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エンドユーザーのイネーブルメント

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Slack Sales Elevate を主に使用するユーザータイプを 3 つ挙げる。
  • 稼働開始前と稼働開始後の推奨されるイネーブルメント活動を挙げる。
  • Slack でのユーザーのイネーブルメントのためのベストプラクティスに従う。

稼働開始の準備をする

営業チームが待ちに待った瞬間がやってきました。どのような新しいツールやプロセスでも同じように、ロールアウトをスムーズに実施し、関係者の調整を図り、導入と生産性を最大化するために極めて重要なのは変更管理です。まず、Slack Sales Elevate のトレーニングとイネーブルメントが必要な人を確認しましょう。

3 つの主なユーザータイプ

Slack Sales Elevate の稼働開始の準備をしながら、Slack Sales Elevate を使用するユーザーについて考慮します。優れたロールアウト計画には、ユーザーを理解することと、ユーザーが成功するために必要な情報を提供することが含まれます。チームがする必要がないように計画をまとめます。

以下は、Slack Sales Elevate を主に使用する 3 つのユーザー種別です。各ユーザーが何に関心があり、どのような通知がユーザーを適切にサポートするのかを確認します。この情報を使用して各ユーザータイプの変更を管理します。

営業担当

営業マネージャー

営業リーダー

管理タスクにあまりに多くの時間を費やしている。使用するデスクトップアプリケーションとモバイルアプリケーションが多すぎる。

関心事項: 平均商談規模、コンバージョン率、目標までの進行状況

通知の例:

  • 新規商談
  • 売上予測のリマインダー

売上予測に使用する一貫性のないデータに苦労している。チームの活動をうまく把握できない。

関心事項: コンバージョン率、営業チームのパフォーマンス

通知の例:

  • 完了予定日の変更
  • 商談金額の変更

収益を生み出すすべてのチームと関連チームを監督する。収益の最大化を目指す。

関心事項: 収益増加、平均商談規模

通知の例:

  • 商談成立/不成立
  • フェーズの変更

生産性を即座に向上させる

営業ユーザー向けに Slack Sales Elevate の稼働を開始した瞬間から、イネーブルメントを行わなくてもユーザーの生産性は即座に向上します。次の機能を使用すれば、チームがその価値をすぐに実感し、営業担当が Slack の [Sales] タブを使用するようになることは間違いありません。

初日に生産性を向上させる機能:

  • デスクトップとモバイルから商談のシームレスな編集
  • 一目で確認できる主要業績評価指標 (KPI) の分析

イネーブルメント活動

大きな変更では常に言えることですが、重要なのはチームの全員がスムーズに移行できるようにすることです。イネーブルメント活動について説明します。

Slack Sales Elevate の稼働開始前と稼働開始後に、組織内でコミュニケーションセッションやトレーニングセッションを設けることを強くお勧めします。こうした活動は、適切な期待感を生み、チームの全体的なイネーブルメントを強化します。

次の例を出発点として使用できますが、チームの特定のニーズや要件に応じて自由にカスタマイズや調整をしてください。

イネーブルメント活動

推奨される提供方法

目的

営業担当

営業マネージャー

営業リーダー

設定についてのお知らせ

非同期

技術的な実装のキックオフを確立する。

関係者と設定を確認する。

エンドユーザーテストのサポートを依頼する。

例をダウンロード

稼働開始のお知らせ

非同期

新しいツール (とプロセス) とその可用性についてユーザーに知らせる。

次のステップ (今後のトレーニングセッションなど) の期待事項を設定する。

例をダウンロード

リーダーシップトレーニング

ライブまたは非同期

リーダーに関連する重要な通知を設定するステップを共有する。

例をダウンロード

メモ

表にあるユーザートレーニングの例 (リンク) は、通常、Slack カスタマーサクセスチームによるライブトレーニングとして提供されます。スライドデッキは、チームと希望する提供方法に合わせて調整する必要があります。

その他のアイデア

営業チームが Slack Sales Elevate を最大限に活用できるようにする、その他の方法をいくつか紹介します。この活動で組織の効果的な変更管理戦略をサポートすることもできます。

  • パイロット (ベータテスト)
    • 選択したユーザーグループに早期アクセスを提供してフィードバックを収集し、正式な稼働開始前に問題を特定します。
  • 営業ユーザーによる推進
    • 同僚間で変更を積極的に支持して促進するような、貢献度が高く、影響力のある営業ユーザーのグループを確保します。
  • 自動化されたトレーニングヒント
    • 事前に Slack メッセージを作成し、数日または数週間おきに送信をスケジュールして、営業チーム向けの一連の教育的ヒントを一定期間共有します。
  • サポートモデルの作成
    • 新しい営業担当が採用されたり、現在のユーザーが技術的な問題に直面したりするなど、チームには継続的なサポートが必要となります。稼働開始前に、このような要求や質問にどのように対処するかを検討してください。

ベストプラクティス

関係者と協力してイネーブルメント戦略と変更管理戦略を計画するときに、こうした取り組みを容易にし、営業ユーザーにとってより効果的なものにするためのベストプラクティスがあります。

Slack プロジェクトチャンネルを作成する

プロジェクトチームのメンバーが、プロジェクト関連の更新、ファイル、ディスカッションをリアルタイムでコラボレーション、コミュニケーション、共有するための一元的な場所を提供します。営業の関係者や実装パートナー (Slack 管理者やセキュリティチームのメンバーなど) を含めます。

イネーブルメント資料のチャンネルキャンバスを作成する

キャンバスは、Slack チャンネル内で簡単にアクセスできる信頼性の高いスペースです。ユーザーはテキスト、画像、ファイルなど、さまざまな種類のコンテンツを参照できます。これは、ユーザーが Slack Sales Elevate について学ぶためのトレーニング資料、ベストプラクティス、その他の詳細を投稿するのに最適な場所です。

質問やフィードバックの窓口を提供する

変更を行うときに重要なのはフィードバックです。フィードバックの収集方法は、ライブまたは非同期にすることができます (Slack チャンネル、ライブオフィスアワー、フィードバックアンケートなど) です。フィードバックの送信先をチームに知らせるために、この情報を頻繁に共有してください。

Slack Sales Elevate の稼働開始の準備完了

Slack と Salesforce のシステム管理者は、Slack ワークスペースまたは Enterprise Grid オーガナイゼーションの Slack Sales Elevate を設定して管理する方法を学習しました。Slack Sales Elevate を効果的に設定して稼働を開始するためのステップを完了し、エンドユーザーのイネーブルメントのベストプラクティスや例も確認しました。

リソース

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