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Slack Sales Elevate の準備

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 設定に必要な Slack 管理者のメンバー種別について説明する。
  • ワークフロービルダーが Slack Sales Elevate にどのような影響を与えるかを説明する。
  • Slack Sales Elevate で通知がどのように使用されるかを説明する。

Slack の管理者のメンバー種別

Slack のすべてのユーザーには、Slack インスタンス内での権限、責任、アクティビティのレベルを決定するメンバー種別があります。管理者のメンバー種別の階層を理解することで、営業チームの Slack Sales Elevate を設定する責任を適切に委任することができます。

Slack Sales Elevate を設定するには、Salesforce と Slack の管理者権限が必要です。Slack の管理者のメンバー種別を詳しく見ていきましょう。

Slack インスタンス内で使用可能な管理レベルは、Slack プラン (無料、プロ、ビジネスプラス、Enterprise Grid) によって異なります。特定の管理レベルは、特定のプランでのみ使用できます。

最上位の OrG レベルから下に向かって進んでいく Slack 内のメンバー種別階層。

OrG オーナーと管理者

このメンバー種別は、Enterprise Grid プランのみに存在します。Slack Enterprise Grid は、会社全体で相互接続された複数の Slack ワークスペースをサポートします。Enterprise Grid プランを利用している場合、OrG プライマリオーナーか、メンバー種別を付与する権限を持つメンバーが [営業管理者] システムメンバー種別を付与できます。

ワークスペースのオーナーと管理者

このメンバー種別は、すべての Slack プラン (プロ、ビジネスプラス+、Enterprise Grid) に存在します。プロプランとビジネスプラスプランは 1 つのワークスペースをサポートするため、Slack インスタンスではこれが最上位の管理者となります。ワークスペースのプライマリオーナーか、メンバー種別を付与する権限を持つメンバーが、[営業管理者] システムメンバー種別を付与できます。

メンバー

メンバーとは、Slack ワークスペースに参加している人を指します。管理者か、メンバー種別を割り当てる権限を持つメンバーが、ユーザーに 1 つ以上のシステムメンバー種別を割り当てることができます。[営業管理者] システムメンバー種別を持つメンバーには、Slack Sales Elevate の設定と管理を行う権限があります。

システムのメンバー種別: 営業管理者

システムのメンバー種別を使用すれば、より柔軟な方法でメンバーに権限を付与できます。メンバー種別を割り当てる権限を持つ Slack 管理者は、ユーザーに 1 つ以上のシステムメンバー種別を割り当てて、組織の管理を手伝ってもらうことができます。

Slack Sales Elevate では、Enterprise Grid とビジネスプラス Slack プランに「営業管理者」という新しいシステムメンバー種別が導入されました。Slack Sales Elevate を設定して管理するには、Slack の [営業管理者] システムメンバー種別が割り当てられている必要があります。

営業管理者権限があるかどうかは、Slack アプリケーションを更新し、サイドバーに [Sales] タブが表示されればわかります。

Slack の [営業管理者] メンバー種別を取得する

[営業管理者] メンバー種別を取得すると、Slack UIに [Sales] タブが表示される。

[営業管理者] メンバー種別が付与されると、管理機能を含む [Sales] タブが Slack インスタンスに表示されます。

メモ

Slack の [営業管理者] メンバー種別を割り当てる方法についての詳細は、ヘルプ記事「メンバーにシステムのメンバー種別を割り当てる」を参照してください。

Slack ワークフロービルダー

Slack Sales Elevate では、ワークフロービルダーを使用して Salesforce データに基づくリアルタイム通知が実行されます。Slack Sales Elevate のユーザーは、標準ワークフローを使用して通知をカスタマイズします。そのため、Slack Sales Elevate を設定する前に、Slack のすべてのユーザーに対してワークフロービルダーを有効にする必要があります。

ワークフロービルダーを使用すると、定型的なプロセスを Slack で使用できるワークフローに自動化できます。ワークフローは、必要に応じてシンプルにも複雑にもでき、仕事を進めるために使用する他のアプリケーションやサービスに接続することもできます。

Slack Sales Elevate のワークフロー

ワークフローには、トリガー (ワークフローの開始条件) とステップ (ワークフローで実行するアクション) という 2 つの主要コンポーネントがあります。

  • トリガー: ワークフローの特定のステップの実行を開始するイベントまたは条件。Sales Elevate のトリガーの例: Salesforce で商談金額が変更される。
  • ステップ: トリガーによって決定されたプロセスを自動化するワークフロー内の個々のアクションまたはタスク。Sales Elevate のステップの例: 販売チャネルに通知が送信される。

次の例は、トリガーは「Start with a Salesforce event (Salesforce イベントで開始)」、ステップは「Send a message to #bdr-amer-west (#bdr-amer-west にメッセージを送信する)」となっています。

ワークフローのトリガーとステップを Slack 内で設定する。

ワークフロービルダーを有効にする

Slack ワークスペースのオーナーと管理者、OrG オーナーと管理者は、ワークフローの権限を付与することができます。標準ワークフローの作成は、必ず Slack オーガナイゼーションのゲスト以外のメンバー全員に有効にしてください。プレミアムワークフローは必要ありません。

ワークフローの作成を全員に有効にする。

Slack 通知

通知は Slack での生産性にとって不可欠なものです。適切な情報を適切な人に適切なタイミングで知らせるように設計されています。

Slack Sales Elevate では通知を使用して、可視性の促進、案件を進展させるために営業の連携とコラボレーションの向上、またチームが日次、月次、四半期ごとに営業の優先事項を把握できるようにすることで、営業チーム全体を強化します。

営業チーム向けの通知

Slack Sales Elevate を使用すると、ユーザーは各自重要なデータを選択し、そのデータポイント固有の通知を作成して編集し、通知アラートに基づいて Slack メッセージを送信できます。これによって、営業に関する通知がこれまで以上にアクション可能なものになります。後で、各営業ユーザーと関連する通知の種別を確認します。

管理者は、Slack Sales Elevate の通知設定を確認して、Slack で通知を送信できる場所を選択する必要があります。また、稼働開始日に [Sales Home (Sales ホーム)] タブに通知が表示されてユーザーがすぐに仕事に取り掛かれるように、ユーザーに関連する通知をいくつか設定しておくことをお勧めします。

Slack Sales Elevate が稼働すると、営業ユーザーは各自の通知を設定したり、自分が作成した通知を編集したりミュートしたりできます。

Slack コネクトについて

Slack コネクトチャンネルでは、ユーザーは共有スペースでさまざまなオーガナイゼーションの関係者とコミュニケーションを取ります。Slack Sales Elevate の通知設定を調整するときに、Slack コネクトチャンネルの通知を有効または無効にし、営業情報を参照する必要がある人とだけ共有されるようにすることができます。

Slack コネクトについてと、Slack Sales Elevate 通知を有効にするべきかどうかについて関係者と話し合うことを検討してください。次は、Slack Sales Elevate を使用するために Salesforce インスタンスを準備する方法を学習します。

リソース

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