタイムのデジタル販売、インテリジェンス、自動化からメリットを得ていることをご存知だと思います。これに Slack を組み合わせると、チーム、パートナー、顧客の連携が向上し、より迅速かつ効率的に仕事を進めることができます。
また、Slack Sales Elevate を使用すれば、営業担当ごとにパーソナライズされた Sales ホームに Sales Cloud のデータを同期し、営業チームが必要とするすべての情報を 1 つの統合プラットフォームに取り込むことができます。つまり、コンテキストの切り替えが不要になり、データの不一致もなくなります。
Salesforce と Slack を連携させることで、Slack Sales Elevate を使用する営業組織の成功と生産性がどのように促進されるかをご覧ください。
Slack Sales Elevate は Sales Cloud のリアルタイム CRM データを、Slack (会話が行われる場所) に取り込むことができます。また、営業の生産性を高めるために、データを取り込む作業を簡素化して自動化しています。Slack Sales Elevate を使用すれば、チームセリングを一元管理し、全員の可視性を向上させることができます。
以下は、チームで使用するために設定できる Slack Sales Elevate の機能です。
- KPI
- Slack コネクト
- リアルタイムアラート
- パイプラインとデータ管理
- カスタマイズされたインサイトダッシュボード
- モバイルアクセス
チーム
システム管理者として、あなたには Slack Sales Elevate の設定という重要な仕事がありますが、1 人で作業することにはならないでしょう。Slack Sales Elevate の設定には、組織の構造に応じて 1 人以上が関わります。Slack Sales Elevate を設定するときに協力する可能性のある人々を見てみましょう。
役割 |
責任 |
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担当役員 |
営業チームの責任者です。プロジェクトが会社の全体的な営業戦略と合致することを確認します。プロジェクト全体を通してリソースや障害について支援します。 |
Salesforce システム管理者 |
Sales Cloud の設定を管理する人が Slack Sales Elevate の設定とメンテナンスを担当すべきです。Slack 管理者は、Salesforce システム管理者に [営業管理者] メンバー種別を割り当てて、Elevate を設定するための適切な権限 (ただし、Slack のオーナーまたは管理者権限はない) を付与する必要があります。 |
Slack 管理者 |
組織の Slack の全体的な計画と管理に Slack Sales Elevate がどのように適合するかを示します。 |
営業業務 (Ops) 関係者 |
営業チームが使用する社内プロセスについて助言し、Slack Sales Elevate を実装できる領域を特定します。 |
セールスイネーブルメント |
通常、営業チームのトレーニングとコミュニケーションを管理し、全員が変更を認識し、成功するために必要なスキルがあることを確認します。 |
その他の関係者 |
組織のプロセスとポリシーに応じて、セキュリティ、法務、またはデータガバナンス組織の関係者が関わる場合があります。 |
チームについて理解したところで、次は Slack Sales Elevate を使用できるように Slack の準備を整える方法を見てみましょう。